久々に身を寄せ合って、キスして、温もりを感じて、あー幸せだと思ったら寝落ちてた。お前と居ると積もっていた疲れがスッと溶けて、無意識に目蓋が重くなる。朝起きた時の、先に寝ちまったって言う罪悪感もありながら、意識を手放した後でもずっと抱き締めてくれてたお前の優しさに頬が緩む。
カーテンを開ける。外が白い。なあなあ雪だぞ!って無理矢理起こして、昨日はごめん、って言っちゃおうか。序でに行ってらっしゃいって見送って貰おうかって考えたけど、結局そんな事出来なくて。顔にかかるボサボサな寝癖を除けて頬にチューをした。
うし、行って来ます。