スレ一覧
┗付箋と栞だらけのネタ帳(101-110/234)
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110 :
井/上/源/三/郎(薄桜鬼)
2012/08/17(金) 23:44
遅くまで灯が点いた部屋まで茶を持って行くと、郷里からの文が来たという。それにどう書こうかという悩みは、そのまま直面している悩みでもあった。
一人で何もかもを背負う必要は無いだろう?
全部とは言わない。少し、少しずつ皆で分け合って背負っていったら良い。
厭だと言う者達なんて誰も居やしない事は、あんたもよく分かっている筈だよ。
あんたも行くかい、と訊かれて、ああ行こうか、と答えて京へ上った。
私には皆と並び立てるような技量は持っちゃいない。
それでも、皆が見る夜明けのような眩しい夢を見たいと思って行こうと思った。
皆のように腕っぷしで支える事は出来なくとも、共に荷を背負って歩いていく事は出来るから。
私も皆もあんたを信じている。だから、付いていくよ。
そして共に同じ夢を目指して、見られて、それが何よりも誇らしく――良かったと言えるように。
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109 :
井吹龍之介(薄桜鬼黎明録)
2012/08/14(火) 23:58
何の覚悟も意志も無い奴。それが俺だった。
あいつらにとっちゃ、俺は半端者どころか意気地無しだとか腰抜けだとか思っているんだろう。
そんなんじゃない、と口では反論していても柄を握った手の震えは誤魔化せない。
その日の生活が精一杯で、考える事なんてなかった。京に来た事だって、特に目的があった訳じゃない。
あいつらみたいにはなれない。それは分かってるし、無理な話だ。だけどあいつらと同じ時を過ごしていく内、考えもしなかった事を思うようになった。
俺にもやりたい事があるんだろうか。
俺にしか無い何かは、何だろうか。
出来る事が、やれる事があるんだろうか。
目的も無いまま京に来て、流されていくように時代の闇に巻き込まれていく。
その中で、一段と閃く浅葱の瞬き。
思って、悩んで、どうしたら良いのかあてども無くもがくばかりの中で垣間見たもの。
夜明けのように眩しく、けれども泡沫のように儚い一筋に魅せられて、俺は「何」を掴めるのだろう。
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108 :
夷澤凍也(九龍)
2012/08/11(土) 23:47
響の奴が保冷剤が溜まり過ぎてどうしようって相談して来た。
何か、マミーズのプリンのテイクアウトで付けて来たヤツらしい。寮まで何十分も掛からねえんだから、要らねえだろ。
相手すんのも面倒臭くて、誰かにくれちまったらどうだって適当に言ったら妙に嬉しそうな顔をして礼を言われた。何でだ。
それからその晩、バディとして九龍センパイと一緒に≪遺跡≫に入る。呼び出しがあった時、別に嬉しいとか思っちゃいない。今回、消化するクエストは特殊らしいとか言ってたから何だろうと思ってたら――
九龍センパイは響に貰った保冷剤を化人にぶん投げてた。
……あの人の部屋にある冷蔵庫は、冷蔵庫じゃなくて武器庫なんじゃ……。
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107 :
坂田銀時(SS)
2012/08/10(金) 23:50
えー、一応落ち着いたんで取り敢えず書き直し。
お騒がせしましてスイマセンでしたアァアア!
何つーかね、慌ててる時にやるモンじゃないと思ったワケですよ、ハイ。思い出すだけでもイチゴ牛乳のパック握り潰したくなるわ、マジで。
一度ある事は二度あるっつう諺を考えた奴は尊敬する、俺マジそんなんだった。
下は無しょ……環境に優しいリサイクルで私信。
>伏龍の帰還。 様宛
こうして宛てんのは随分久し振りかもしんねェ。編集後で確保取らずに私信ぶっ込むのを勘弁。寧ろ銀さん御呼びじゃなくね?見られてないならそれで良くね、とか思ったりする訳で。
それはさておき、百の節目、おめでとうさん。乱入カチコミする度胸なんて無いビビリハートなモンだから、こっそり祝っときます。
アンタの拘りある姿は、結構好きってさり気無く銀さん告っちゃう恥ずかしい、うん本気で。
茶室に出入りすんのも近頃はめっきり機会が少なくなったモンだから、出会えたらは○れメ○ル並の扱いで……良いのか?まぁそんな感じで頼むわ。
#(改めて、祝辞を此処に)
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106 :
斎/藤/一(薄桜鬼)
2012/08/09(木) 23:47
暦の上では、と言いながら、まだ辛い日々が続くな。
また久方に、懐かしい客と話した。あまり泣かせるな、と言われてしまったが……寧ろ今は泣かされる方が多い、とは口が裂けても言えん。……傍らに在ると、知っていると……それだけでも、充分ではあるのだが。そしてやはりあんただったのか、と。思わぬ、それも懐かしい名が出たものだ。
それはさておき、先日、故あって八木さんの屋敷の蔵に入らせて貰った。
煙草盆に煙管、火鉢やら……残念ながら組に有用な物はそうなかったが、その中で興味深い帳面が出て来た。
何時の物なのかは分からぬが、様々な事柄を記した帳面のようだ。商売の為に買い上げを行った記録や、家人の趣味なのだろうか、生花の作法まで記してある。変わった所といえば、自家味噌の作り方に……薬法、とある。つまる所、薬の煎じ方だ。
しかしながら、当然のように石/田/散/薬はそこに記されておらぬ。流石、代々秘伝の薬という所だろうか。
後々に見る機会があるよう故、詳しく拝見したいものだ。
……文を認めた形跡を、迂闊にも残してしまった故に修正。誰も見てはおらぬとは思うが……敵前逃亡してしまいたくなる気分とはこういう事なのだろうか。
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105 :
ジルグ・ジ・レド・レ・アルヴァトロス(ブレイクブレイド)
2012/08/05(日) 23:49
気まぐれに、足を止めて振り返る。
振り返った先には、此方に向かってやかましく呼ぶ馬鹿が居た。
酷い顔だ。もう少しまともな顔が出来ないのか、と思った所で言うだけ無駄だろうと直ぐに思い直す。
とんだ大馬鹿だな、お前は。
飽きたから先に行くと、そう言ったのをもう忘れたのか。
出来なかった事をやれるかもしれない、とは言ったが、お前が言うような見当違いな望みを言った覚えは無い。
そんな下らない事よりも。――このままで良いのか?そう、ライガット、お前に問い掛ける。
聞こえているかどうかは分からない。
お前の事だから聞きやしないかもしれないし、聞こえなくても構わない。
追って、どうなるという事でもない。それまでの道も、まだ遠い筈だろう。
馬鹿みたいに愚かしく前へ突き進んで、走り抜いて。
辿り着いたその先に、俺が居るかもしれない。その位でちょうど良い。
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104 :
大/鳥/圭/介(薄桜鬼)
2012/08/02(木) 23:54
よく笑うようになった、と長く彼の部下だった者が言った。
同時に、何処か生き急いでいるように見えるとも言った。
その身に纏った刺が抜けて、背負った荷が無くなったように見えたのはいつからだっただろう。
噂で聞いていた姿とはあまりに違っていて、別人なんじゃないかと思った。
確かに戦場ではその名に相応しい戦い振りだったけれど、それ以外では想像が付かなかった。
彼は何を背負っていたのだろう。
そう思っても僕には分からないし、きっと彼も答えてくれはしないだろう。
ただよく見せるようになった、何処か柔らかくも悟ったような笑みを向けて来るような気がする。
……その表情は、一体誰の、何の為だったんだい?
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103 :
ライガット・アロー(ブレイクブレイド)
2012/07/30(月) 23:56
夢を見た。あいつの夢だ。
あいつはもう居ないから、現実である筈が無い。
何処か頭の中では分かっていても、遠過ぎる背中を見て俺は謝らずにはいられなかった。
俺が村に向かわなかったら。
考え無しに突っ走らなかったら。
お前はまだ此処に居て、生きて……死なずに済んだってのに。
「もしも」の可能性を考えて、その先に在るのはお前の事ばかり。
すまねぇ、と届く筈の無い謝罪を繰り返していると、ずっと先に歩くお前が不意に足を止めて俺の方に振り返る。
ゆっくりと振り返ったお前は何か言っていた。けれども言葉も居る距離も遠過ぎて、伝わって来ない。もしかしたら、俺の方へ向いていないかもしれない。
教えてくれよ、ジルグ。お前は何て言っているんだ?
どうしようもない俺を嘲う言葉か、果たせない約束か。
俺には届かない。もう、聞けない。まだ言葉も過ごす時間も、何もかもが足りない。
どうせ夢なら、身勝手で都合が良くても――お前の言葉が聞きたいのに。
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102 :
土/方/歳/三(薄桜鬼)
2012/07/27(金) 23:55
>*散華* 様の斎藤宛
礼を書くのが遅くなってすまねえ。簡単には文の方で済ませたが、こっちにも認めておく。
この日……というか、前日の夜になるのか。ともかく、その節は世話になった。最後辺りの纏めは、気ぃ遣わせずに先回りしてお前が休みやすく立ち回っときゃ良かったと反省しきりな訳だが、隊務にも身体にも支障ねえようなら何よりだ。
お前の事や、お前が好いている奴の事が訊けて良かった。本当はもう少し訊きたかったんだが……聞き下手なもんで、あまり上手く話を引き出せずに申し訳ねえ。次の時は、この時よりも楽しませられるように話術を磨いとく。まだまだ訊きてぇ事は尽きねぇしな。勿論、尋ねる事以外にも、互いに他愛無い言葉を交わす事も。
次は……夏か秋か、ともかく祭の時、日取りは追々決めるとして、楽しい時間を過ごさせてくれて礼を言う。
……ああ、この日にはちゃんと草刈っといたから、今日干しをしてる所だ。何とは言わねえ。
追記。百の節目、此処で書くに無精だとは承知だが祝いの言葉を送る。
これからも、お前の綴る言葉の連なりを楽しみにしている。
……新物は別に構わねぇが、出来るのはまだ先だからな?
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101 :
点蔵・クロスユナイト(境界線上のホライゾン)
2012/07/26(木) 21:17
何処とも被っていないジャンルを選択する辺り、どうしようも無くアレな感じでは御座るが。
メッセンジャー、もといパシ……リでは御座らぬよ?伝令役として、自分、アリアダスト教導院第一特務の点蔵・クロスユナイトが務めさせて頂くで御座る。
>世界で団子が一番 様
>給金を、上げてと申請、許可が出ず 様
纏めても問題無いで御座ろう、という独断と偏見で纏めるで御座る。
この姿で御二人に接触した事があるのを、覚えているで御座ろうか……。パシ、……仕事で中々予定する茶会などに行く機会が無いで御座るが、これからも宜しくお願いするで御座る。そして自分が言うのも何で御座るが末長くもげろ、とも。
>『カラァ・ズ』 様
そういえば一時期、傍らの御仁と共に、という時期も御座ったなぁ……あの時は、表記を直そうか迷ったで御座った。
今は鍵を掛けておられるで御座るが、とても表では書けぬ事が書いてあるので御座ろうか……と要らぬ邪推を働かせているのはともかくとして、変わらぬ縁を、そして其方の行く先に幸多くある事を、と。
>つら、つら、つら、とね。 様
普通に自分宛と解釈した自分は“傲慢”で御座ろうか、というか合ってたで御座るか……?じ、自信が無いで御座る……!
ファンは自分の方で御座るよー。表示枠に書けるまでにはならない程度の知り具合で時々少し悔しくなるで御座るが、軽妙な語り口を自分、すきれ……好んで御座る。
>*散華* 様
此処で書くのは非常に今更感がするで御座る故、短く失礼するで御座るよ。
ちょうど同じ位の時、節目で御座ったなぁ。多忙の様子、自分が言うのも何で御座るが御互いの大事な人の為に、そして自分自身の為に、心身共々無理はしないで欲しいで御座る。
>白昼夢。様
記帳を目にする限り、其方も随分と楽しそうで何よりで御座る。やはり、出来る事なら多くの人が幸いであるのが良いで御座るなぁ。どうかそのまま、楽しく幸いな日々が長く続くよう見守りたいで御座る。
あ、それと、自分……優しくはないで御座るよ?
纏めて名を連ねた事と、返礼誠に失礼承知で御座る。
節目の祝辞、有難いで御座る。言葉を頂いた御仁らに比べたら、まだまだ未熟な代物でしかないと思われるで御座ろうが、どうかこれからも折角の縁を続けていきたいと思っているで御座る。
一応確認したにはしたで御座るが、書き洩らしがありそうで怖いで御座る……。
……微妙に土下座役を押し付けられては御座らんだろうか、自分。土下座担当はシロジロ殿で御座ろうになぁ……。
大分埋まった頃に、こっそり短くでは御座るが編集したで御座る。気付かれなくとも構わんで御座る。
皆々方の記帳、期待のエロゲを待つように……げふんげふん、さっきのオフレコで頼むで御座る。いつも楽しみにしているで御座る。故に、其々の世界を、認める文を、関わる人々を思いながら、見続けたいと“強欲”で御座るが思っているで御座るよ。
#(改めて、感謝を此処に)
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