仲間一覧
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485.《FREEDOM-千夜一夜-》
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9 :イエロー
02/05(月) 20:21
樗蒲-似-
ギルトとシャオイェン…そして人間に還して貰ったニカの3人の冒険は始まった
シャオイェン
「ニカは賢いな。もう言語まで把握したのか?」
ニカ
「そんな事はないですよ。肉の塊だった頃もギルトの能力で意識はあったのである程度の認識能力はありましたので」
パタン
ニカはそう言うと手に持っていた本を閉じた
ギルト
「そろそろ着くよ、クヒヒヒ★」
シャオイェンと出会って数ヶ月、各地でブルーと呼ばれる一族の住処を聞き周り遂にブルーと呼ばれる種族の住処に辿り着いた
シャオイェン
「彼らは一定の場所に留まる事はない。転々と住処を移動していて探すのに苦労したよ。所で王よ?彼らと接近してどうするつもりだ」
ギルト
「そうだね…まずは戦う」
シャオイェン
「無茶な…噂でしか聞いた事はないが彼らはこのセカイの狭間でも獰猛で野蛮な一族で聞く、王にもしもの事があれば…」
ギルト
「獰猛で野蛮ね。良いね僕と気が合うじゃん」
ギルトは住処に赴き、ブルーの一族と接触を図った
大体の住人達はギルト達の来訪に意図も介さなかった所へ1人の若者が近づいて来た
青白い肌のドレッドヘアーの男
「ここで何をしてんだ?道に迷うにしては来る場所を間違えたな…」
ギルト
「へェ…やっぱり体も青いんだねだからブルーなのか」
青白い肌のドレッドヘアーの男
「てめェッッ!」
後の天賦海賊団副船長の1人になる男ブルー・セイリウス
セイリウス
「長老には無闇に余所者とは関わるなと言われてるんだ…殺されねェ内にさっさと去れ」
セイリウス当時18歳
ギルト
「クヒヒヒ★感じて来るよ凄い生命力だね、僕と命のやり取りをしようよ?きっと楽しいよ」
セイリウス
「マジで冗談が通じねェ野郎だ、命のやり取りだ?ふざけろよ」
ギルト
「大真面目さ」
ギッ
そう言うとギルトは右拳を構えてセイリウスに放つ
セイリウス
「仕方ねェな…長老にドヤされる前にてめェを消してやるよ」
シャオイェン
「王よ。私も加戦するぞ」
ギルト
「シャオは下がってて、大丈夫だから」
バキィ
混じり合うギルトとセイリウスの拳
セイリウス
「褒めてやるよ。一撃で沈めるつもりだったが…そんな華奢な体のどっから力が湧いてくるんだ」
ギルト
「クヒヒヒ★だがこっちも能力を使わなきゃ死ぬね。
命の身体強化(ライフフィジカルアップ)」
筋肉で体を覆うギルト
バキィ…!
セイリウス
「超人系(パラミシア)か」
ギルト
「行くぞ」
バキィ!
セイリウスに強烈な一打を入れるギルト
ギルト
「同じ人間にしては皮膚が硬いな…拳が奥まで食い込まないね。それにそんなもんじゃないでしょ?クヒヒヒ★」
ニカ
「遊んでますねギルト」
セイリウス
「次で沈めてやるか」
そう言うと宙へ跳ぶセイリウス
シャオイェン
「何だあれは」
セイリウス
「ザ・アース(青い地球)」
宙に跳んだセイリウスがギルドに向かい突っ込む
バゴォォン…!
地面をえぐる大技
セイリウス
「…何?」
ギルト
「命の糧(ライフガード)」
眩い青いオーラでセイリウスの大技を凌いでいたギルト
バタンバタン…
そして背後ではブルーの一族の人々が次々と倒れていく光景が見えた
セイリウス
「…てめェ俺達一族に何をしやがった?」
ギルト
「僕の能力にはね…人の生命力を奪う特性があるんだ★それを発動させて君達ブルーの人間の生命力を奪い防御壁にさせて貰ったんだ」
セイリウス
「何て言う能力だよ!」
ギルト
「それにしても君は強いね、僕の能力でもまだ君の生命力には干渉出来なかったよ」
シャオイェン
「王よ…それは"覇気"です。強い覇気であればあるほどどんな能力も受け付けなくする事が出来るかと」
ギルト
「へェ…"最古の超越者"だね君って。でもね心配しないで、彼らは殺した訳でない、生命力を均等に抜いただけ、今は気絶してるだけさ」
セイリウス
「てめェ何が目的だ?」
ギルト
「最初は特に考えてなかったけど気が変わった…僕の仲間になれ」
セイリウス
「抜かせ…誰がてめェの」
ゾッ!!
ギルトの気迫が一瞬でセイリウスに伝わった
ギルト
「命令だ」
セイリウス
「何て気迫だよ…もし俺に勝てたら考えてやるよ」
ギルト
「やったァ」
シャオイェン
「また…子供の様にはしゃいで」
ニカ
「ギルトも私も子供ですよまだ15歳だし」
必死の攻防が続く中シャオイェンとニカは眺めるだけで精一杯だった
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セイリウス
「はァはァ俺が息切れするとか…」
ギルト
「そろそろお終いにしよう、君がとっておきを見せてくれた様に僕も本気を見せよう★」
(Android/Chrome, ID:0ewwiVPk0)
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