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┗354.愛は惜しみなく(11-20/1000)

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11 :久我 政光
2022/10/26(水) 08:31:08

冗談ではないし、面白い反応も必要ない。
(状況を掴めていないのだろう、ドッキリなどと言い出す彼の反応はすでに面白く、吐息に微かな笑声を混ぜながらもはっきりと否定を告げて。だがその間にも恋い焦がれていた相手が己の目の前にいて言葉を交わし、たとえ愛想笑いであっても笑みを向けてくれるこの状況に努めて平静を装いながらも徐々に気分は昂っていき、握っている彼の手をまるで形や感触を確かめるかのよう撫でながら、見つめる眼差しは自ずと熱を帯びていき)
君は今日から、俺とこの家で暮らすんだ。仕事も、家事もしなくていい。ただここに……俺のそばに居てくれればいい。そのために連れて来たんだからな。

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12 :平田 史斗
2022/10/26(水) 20:21:50


…ッ!?
(『冗談ではない』と告げられると顔が凍りつき笑みも消えて、それでもまだ戯れているだけかもしれないと諦め悪く希望を持ち相手の顔色を見ようと注視すれば普段会社で見掛ける時とは違う明らかな異様さを感じて、いよいよまずいことになっていると実感すると撫でてくる手つきも気色悪く感じて思わず手を振り解き明確に拒絶を示し必死になって枷を外せと訴え)
何を言ってるんですか!?そんなことできるワケないでしょう!俺は帰るんで、これ外して下さい!

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13 :久我 政光
2022/10/26(水) 22:16:26

……それは出来ない相談だ。しかし、そうか……すまない。説明不足だったな。
(手を振り解かれればそれ以上触れようとはせず、まだ彼のぬくもりが残っているように思える己の掌を見つめたのちに顔を上げ、謝罪を口にする面持ちは微かに眉尻の下がった申し訳なさそうな様相で。それでも距離は取らぬまま"説明"をしていくのだが、恐らく凡その者にとっては理解に苦しむであろう動機であるにも拘わらず、何も不思議ではない、むしろ当然のことと言わんばかりに平然と語っており)
俺は、君をひと目見た瞬間に恋に落ちた。……いや、愛していると言っても過言ではない。だから他の奴らの目に触れないよう、俺だけのものにする為にずっとここに居てもらおうと思ったんだ。……これで分かっただろう?

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14 :平田 史斗
2022/10/26(水) 22:44:44

もう止めて下さいっ…あなたみたいな人が俺に一目惚れなんてあり得ないでしょう。そんな嘘に騙されるわけない。こんなおふざけはもう止めましょうよ!
(謝罪の言葉に耳を傾けていたが聞けば聞く程理解から遠退いていき、好きな相手を監禁することをさも当然のように語るのも狂っているがそもそもなんの取り柄もない自分には一目惚れされる要素がないため相手の言葉が疑わしくて仕方がなく、やはりからかわれているのだと思考が一周してくれば無駄に脅かされたように感じて怒りが沸いてきて相手を睨み付けて)

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15 :久我 政光
2022/10/26(水) 23:17:07

おふざけ、か……そんな顔で睨んでも可愛いだけだぞ?
(己にしてみれば彼が彼であるというだけで惚れるには十分で、故にこそ好意を否定する言葉が心の底から不思議に思えて。睨まれても怯んだり悲しんだりするどころか初めて怒りの表情を見られたと胸裏に湧き上がるのは喜びで、何を言われても愛らしい子犬が吠えているようにしか見えず余裕の滲む微笑みを浮かべると、言葉で信じてもらえないのなら行動でと、枷によりいくらか自由を制限されている相手の肩を掴んで引き寄せたなら慣れた様子で顔を寄せ、互いの唇を重ね合わせようとして)

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16 :平田 史斗
2022/10/26(水) 23:46:07

(拒絶しているのに退くどころか寧ろ喜んでいるように見える相手を前に恐怖心は募り、肩を掴まれると身体を強ばらせ、気づけば眼前に相手の顔が迫っていて咄嗟に顔を背けながら胸元を押し返しなんとか身体を離そうと抵抗して、今までは互いの立場を考えて振る舞う余裕はまだあったがもうそれも限界で切羽詰まった様子で相手を罵って)
あんた…ッ…オカシイよっ……マジでなに考えてんだ…!?

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17 :久我 政光
2022/10/27(木) 07:58:49

なにって……好きな相手を自分のものにしたいなら、手元に置いて閉じ込めるのが一番──
(口付けが未遂に終われば残念そうな空気を漂わせながらも押されるままに一旦距離をとりつつ、おかしいと言われているのに相手の口調が崩れたことへの喜びが勝ってしまえば依然として微笑みを湛え。相手の言葉に答えるべく持論を述べるも途中で遮ったのは自身の呑気な腹の虫で、その音にひとり納得するとベッドから降りて立ち上がり、少し離れたキッチンの方へ歩き出し)
……ああ、そうか。腹が減っていては頭も回らないだろう。夕飯の後で話そうか。

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18 :平田 史斗
2022/10/27(木) 19:59:20

だからっ、俺は話すこともないし、こんな状況で飯なんて食えませんって!家に帰して下さい!
(なんとか相手が退いてくれたことに安堵すると恐怖で呼吸を荒げつつ相手に視線を戻し、相変わらずの笑みに不気味さを感じながらまだ解放される見込みはないと察し不安で、そんな中悠長に食事の話をされれば面食らいそれどころではなく今すぐに解放されたい一心で苛立ちを隠さずに相手の背中に抗議の言葉をぶつけ)

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19 :久我 政光
2022/10/27(木) 21:49:06

食えないと言っても、食わなければ腹が減るだろ?辛い思いはしてほしくないし、今日は君の好きな物を作ってある。味見もしたが、いつも以上に美味く出来てな。ぜひ食べてもらいたい。
(立ち上がったのち、背後からぶつけられる言葉は全て聞こえていたが帰してほしいという要求は無視して食事を勧め、好きな食べ物を知っているのは勿論本人に聞いたのではなく密かに彼の自宅の合鍵を作り、留守の間に侵入して取り付けておいた隠しカメラと盗聴器の成果であり。どこか楽しですらある声色で語りかけながら、時間が経って冷めてしまった料理を温め始め)

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20 :平田 史斗
2022/10/27(木) 22:08:09

俺の好きなもの?俺のことなんて何も知らないくせに……
(投げた言葉のうちの肝心な部分をスルーされるともう幾ら言っても無駄だと薄々わかってきて重い溜め息を吐き、拒否しても構わず食事を勧めてくるだけでなく自分の好物を用意していたと耳に入るとまともに会話をしたこともないのに自分の好物など知るはずもないと嘲笑し、しかし温められたことで微かに漂ってきた馴染みのある香りに胸がざわついて)

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