濁血の媾合 - ⊂*本Ⅶ*⊃

スレ一覧
┗濁血の媾合(11-20/70)

20 :トラファルガー・ロー(ONE PIECE)
2012/03/18(日)　14：55

下らねェ。

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19 :トラファルガー・ロー(ONE PIECE)
2012/03/08(木)　20：28

別れが辛いなら情を移さなけりゃァ良い。得られる興奮或いは快楽…其の類いは相手が誰であれ変わらねェ…――御前は特に能く識って居るだろう。

其れが厭なら…愛する命を自分の手で奪う覚悟を決めて、手前の凡てを掛け其奴と添い遂げろ。然うして限られた時間の中で"永遠"の事実を創れ。

>恋愛、じゃあ……温い。

……無期限の契約だ。対を成し、偶像に可能な限り近い物を作り上げる為の。互いに欲しい物を手に入れる為の。エゴに塗れた白珠の愛を繋ぐ、揺らぐ事は赦されない誓い。契約違背は…言う迄もねェか。

精々甘い言葉で飾るように―――なァ、＊＊＊。

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18 :トラファルガー・ロー(ONE PIECE)
2012/03/08(木)　20：28

嘘に気付いても騙された振りを為るのが賢い遣り方…に成るのか。

憖所謂"優しい嘘"だから猶暴き難い――…我乍御人好しでもあるまいし何を迷う必要が有るのかとは思うが、如何にも。嗚呼、面倒臭ェ事此の上無い。

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17 :サンジ(ONE PIECE)
2012/03/08(木)　20：27

花の帽子を被った女の子に、おれは届かない恋をしている。

一年に一度暫くの間だけ逢える可憐な彼女は、見目の通り清々しくて少し甘い香り。

――…偉大なる航路に入ってからは気紛れな逢瀬になっちまったが、暦の上ではもうそろそろ…か。

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16 :トラファルガー・ロー(ONE PIECE)
2012/03/04(日)　19：42

腹に飼ってる化け物は、姿形に多少差異はあれど皆同じだろうよ。特別な人間なんて居やしねェ。特別な病気に罹患した奴ならゴロゴロ居るだろうが。

まぁ、つまり―…俺も嫉妬の一つ二つは普通にする。
ただ…浮気したら相手諸共殺すぞ。―――俺は、な。

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15 :ポートガス・Ｄ・エース(ONE PIECE)
2012/03/04(日)　19：42

女は腹に純真の命を宿すが、俺の腹に居坐る獣は愛の証でもなければ、抑、命ですらない、悋気の具象。孕んだ紅蓮は躯をも焼く、兇器、狂気。

>なぁ、＿＿＿。女が欲しくなったら買いに行ってくれ。

咽を通る立て前、聞き分けの出来る好い子の振り。孕んだ何かが暴れようが、見ない振り。

>……ま、見えないように上手くやってくれれば気にしねェよ。おれはな。

嫉妬に狂った、詰まらない、人間！…――汚い部分は隠す以外術は無い。知られたら厭きられる、そして棄てられるに違いねェから。

>愛してる。

自尊心と執着心だけは一丁前、直接観られたら襤褸も即刻見付かっちまう。だから然も特別である様に飾付け、硝子匣に入ってディスプレイ。此れで誰彼近付けない。

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14 :バーナビー・ブルックスJr.(TIGER&BUNNY)
2012/03/04(日)　19：41

見付かった時に小さいと笑われるでしょうか。

……、……――いいえ、構いません。言い訳をするのは止しましょう。

貴方に思いが伝われば、僕はそれで。

今日じゃなかった。
今日は三枚、昨日は二枚。明日は何枚分近付くんだろう。

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13 :バーナビー・ブルックスJr.(TIGER&BUNNY)
2012/02/27(月)　19：19

―――告白します。僕は罪を犯しました。

まず、彼の机を無断で開けました。そして、彼が何時も使っている付箋の束を拝借して、後ろの方の一枚に落書きをしました。書いたのは言葉で――…"貴方が好きです"と。

雑な彼は、メモ帳の類いは最初から一枚一枚埋めずに、突然真ん中から書いたりしています。…でも僕は隣で見ていたので知っています。その付箋は上から一枚一枚剥がして使っていることを。理由までは知りませんけど。

>僕が犯した罪は、思いを伝えるには心許無い一言を残したことです。
穴は多くあります。例えば――彼は僕の筆跡を知っているか？他の誰かが書いたと勘違いされたら？そもそも彼は落書きに気付くのか？………ああ、不安だ。

確実な手段ではないと知りながら、それでも僕は賭けることにしました。そしてこれから来る何時かの日に、上手くいけば紙から思いが伝わるかも知れない…――もし悪戯だと思われても、僕にとっては"告白"に違いありません。

上から順に減って行く束を捨て罪を重ねたいという衝動を耐え、運命の日は明日か明後日かと待ち侘びています。

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12 :トラファルガー・ロー(ONE PIECE)
2012/02/27(月)　19：16

何時か何処かで見た景色。確かに覚えは有るのに、覚えが有る事以外思い出せない―――所謂既視感。よくある現象には違いねェ
…が。同じ役割を違う誰かと何度も演じ、一つ一つが終わる度に命を葬り次を組み立てた―…其の経験が。此の感覚は脳信号の時間差じゃァなく、消した記憶を曾て納めていた細胞が刺激され瞬くのだと、思わせる。

死んだ経路の合間を渡り生きて逝く。右を向けば左も向いて。…今此の瞬間沸き上がった感情も何時かの未来に忘却の縁へ呑み込まれるなら…――如何する、ダーリン。
>御前は何時も知らん振り、
>摩り切れた過去に余所見をするのは俺の方。
何時か忘れて仕舞うなら…好きよ、好きよ、と戯れに、愛の歌を口遊もうか。

# (笑)

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11 :モンキー・Ｄ・ルフィ(ONE PIECE)
2012/02/27(月)　19：15

――参った。仲間になれって言うのとは勝手が違う。

どう言えば伝わるのかわからねェのに、絶対伝えなきゃいけねェ気がするんだ。

でもサンジみてェにアホにはなれねェ。だかられでぃが何とかなんて言えねェよ。あ、そもそもお前男か。

…正面からぶつかったら逃げられるし、何なんだ。どうすりゃいい。

好きだ。お前が好き、大好きだ。頼むから、おれから逃げんな――…なぁんて。何回も叫んだらいつか折れてくんねェかなー。

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