仲間一覧
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485.《FREEDOM-千夜一夜-》
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10 :イエロー
02/10(土) 12:00
樗蒲-参-
ギルトVSセイリウスもクライマックスが迫っていた
セイリウス
「ざけんなッ!!その前に終わらせてやるよ
ザ・アース(青い地球)」
ザッ!!
宙に跳んだセイリウスは
全身を覇気で覆わせてギルトに突っ込んだ
シャオイェン
「王…!」
ギルト
「命の交換(ライフエクスチェンジ)」
摩訶不思議な現象が一瞬にして起こる
それはギルトの生命力とセイリウスの生命力が逆転したのであった
シャオイェン
「先程まではギルトの能力は奴(セイリウス)に通じなかったのに、この一瞬で奴の生命力までも干渉出来る様になったのか…流石は王だ」
セイリウス
「な、んだと」
セイリウスの体の覇気は解けて質力も半減していた
しかし勢いを止めらずギルトに突っ込む
ギルト
「クヒヒヒ★
ザ・アースだっけ?喰らえ」
バゴォーン…
セイリウスの生命力を得たギルトは迎え撃つかのこどし強烈な一打をセイリウスに与えた
セイリウス
「ぐ、は…ま、まだだ…」
顔が半分エグれても尚立ち上がるセイリウス
ギルト
「流石最古の超越者だね」
セイリウスは立ったまま気絶して2人の勝敗は決まった
そして時間は流れて夜更けへ
セイリウス
「クソ…俺は負けたのかよ…」
ギルト
「起きたかセイ」
セイリウス
「セイ?何で俺の名前を」
ギルト
「一族の人に聞いたよ」
セイリウス
「フン…結果はどうであれ俺の負けだ。煮るなり焼くなり好きにしな」
ギルト
「クヒヒヒ★さっそくだが旅立とう…いいね?ニカ、シャオ」
シャオイェン
「こんな野蛮な男必要か?まァ王が言うなら別に反対はしないが」
ニカ
「私は賑やかになるなら賛成するよ」
:
:
こうしてギルトとセイリウスは死線を越えて仲間になった
セイリウスは一族の下を離れる事は後悔していなかった
そして4人の冒険が始まったのであった
ギルト
「しかし良く食べるねセイは」
セイリウス
「うるせェな…体格維持には食わなきゃいけねェんだよてめェもどうだギルト?」
シャオイェン
「貴様…王に向かって何て口の利き方を」
セイリウス
「何が王だよ!てめェこそ何神官気取ってんだよ馬鹿じゃねェの」
シャオイェン
「呪い殺してやるぞ、掛かって来い」
セイリウス
「俺の生命力で跳ね返してやるぜ!セィハハハ」
ギルト
「止めなよ2人共」
シャオイェン&セイリウス
「解ったよ」
セイリウス
「んで次なる目的はあるのかギルト」
ギルト
「そうだね…この狭間も飽きたしそろそろ世界へ行こうと思う★」
セイリウス
「また漠然としてんな、世界か。ギルトが行くなら俺も着いていくぜ」
ニカ
「しかし世界へ行く方法は?」
ギルト
「行き方を知ってる者達がいるってね、シャオ」
シャオイェン
「ええ…私の故郷"呪術の村"もその彼ら"組織"が作ったとも言われてる」
セイリウス
「組織だァ?」
シャオイェン
「タンパク質の塊に話しても無意味」
セイリウス
「んだとコラ」
ニカ
「まァまァ…是非会ってみましょうよ」
ギルト
「クヒヒヒ★面白い奴らだったら仲間に入れてもいいな」
:
:
ギルト達は果てしなく続く虚無の大地を歩き続けた
そしてシャオイェンの案内の下、約半年間掛けて【世界への行き方】を知る謎の組織の居場所へ辿り着く
ギルト
「轟々しい城だな」
目の前には白い城があった
ギィィィン…
着いた瞬間招かれたかの様に門が開いた
ニカ
「ここが世界へ行く方法を知る場所か」
シャオイェン
「基本彼らは人と接するのを好まない」
セイリウス
「なら実力行使で聞き出すまでだ」
城の中へ入るギルト達4人
:
:
大広間に入る最中、大きなテーブルの奥に1人の男が席に座っておりギルト達を見つめていた
襟元にⅠの称号がある白髪の男
「待っていたぞ"忌み子"よ」
ギルト
「忌み子…?それって僕の事?」
ニカ
「望まれず生まれた者への蔑称だね」
ギルト
「挑発したって無駄だよ何とも思ってないし」
襟元にⅠの称号がある白髪の男
「ロパートの子供よ」
ギルト
「僕の母親を知ってるのか」
襟元にⅠの称号がある白髪の男
「奴に与えた悪魔の実"シンシンの実"はお前が継承したのだな」
ギルト
「何故知ってる?」
大剣を背負う黒ずくめの男
「ドゥハハハ!兄ちゃんら詮索は無駄やで。この男は"何でも"知ってるからのォ」
大広間の隅からそう呟いた大剣を背負う黒ずくめの男
ギルト
「僕の質問に応えろ…!」
ギルトはここに来て初めて険しい表情をした
襟元にⅠの称号がある白髪の男
「お前がここに来る事も知っていた。世界を憎むか?忌み子よ」
(Android/Chrome, ID:AEhAH3840)
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