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┗303.〜寂しがり屋のお狐様〜【2】(11-20/326)
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11 :
白雅
2021/10/09(土) 22:47:33
式長(壱蛇
「じゃあ、ここに入れます?
(何にもない大きな木箱があり中は空でここに入れてくだされば直接は触れてへんし運べますよと笑って)
まだまだやれますから、もっと頼ってくださいませ」
ミヤ
「アキ、終わった」
(全ての埃を払い、拭き掃除も終えては箒掃除をしていたアキの元へやってきて)
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12 :
秋
2021/10/11(月) 17:41:43
壱蛇さん……ほんまにありがとうなあ、この蔵がこんな綺麗になるなんて思わんかったわ
(任せておけと言わんばかりの態度にじーんと感動しながら木箱に物を入れていき)
アキ
うん、ありがとう、ミヤ
(すっかり綺麗になった蔵の中を見回して)
これなら、いろいろ使ったり……できそう。
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13 :
白雅
2021/10/11(月) 21:45:42
式長(壱蛇
「いえいえ、これくらいならいくらでも手伝いますから。
(ニコニコと笑顔で答えてはしかし大きな蔵だなあと改めて中を覗き込んで)
ミヤ
「中に戻すか?」
(綺麗にしたものをまた中へと戻す作業が残っているために緩く首を傾げながら問いかけて)
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14 :
秋
2021/10/15(金) 00:15:38
うーん……大部捨てるものも出てきたし結構場所空きそうやんな?でも今特に使い道も思いつかんし……とりあえずまたしまっとかなあかんもんだけ戻してしまおか
アキ
……どう、しますか?
(自分が決めてもいいが主人はどうしたいかと尋ねて)
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15 :
白雅
2021/10/15(金) 06:52:25
式長(壱蛇
「では、使わなそうなものから奥に入れていきましょうか。」
(狐の主の言葉によいしょと大きな荷物を手に取って運び入れていき)
ミヤ
(式長に倣い自分も片付けを始めては、時折ボーッとすることもあれどまた動きを再開させ)
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16 :
秋
2021/10/15(金) 22:29:50
しまうくらいやったら僕でもできるで!よいしょ……っと
(そこそこ大きな箱をぐっと持ち上げて多少プルプル震えながらおぼつかない足取りで蔵の中に運び込み)
アキ
……だいじょうぶ?つかれた?
(時折何やら手が止まっているのを見ては少し休むかと心配そうに声をかけて)
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17 :
白雅
2021/10/15(金) 22:49:35
式長(壱蛇
(狐の主の様子を少し心配そうにみながらそっと自分の分の荷物を置いてからその手から荷物を預かり)
「重ねてしまいましょうか。狐の主様は無理せず運べそうなもので構いませんよ、私の仕事がなくなってしまいますから。」
ミヤ
「こども……にげる……? ぁ、平気」
(止まっている間はまたポツリポツリと何やら呟いているようで。アキから声をかけられるとハッと虚な目をしていたがすぐに戻り平気だと話し)
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18 :
秋
2021/10/17(日) 01:25:50
あ……ごめんなぁ、つい…蛇さんからも言われたんに、どうしてもあれもこれも任せるってなると落ち着かんくて
(そのために存在しているのだから式から仕事を取ってはいけないと注意されていたのに、と申し訳なさそうに比較的小さな箱を手に取って)
アキ
……どんなきおく、だったの…?
(先程風車に触れた時と同じようなことをつぶやいているのに気づいてはあまり知ってはならないことなのかもしれないが一度口に出したら整理できて少しは楽になるかもしれないし、と遠慮がちに尋ねて)
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19 :
白雅
2021/10/17(日) 11:53:50
式長(壱蛇
「あぁ、いえ。今のは単純な心配です。ふふ、そんなに無理なさらなくても大丈夫ですよ。」
(相手の様子にそれぞれ合ったことをするべきだと話しては再び自分も荷物を運び入れて)
ミヤ
「………山にこどもが、妖に追われて…椿、の…かげ、に。隠し、て
(聞かれた途端虚な瞳になるとぽつりぽつりと記憶をなぞるように呟くも段々と苦しそうに俯いて)
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20 :
秋
2021/10/19(火) 14:48:04
無理っていうか、何もしないで見てるだけなんが落ち着かへんのやって!せっかく自分の手が空いてて元気やのに小さいものだけちまちま運ぶのもなあって…
(他人を自分から助けたい、手伝いたいと神らしからぬ考え方を口にして)
アキ
むり、しなくていい……ごめんね
(だんだんと顔色が悪くなっていくのを見てはそっと背中をさすって止めさせ、白雅の過去の記憶だと言っていたような気がするが過去に人間の子供でも助けたりしたのだろうか、と不思議に思っていて)
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