Yahoo!ショッピング

スレ一覧
┗付箋と栞だらけのネタ帳(141-150/234)

|||1-|||
150 :リヴァイ(進撃の巨人)
2013/03/10(日) 23:50

#「リヴァイ」
>「……何だ、エルヴィン」

不意に言われた。
普段とクソ程にも変わらねぇ面と、声で呼ばれた名に振り返る。

#「恨むか?」

何を、とも、誰を、とも訊かれない。訊かれなくとも分かってるからだ。……分かってるってのに、わざわざ聞きやがる。
どうするべきだったのか。
何が正解だったのか。
失ったものと得たもの。対価、代償……――犠牲、などとは言いたくはない。

>「分からない」

返す言葉は一言だけ。それ以上の、余計な台詞は無意味になる。
誰を、とも、何を、とも言わない。ただ一言、その意味に全てが籠もる。
告げて、背を向けそして前を見る。後ろでも傍らでもなく、立ち塞がるように在る前を。

[削除][編集][コピー]

149 :織/田/信/長(DRIFTERS)
2013/01/07(月) 22:57

ああ、こやつは馬鹿だ。
しかし、だからこそ面白い。

丁寧に丹念に、練った策も柵も関係無い。
俺の思惑でさえも簡単に踏み潰して飛び越えてゆく。
どうにもならん、飛び出した鉄砲玉のようだ。

誰かも知らんが、余裕こいた面が歪む。俺にもよぅく分かる。
こいつは何を言っている。何故、こうも通じない?
そう思っているのだろう、ああ、そうだ。こやつは「こう」なのだ。血から骨から生まれ付いて、そして育った大地から親類縁者から染み付いてどうにもならん。

余裕の面が崩れて冷や汗一つ。そうなりゃ負けよ。
だから笑えよ、ほら。俺みたいにな。

[削除][編集][コピー]

148 :リヴァイ(進撃の巨人)
2013/01/01(火) 23:44

つらつら、な人物から。バトン、感謝する。遅れてすまねぇ。
それはさておき、だ。回答は俺らしいが……。

# ※このバトンは身近な人物を紹介するものです。
……これは指定があるのか?ねぇなら、まぁ……何とは言わねぇが、ちょうど良いからあいつの事にでもするか。ちなみに人選に大した意味はねぇ。他のヤツのパターンも考えたが、当て嵌めるのが一番楽だからこいつにしておいた。

> まず始めに貴方との関係は?
上司と部下。それから、管理者と管理対象、らしい。

> 最初の出会いは?
ウォール・ローゼの壁塞ぎの時、だったか。

> その人は女性?男性?
野郎だ。そしてガキだ。

> 見た感じどんな人?
クソガキ。

> 貴方から見たその人の長所を3つ。
巨人に対する心意気、根性がある所、それからもう一つ、しっかり者。最後は否定されるが。

> では逆にその人の短所を1つ。
気にし過ぎる、あとは妙に生き急ぎ過ぎている所だな。後者は特に落ち着け、と言いたくなる。
それから、時々言っている事がよく分からねえ。その上、分からなくて良いと言われる。益々分からん。
……書いた後で、挙げるのは一つだと気付いた。

> その人を色で表すなら?
オリーブ。色々悩んだが、この色だな。理由はまぁ……機会があった時、あいつに直接言うか。

> 動物で例えると?
これは前にあいつに直接言ったから省く。直ぐに根拠を間違えずに辿り着いた所は(此処で)褒めておく。実は結構、本人気に入ったんじゃねえかと思ってる。

> イメージソングは?
割愛。主題のやつしか思い浮かばねえ。

> 好きな表情はありますか?
眦を下げて、感情が堪え切れずに溢れ出た顔。俺にだけ見せてるって事を思うと、な。

> もし!コスプレさせるなら?
特に、はねえが。明らかに着慣れてねぇ風な格好は見てみてぇ。

> その人と一番の思い出は?
省く。――これから、と言っておくか。

> 喧嘩したことは?
無い。大概、俺もあいつも譲っちまうからな。

> 仲直り出来るかなあ。
だから、その前に無いっつってるだろうが。

> 一生のお願いをするなら今しましょう。
――、……同じ墓に入れ。
壁外で、死体も回収出来ずに死んじまうのも珍しくねぇ立場だ。一番の贅沢だろう?

> 貴方しか知らない秘密はありますか?
此処で明かしたら俺しか知らねぇって事にならん事に、書いた後に気付いて修正した。既に他に知られたから、他の秘密をこれから知りに行く。

> 最後にラブコールをどうぞ。
本人に直接言いに行って来るから省く。

> お疲れ様でした。回す場合は下記にどうぞ。
感謝と謝罪の意を込めて打ち返しといきてぇが、あまりにも日が経ち過ぎてるから俺で打ち止めだ。
回答が遅れて悪い。それから、筒と……労いの言葉、礼を言う。
……記帳、俺には出来ん話題と振り方のウィットさに羨ましく、憧れに思う。これからも、まぁ……迷惑でなけりゃその綴る様を覗かせて貰いたい。

[削除][編集][コピー]

147 :ユルール(シュトヘル)
2012/12/31(月) 23:13

もう会えないかと思った。居なくなってしまったかと思った。

きみを失わせてしまったのは、おれの所為で。生きていた、と思ったら、別の人で。……後にして思えば、彼には悪い事を言ったと思うけれど。
そんな彼とは入れ替わりで、きみは戻って来た。
最初はおれすらも誰だか分からなくて、まるで獣のようだったけれど、でも。
彼が覚えたおれの名を、きみが呼んでおれを見た。そうして、目を合わせた先に。

――また、と。もう一度、と。会いたいと、願ったきみが居た。

成さねばならない事を忘れた訳じゃない。すべき事は、失われる危機にある文字を背負った時からあるけれど。
だけど……きみにまた会えた。その事が、とても嬉しかった。

果たすべき道程は遠く、とても険しくて長い。
その中でも、おれはきみと生きていきたいと……同じように思うよ。

[削除][編集][コピー]

146 :酒/井・忠/次(境界線上のホライゾン)
2012/12/30(日) 23:41

>感情の揺れ幅 様宛
うん、大分前の事だから憶えて貰っているかどうか怪しいけど、折角だからね。それに……

>「幾ら面倒臭がりの酒井様といえど、せぬままより遅れようがした方が宜しいかと。――以上」

――って、“武蔵”さんに叱られちゃってねぇ。参っちゃったよ。
ともあれ、反応を有難う。いやさぁ、実は俺も手元に昔のが無くて、記憶を掘り起こしてみたりしてるんだけど怪しいもんだ。だからボロとかも仕方無いんじゃないかな、ほら、何処かの氏もよく書き間違いしているしさ。

>「年ですか。――以上」

はは、厳しいねぇ、“武蔵”さん。まぁ、そういう事だ。
俺達や、俺達の前や先の奴等を知るのなら。この位なら、短いものだと思いたいね。綴られていくのを、聖譜記述とは違う目で見ていようか。
#(改めて、感謝を此処に)

[削除][編集][コピー]

145 :大/鳥/圭/介(薄桜鬼)
2012/12/29(土) 23:52

いつだったかな、と思う位にはそれなりに前の事だ。
不意に覗いた場所に、君を見付けた。
久し振りで、つい嬉しくなって。自分の事は放り投げて、時折見ていた。
またある時に、……うん、随分とこれも前の事になる。僕の事が書かれていて。本当は直ぐに言うべきだったのだろうけれど、ついつい機会を逃してしまって返事を此処まで遅らせてしまった。
本当に、些細過ぎる繋がりは切れやすく……いつの間にか途切れてしまった。
今、その場所に君は居ないけれど、何処かに確かに居るのだろうと思う。
今更、と思うかもしれないけれど。それ以前に、僕の事なんて忘れているだろうけど。
君の健勝を、ささやかながら願うよ。
散る華の、「君」へ宛てて。
#息災で、と。

[削除][編集][コピー]

144 :宗像礼司(K)
2012/12/26(水) 22:45

この日、と日付を跨いでいましたから次の日も、という事になりますね。御相手して頂いた伏見君に宛てます。見る事も気付く事も無いかとは思いますが、ただ私がこうして文として綴りたかっただけの事、なので然したる意味はありません。
この節は書く間を待たせてしまった手数と後の始末まで、手間を掛けてしまい申し訳ありません。そして、話の方を有難う御座います。あの後は、よく休めましたか?
何分、こうして出歩くのは随分と久方振りでして、というのは言い訳にしか過ぎませんね。久方であろうとなかろうと、言葉を交わす者へ礼を尽くすのは当然の事ですから。
……ああ、皆には職務後の振る舞いについても自覚を心掛けるよう通達をしておきましたので心配無く。
あの後、庁舎の寮まで送り届けられなかった事が心残りです。何、有能な部下に万が一の事があってはいけませんからね。……ふふ、そう言うなら、と反駁が聞こえて来そうだ。少し、意地悪が過ぎたでしょうか。君が何処まで意地を張るものか、少々見ていたかったものですから。
ではこの辺りで筆を置くとして……先に述べましたが久方の事、そこで君と話せた時間は中々有意義なものでしたよ。
#(改めて、感謝を此処に)

[削除][編集][コピー]

143 :國常路大覚(K)
2012/12/24(月) 23:58

空に浮かぶ白銀の剣。それを見たのは、忘れもしない全ての始まりの日以来だった。

その場に居ずとも分かる。あの男の腑抜けた面が、伏せた瞼の裏に鮮やかに蘇る。元の身体は傍らに在るが、今其処に居る場でも同じような面をしているのだろう。

悪態に返されるのは、毒気を抜かれる程に軽い語調。
だが、あの時のように何もかも自棄になって拒んでしまうような響きは無い。まだ「王」となる前に、交わしていたものと同じだった。

懐古と言うには時はあまりにも遠く、だが鮮やか過ぎる程に過去は記憶の中に焼き付く。それは互いの行く場所を別つ程に強く、それでも「今」を交わす縁となる。

後の事などと、何を今更な事を。相変わらず、勝手な事を言ってくれる。
何年、いや、何十年続けて来たと思っている。此方の余計な冷や水はせず、お前は自分の決めた事を成せば良い。
つい漏れ出す呆れた溜め息の中に、安堵とも喜びとも付かぬ、寂寞すら滲んだものが混ざる。露骨に表に出さぬのは、疾うに察せられているであろう性分故だが。

もう、逃げぬと決めたのだろう。ならば、止めはしない。
行って来い、ヴァイスマン。お前が望んで成すべき所へ。

別れの言葉は言わない。その必要は無い。隔てられた時は長かろうとも、思惑は伝わっている。恐らくそれで、御互い充分だろう。
代わりに、別の言葉を向ける。何と言うべきか迷った無言でもなく、逃げた事に対して咎める言葉でもない。理解し、受け入れてその上で向かい行く先へと促す。

長らく会わぬままで居た、しかし忘れる事の無かった――友へ向けて。

[削除][編集][コピー]

142 :伊佐那社/アドルフ・K・ヴァイスマン(K)
2012/12/22(土) 23:50

久し振りに、とても久し振り過ぎる程に聞いた声。
年月の分だけ声音も嵩を得たけれど、そこに在る響きは何ひとつ変わっていなかった。

随分と見なくなった内に、君は御爺ちゃんになっちゃったんだね。そう言ったら、僕の方は変わらなさ過ぎだと怒られそうだけれど。短い会話の中にも、自然と懐かしさが滲む。
長過ぎる年月を埋めるには、タンマツ越しの会話じゃ物足りない。言葉も、交わす時間も。
だけどそんな事を言ったって、遅かっただろうって事は分かっている。全部、僕が選んだ結果の所為だ。

姉さんを亡くしてから、僕は一人ぼっちなんだと思っていた。他の何もかもに意味を見出せなくて、多分また失くしてしまう前に何も求めない方がましだと思って、逃げていた。でも、そうするのは間違いだって、もうそうするのは嫌なんだって、漸く今になって気付く。
色んなものを、人を、巻き込んでしまって気付くなんて、笑われるどころか怒られても仕方無いと思う。

だから、という訳ではないけど、今度は逃げずにいよう。
始まりが僕なら、終わりもきっと僕の役割だから。

掛けられる言葉は、あの時のような責める言葉ではなくて、背中を押す言葉。呆れて匙を投げたというよりも、信じてくれた、って解釈しても良いのかな。
中尉にはまた、後始末を頼んでしまうね。……一人ぼっちにも、してしまうのかな。僕の方が逃げたのに、寂しいとか思うなんて勝手だと言われそうだ。
一人ぼっちだと思っていた長い年月。でも、そうじゃない。君も居たんだ。冗談が通じなくて、ちょっと素っ気無くて、でも本当は逃げていた僕にも変わらぬ言葉を掛けてくれる程に、何処か、あぁ、……うぅん、そうかもしれない、と一人納得を呟く。

ねえ、中尉。今更かもしれないけれど、感じたんだ。感謝と別れの言葉を口唇に乗せて、思う。
僕は君みたいな「友達」が居て、良かったんだって。

[削除][編集][コピー]

141 :斎/藤/一(薄桜鬼)
2012/12/19(水) 23:43

雪解けはまだ遠い。それでもいつか、暖かな季節が来るだろう。一寸の先も見えぬ混沌とした時代に、夜明けの光が差し込むように。
時は流れ、人々は今を忙しなく生きる。移り変わる世情に少しずつ馴染んで順応していく様は、まるで過去を振り返る暇も無いといった風にも見える。
……新/選/組について、俺が何か語る事も、残す事も無い。元よりその気は無い。
あの場所で、流れた時で、得たものはただ俺自身の魂に在れば良い。他の者に伝える柄でもない。
残すべきではない、という訳ではない。恐らくだが、他の何者かがそうするのだろう、という気がしている。語り残す者がそうするのだと決めた事ならば、止める謂われは無く寧ろその方が良い。そうするものだったものだ、と思う。
「武士」も「刀」も、これからの新しい時代には必要ではなくなるのだろう。それでも携えた志は変わらず、決して無意味などではない。今を、これからを生き行く糧となる。
それが、俺の選んだ生き方なのだから。

[削除][編集][コピー]

|||1-|||

[戻る][設定][Admin]
WHOCARES.JP