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┗190.戦えヒーロー、負けるな魔族【5】(21-30/619)
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21 :
イヴァン
2020/06/11(木) 14:14:36
充
あっちか…わかった、先を急ごう。
(おそらく追っ手はまだ来るはず、それならはやくここを離脱するのが懸命だ。相手が指を指した方角に視線を向け、なんとなくそちらが目的地なのだと理解すると当然のように相手を抱き上げて走りだし)
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22 :
荒城野 夏紀
2020/06/11(木) 16:17:21
ナチャーロ
ふきゅ?むぅ………、『知ってる匂い、知ってる感覚、けど知らない。あったかい………』
(自分の方が早く走れる自信があるのに、どうにも相手の腕の中から降りる気にはなれず、このぽかぽかした感覚はなんだろうと小さく呟き。相手にとっては大脱出かもしれないが自分からすればこれはちょっとした散歩と変わらない感覚で、そういえばさっき相手にされて嬉しかったからと、見えてきた世界を繋ぐ穴を無視して呑気に相手の頬に口付け)
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23 :
イヴァン
2020/06/12(金) 03:17:09
充
よし、このまま……ッ!?
(ようやく見えてきた現世への出入口らしき穴へ飛び込む為、助走としてスピードを上げ。飛ぶ、とそんなタイミングで頬に柔らかい感触を感じるとしばしフリーズ。遅れてそれが口づけだと気づくと一気に真っ赤になり。魔族のアトなら一切動じないが、悲しいことに武術に青春も何もかも差し出した人間であるためなされる事に慣れて居らず激しく動揺。見事に飛び損ねてしまい相手を抱き締めたまま宙でぐるぐる回りながら現世へ落ちていき)
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24 :
荒城野 夏紀
2020/06/12(金) 08:39:42
ナチャーロ
うわ、わぁ……!?
(この不思議で可愛い生き物をどうしようか、どうすればこの人間は喜ぶのだろうか。これから始まるであろう元味方との戦いなんて気にも止めずそんな期待に胸を膨らませていたが、突如落下が始まれば、内臓が浮くような感覚に小さな悲鳴をあげ。これくらいの高さならば地面に直撃したところで死にはしないが、慣れない落ちるという感覚のせいか、相手の腕の中で不意に意識が暗転してしまい)
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25 :
イヴァン
2020/06/12(金) 20:04:52
充
!…今の、は…自分と…ッ…
(内臓がかき混ぜられるような不快感の中どうにか意識を保っているとぐるぐると回る頭にふと、知らない記憶が甦る。知らない人間なのに腕の中に抱いている魔族と同一人物だと不思議とわかって、先ほどから呼び続けていたゆきとはこの少年のことなのだとようやく気づけた。恐ろしい記憶もありながら、自分ではない自分が過ごした日々はとても優しくて暖かくて何故か涙が頬を伝い落ち。やがて現世につくとなんとか無事に着地したが、記憶が混乱しているせいかすぐに座り込んでしまい)
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26 :
荒城野 夏紀
2020/06/12(金) 20:43:58
ナチャーロ
ふきゅぅ………、………!『泣く、なんで、なんで?』
(目を回している中ふと、懐かしく暖かい、夢のようなぼんやりとした映像が頭に浮かんだ。自分そっくりの人間と相手そっくりの魔族が出てくるその幸せな夢は妙に覚えがあり、なんとなく感覚で、あれは自分達なのだと理解し。相手が着地したことですぐにその暖かな夢から目を覚ませば、夢の内容を深く考えるより前に、涙を流す相手の頬を心配そうに舐め)
あと、あー、とー………!
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27 :
イヴァン
2020/06/13(土) 18:15:03
充
…すまない、なんでもないんだ。少し混乱しているだけだから…
(人間の脳に魔族の百数十年の記憶の全ては収まらず落ち着いた今となってはかなりぼんやりぼやけた記憶となり。よくわからないけど、忘れてはいけないことを思い出せない。そんな思いから溢れた涙は止まらなかったが相手の心配する素振りを見ると申し訳なさそうに笑みを作り強く抱き締めて)
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28 :
荒城野 夏紀
2020/06/13(土) 18:43:29
ナチャーロ
『泣くな、お前が泣くの、嫌だ。ナチャーロが守るから、離れないから………』
(相手とは逆に明らかに容量の少ない、しかも前半は始めから壊れて使い物にならないような短い記憶なのに、そもそも戦闘特化に作られた異質な能はそんな記憶すら上手く処理出来ず。ただなんとなく、相手は自分の大切な人で、泣いて欲しくないとだけは強く思い、言葉が通じないのを初めてもどかしく感じながら相手の腕の中で必死に訴え)
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29 :
イヴァン
2020/06/15(月) 08:45:30
充
ん…『ありがとう』
(今まで聞きなれなかった相手の放つ言語が懐かしく聞こえるのは気のせいか、はっきりわかった訳ではないがなんとなく意図をまた察することが出来た。たった一言ごく自然に魔族の言葉を発したことに気づかぬまま、自分でも涙を拭ってようやく泣くのをやめるとそのまま基地に向かって駆け出し)
共に戦おう、自分達の未来の為に。
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30 :
荒城野 夏紀
2020/06/15(月) 10:00:11
ナチャーロ
!?ぅ、ぁ、あと!すき、だいすき!!
(相手が突然自分にわかる言葉を発したことは驚いたが、それ以上に、そうして当たり前のように相手と言葉を交わしていた記憶がいくつも頭に浮かんだ事に目を丸くし。駆け出す相手の腕の中、魔族の自分としては生まれて初めての満面の笑顔で記憶の中いつも言っていた言葉を元気よく返し)
『守る、戦う。一緒、いたいから!』
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