スレ一覧
┗毒入りりんご(131-140/280)
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140 :
鍵山雛(東方project)
2012/03/05(月) 23:10
巫女の柔らかな身体を抱いていると、其の香りが懐かしくて何故か泣いてしまった。彼女が私の泣く理由に更々興味なんて無い人で本当に良かった。
#そんなに厄を背負っている癖に、あんたには私の厄は届かないのね。
明け透けとそう言う彼女に私はキスをした。煩い口をただ塞ぎたかった。違うのよ。私は、あんたの厄ならいくらでも背負ってあげて良いわ。けれど、けれどね。厄を上書きする準備が出来ていないの。
巫女、あんたは似てるよ。やっぱり人間なのね。どこまでも人間で、とどのつまりあんたは幸せになんかなれないの。私が居るからね。それでも良い、傍に居て、なんて言うあんたを私はやっぱり愛してるわ。
巫女を愛してる。
厄の上書きなんかなくても、あんたが私の中で一番厄い存在よ。
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139 :
上白沢慧音(東方project)
2012/02/24(金) 01:11
彼女をすっかり忘れた気になっていた。しかし、その実私は彼女を完全に忘れたと思いながらちっとも忘れ切れていなかった。時と共に風化するものだとばかり思っていたのに、彼女の足跡や歴史を無意識に追い求めてしまう。その癖に声を上げる事は無いのだから滑稽だ。彼女の幻想にきっと笑われてしまう。
(日本語がとてもおかしかったので編集を加えた。…私はなんて駄目な妖怪なんだ。消し炭に為りたい。)
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責める側だった時には気付かなかった。責められる事がこんなに辛いなんて。
すまない、やはり私はお前に顔向けする資格等持ち合わせていないようだ。
本当に厭になる。厭に、なる。
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慕碑銘様
友人、と御呼びして良いのか分からないが私はそう思っている。勝手に。そんな友人に宛てる。
日記を閉じられたのか。個人的にだが残念に思うよ。何せストーカーし……じゃなかった、綴られる言葉一つ一つの波紋を眺める時間を愛していたから。確かバトンに答えて貰ったのが最初の交流だったか。紫色の西海の鬼の姿が印象的だった。嗚呼、船渡しの姿もな。無遠慮に投げてしまった筒に気さくに答えてくれる君は聖人か何かかと思ったよ。
君が綴る言葉たちは狂おしかった。共感、に近いんだろうか。私が君に抱いていた感情は。絶えず何かに胸を焼いているんだろうかと見ていて思った。なんとなく、だから違うかもしれないが。分かる人にだけ分かれば良い、と云う一文を見てから益々共感した。…ミーハーか私は。
何故閉じたか、なんて聞くのはただただ野暮でしか無いだろう。理由を詮索する気も無い。ただ、君の言葉の綴りが私はとても好きだったよ。魅力に溢れて、私には到底及ばない世界を見せて貰った。
其れをもう此の視界に入れる事が叶わない事は寂しいが、一時でもその言葉に触れる事が出来て良かったと思う。
また何時か君が何かの拍子にリザレクションする事が有れば自然に脚が向かうかもしれん。私は君を目敏く見付ける気がするよ、気を付けてな!ああ、これは友人の受け売りだ。上からも下からも壁からも畳からも君を見付け兼ねないぞ、ほんとに。気を付けろ。
ああ、こんなものは全て私が言いたいだけの一方的な言葉だ。乱文で本当にすまない。いつか君の目に留まれば嬉しい、それ以上は望まない。正直寂しいぞ。
僅かな縁が繋がった事、嬉しく思う。ありがとう。ありったけの感謝の歴史を此処に。
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138 :
風見幽香(東方project)
2012/02/24(金) 01:10
愛が通じているのね…、あまねく同意致します。いえ、こちらの話だけど。取り敢えずアリスはかわいい。アリスの萌えなら何樽分吐いても足りないくらいよ。
ピンヒールを履いて靴擦れをおこしたりよろめいたりするアリスいとあはれなり。豆腐メンタルですぐに御免なさい、とか言ってびくびく震えて泣いちゃうアリスはいとをかし。突然先発・中継ぎ・抑えオリーブオイルを掛けられて瞳を白黒させる様は更なり。オリーブをトッピングしたら…完成。熱い自画自賛まで想像はばっちり。
何が言いたいかと言うと素晴らしい反応をありがとう。…ふふ、花映塚にアリスが出ない理不尽を忘れられそうよ。200年分の愛を君に!さんに宛ててるような喜びの何か。まとまりなくて御免なさいね。
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137 :
秋穣子(東方project)
2012/02/24(金) 01:00
私も静葉姉さんも冬は暗くなる。俄然暗くなる。だって寒いし穣りも無いから司るものも無い。存在意義と云うかアイデンティティの危機に陥ってるからさぁ、部屋の隅で三角座りするレベルなのよ。ああ、秋恋しや、冬憎し。だからと言ってどこぞの隙間妖怪宜しく冬眠なんて出来やしないんだから。
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200年分の愛を君に!様がバトンに答えて下さってまし…た…。この寒い冬に芋を穣らせる事が出来ちゃいそうな程嬉しかったわ、本当に有り難う。そしてあんなバトンを放って御免なさい。
私ね、風祝さんのアリス愛にインスパイアされる事がしばしば有るの。四つん這いになって踏まれたい…のくだりは思わず頷いちゃった。そこに反応してしまうあたり、うん、重症です…。あ、出来ればヒールで踏んで欲しい。
此れからもこっそり毎日覗かせて頂きます。文章ややり取りやアリス愛がとても好きなの。上手く言葉に出来なくてごめんなさい、なんて語彙が少ないのかしら。それと、貴女様のところの猫アリスに萌えたぎって爆発したので良かったらオリーブまみれの猫アリス下さい。…なんてね。
私信にも為らないような乱文失礼しました。目に触れれば良いけれど、返事は無くて勿論構わない。読み返したけれど返事しづらい事この上ない文章だもん…ね……ちょっとオリーブ畑にダイブしてきます…。
私の信仰こそ、貴女に届けば良い。稲穂一束分くらい。
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136 :
鍵山雛(東方project)
2012/02/24(金) 00:57
巫女だか魔女だかに喰われたい夜が頻繁に訪れる。けれど喰われる事は無い。臓物を焼き切る程の厄を運んでくれる人間を求める事に厭きて幻想郷の隅の方で耳を塞いだまま座り込む。
スペルカードを発動する前に道中で被弾なんて冗談じゃない。やめてちょうだい。心臓に悪い。
神様も信仰が無ければ死んでしまう訳だし厄神なんて喜ばれる神でも無い、そう卑下する私を他所に景気良くボムぶっ放してさっさと消えてしまうような人間が愛しいの。
愛しい人間がやって来ない夜にこんなにも卑屈に取り乱すなんて笑える話だわ。ねぇ、そうでしょう?
#被弾せず私に会いに来てよ、喰わせてよ、喰ってよ。おい、人間。
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胸が圧迫されるような絶望感に浸った時、巫女に抱き締められる夢をみた。巫女は柔らかくてどこまでも反則的だった。巫女が好き。巫女は私に泣きたくなるくらいの安心感を与えて消えてしまった。本当に厄い。
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神が巫女に頼るなんてどうかしているわ。私の周りは厄で埋め尽くされていると云うのに!近付けもしないけれど、本当は死ぬほど近付いて来て欲しい。至近距離で強烈な針を撃ち込んで、私からスコアを奪ってよ。通りすがりの私の弾幕なんてさ、八坂の神に比べたら余裕でしょ。
なんて、嗚呼、これではまるで恋するただの人間のようだ。
#巫女が好き。
認めてしまえばなんて事はなかった。私は巫女の腕に捉えられた時から厄神である事も失念してその腕にみっともなくすがりついた。どうして巫女は厄まみれの私を離さないんだろう。
どうして私は巫女が好きなんだろう。
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135 :
鍵山雛(東方project)
2012/02/24(金) 00:55
虚無感が言の葉で埋め尽くされて行く感覚。この感じが何者にも代え難く堪らないと本当に思う。何も無い世界、いえ寧ろ餓え切った世界に注がれる透明な言葉が文字通りに私を埋めた。
濁りきった赤を透き通らせるような言葉に出会えるなんて思いもしなかった。目で追い、耳で追い、私も言葉を吐く。それが上手く循環し巡る度に私は満たされる。素敵で、心囚われる瞬間。ああ厄い。こんなにも言葉の節々に宿るものに歓喜するなんて本当に厄い。
今夜も巫女か魔女が私のテリトリーに迷い込めば良い。何かの異変が上手く作用してくれたら言葉遊びに興じられるもの。
弾幕勝負?あぁ、彼女達の視界に曇りが無ければ私は倒されてしまうけれど、彼女達を喰らう事も出来るのね。其れって素敵。素敵だわ。喰うか退治されるか、なんて魅惑的な状況に身を置く訳ね。ゾクゾクしちゃう。ああ、厄い。
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134 :
ミスティア・ローレライ(東方project)
2012/02/14(火) 17:26
#『ある月、十四日』
私は相変わらずへなちょこで弱っちくて、あの人間の妖力にこれっぽっちも及ばない。チョコも渡せなかったし。気晴らしに屋台で付けてるノートに落書きした。
>チョコ、渡したかったな。わたしのばかすけ。
>モコウさんラブ。ラブラブあいしてる
そんな事を熟綴っているとなんだか猛烈に眠くなったので店を早めに閉まって家に帰る事にした。しかし私はこの時気付いていなかったのだ。ノート…ノートが、置き去りという…事実に!
しかし猛烈に眠かった私は帰るなり大の字になって泥のように眠った。眠って眠って、朝日が昇るころになって目を覚ました。罷り間違ってもこれでも一応妖怪だから、なんだー、朝か、くらいにしか思わなかったけれど、ふと何か大事な事を忘れてる気がして鳥頭を捻った。うーん…なんだっけ…?
の、の、………
#ノ ー ト !!!
そこからは死にそうになりながら身支度を済ませて文字通り屋台に飛んでいった。ノートは屋台の隅の方にあった。誰の目にも触れていないのか確認する。あああ、一大事。月の姫やハクタクに見られたら私は殺されてしまうかも。神様仏様厄神様秋姉妹、お願いします助けて。無事で何事もなく過ごせますように。
そんな意味不明な御祈りをしながら頁を捲ると、昨夜の落書きの下に見慣れない綴りがあった。とても達筆で、文字がいちいち繋がっていて読めなかった。いわゆる古代文字である。ノートと睨めっこしながら文字を解読する。えーと、なになに。
>チ、ョ、コ、レ、イ、ト。う、ま…か、ったよ。ありがと、う。
>モ、コ、ウ。
私は絶句して腰を抜かした。同時に酷い動悸に襲われた。眠気に襲われて朦朧としていた私が本当に忘れていたものは、ノートなんかじゃなかった。
ノートの上にあった、渡せずじまいのチョコレートが消えていた。
神様仏様厄神様秋姉妹。私の願いを寝ているうちに叶えてくれて有り難う御座いました、まる。
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#え、オチ?勿論無いよ。ごめんね。
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133 :
鍵山雛(東方project)
2012/02/14(火) 17:25
>慕碑銘さんからバトンを頂いたから白刃取りでキャッチ!
有り難く受け取らせて頂きます。向日葵妖怪じゃなく厄神の提供で御送りします、御免なさいね。
#あのひとイメージバトン
>回された方のイメージを書きましょう。キャラの指定自由。
>答えなくても質問は最後まで乗せて下さい。
#→回ってきましたね(笑)回してきたあの子…第一印象はどうだった?
なんの気無しに検索してみたら焦がれる視線の先ってあって、此の本の名前があって、あら、見間違い?…ってなったのを覚えてる。慕碑銘って云うタイトルがまず一番に素敵だと思ったわ。お慕いした心の墓碑銘が正式名称だと知った時の衝撃がね…まさに心の琴線に触れるってこのことかしらって思ったわ。
本の印象はね、言葉の綴りをまるで夜の光が深海に溶けていくみたいに落とし込んでるなって。何かに胸を焦がしているようだけれど、理性的で完成されている言葉の綴り。
素敵過ぎる、の一言に尽きる。
>粗削り過ぎる自分が恥ずかしくなるほど。
#→なる程。ではその方とは知り合い?若しくは大親友な関係?それとも初めてましてだったり?
バトンやちょっとしたことを送り合う関係、かしら。私は慕碑銘さんに日参しているから一方的なストーカーかも…しれな…い。いやん、厄い。
#→じゃあ、その人に一言どうぞ?
>ストーカーして本当に御免なさい。
厄を払うから許してくれないかしら。
#→その人のイメージカラーは?
深い藍色。紫も混じっている。時に淡く薄い翠が見える。…ええと、要するに海の色、かしらね。
言葉の綴りがまるで海みたいだから。あ、時々桃色にも見えるわ。桜が落ちた水面みたいな色ね。
#→あ、恋人だった?
残念ながら違うわ。
神様には恋人なんていないものなのよ。
#→冗談なのに…当たってたらごめんよ(笑)
ねぇ、煽ってるの?ねぇ。
#ノーマル編は此処まで、次はちょいエロだから。やりたくない人は次回す人をよろしく、やりたい人はそのまま進もうな。
#→じゃあ、その人の属性って最初どうだと思った?
リバじゃないかしら。器用に相手の意図を汲んでいそうだわ。細かい配慮があると言うか。
#→つか君の属性は何?
属性:厄神様。…なーんてね。どっちに回るのも大好きだから定まってないわ。
#→で、結局その人の属性って知ってる?
受け攻めが決まったら固定らしいよ。…うーん、興味深いわね。どちらに回ってもきっと素敵でしょうね。
#→相手をするなら相性良さそう?
弾幕ごっこなら負けない。…嘘です、二面ボスが敵う相手じゃないです、ごめんなさい。
#→まぁわからないよな(笑)じゃ最後に自分のイメージを知りたい人に回しなよ。
えーと、それじゃあ…
#200年分の愛を君に!様
またいきなりごめんなさい。この前はハクタクが回したバトンを受け取ってくれて本当にありがとう。アリスへの愛が相変わらず歪み無くて素敵だったわ。同意する箇所しか無かったし。アリスはみんなの嫁よね…、うんうん。アリス総受けばんざーい。
コミカルなやり取りをいつも楽しく読ませて貰ってます。元気が出るの。良かったらまた時間が空いた時にでもどうかしら。
#まんぜん様
いきなり名前を挙げてのバトンパス、…御免なさい。貴女の綴る文章が可愛らしくて目で追っていたの。そしたらある日愛読棚にこの本が入っているのを発見して、呼吸が止まりそうになったわ。以来、覗かせて貰うのが日課になりつつあります。す、好きで…、きゃー、厄い!
……いきなりこんな内容のバトンだもの、スルーして下さって構わないわ。けれど、もし良ければ時間が空いた時にでも、どうかしら。ファンコールを兼ねてパスッ。
---------------------
#慕碑銘さん、素敵なバトンをありがとう。
向日葵妖怪じゃなくて御免なさいね。ラッピング厄神になるから許して下さい。
本当はもっと色々思うことがあるんだけれど、語彙が無い上にストーカーまじ気持ち悪ィと思われ兼ねないので憚ってみました。
うーん、厄いわね。
あなたの本に綴りが生まれるのを楽しみにしてるわ。負であっても正であってもその感情が揺らぐ様が克明に記されていて、堪らなく好きなの。は、…恥ずかしくなってきた。
それじゃあ、またね。
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132 :
鍵山雛(東方project)
2012/02/14(火) 17:22
ああ…凄く前に回してくれていたのね。…前に話した時は鴉天狗さんとの会話が印象的だったな。一年近く前だけれど。本当にごめんなさい。懺悔しつつ首を吊りつつ有り難く受け取るわ。さあレッツトライ!
#SMバトンでっす。
#このバトンはOC|HAH|IM|E |channel(och|ah|im|e|.com)の中の「SM|診断」をやってみて答えてください。
#1:あなたの診断結果は?
弱いやつに強いエム。って最悪じゃないの!流石二面ボスね、私。
#2:どの辺が「ぎゃふん。あたってる。」と思いましたか?
周りに合わせる、空気を読むみたいなとこ?へらへらしてるわ、確かに。へらへらくるくる。
#3:「心外だ!」と思ったところは?
マイルやポイントを集めるのが上手。…こればっかりはハズレね。厄ポイントなんて全然たまったこと無いわ。厄神失格?
厄集めって難しいのよ。巫女に邪魔されるし。
#4:あなたのまわりにはSとMどっちが多いですか?
えーと、えーと…うーん。半々くらいかしら。
#5:あなたは普段自分はSとMのどっちだと思いますか?(いわれますか?)
どちらかと意識したことは無いかも。振り幅がどちらかは分からないけれど、変態と良く言われるわね。だからどっち側に変態なのよ。
#6:そう思う普段の行動はたとえば?
…ここでは言えないわ。神様だもの。
#7:恋人や好きな人に接するときのあなたはS?M?
どっちも。普段は煽るのが好きなの。でも煽られてムキー!厄撒いてやる!って怒り狂う事もしばしば。
微妙に避けにくい弾幕で勝負しちゃうんだから。
#8:そんな自分は大好きですか?
あまり好きでは無いわね。神様らしくないもの。
#9:「世の中、SとMだけじゃねぇ!N(ニュートラル)だってあるはずだ!」と おもいますか?
私は俄然ニュートラル!
#10:あなたと反対のタイプ(SならM、MならS)の羨ましいところは?
え?…うーん。各々に旨味があるからね。敢えて言うならばMの羨ましいところは泣けるところ。Sの羨ましいところは泣き顔を見れるところ。
涙に弱いの。
#11:このバトンを回したいお友達三人をあげてください。
おともだち…ですって!?厄神の顔見知りなんて巫女か白黒魔女くらいよ。…というのは言い訳で、今回はアンカーでお願い。
さて、ハリボテ日記の鴉天狗さん。…ああ、今はタイトルが変わっているわね。虚実の真実の鴉天狗さん、バトン有り難う。気付くのが遅れてしまってごめんなさいね。最近は茶室を彷徨くことが無いからエンカしてないけれど、元気にしている?
貴女が居ると茶室が明るくなって厄が無くなってしまう。厄神の出番が無いのは良いことだわ。貴女の人当たりの良さが大好きなの。神当たりと言うべきかしら?
また機会が有ればお話しましょうね。ありがとう、文ちゃん。
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131 :
風見幽香(東方project)
2012/02/14(火) 17:21
日頃お世話になってるエリーのためにチョコを買いに行った。
#お酒入ってるやつが良いです。
意外と大人な選択にびっくりしたのは秘密。エリー、いつもありがとう。
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大好きな彼女の記憶は薄れたり、また逃れがたい程にはっきりと浮かんだりする。相も変わらず安定しない存在だ。
彼女は今幸せなのかしら。それが気掛かりで、私は彼女の面影を探してばかりいる。ねえ、アリス。元気にしているの?
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起きると彼女は居ない。
夢の中なら彼女に会えるけれど、彼女は私を置いて行く。
どう足掻いても触れる事は出来ない。
綺麗な髪を靡かせながら、いつも後ろを向いている。私の名前を微かに呼ぶ。振り向く顔は逆光で見えない。けれど、酷く悲しい顔をしている気がして、私は泣きたくなる。
彼女の泣き出しそうな綺麗な横顔と、最後に歪ませてしまった表情を思い出した。
私はきっと彼女が見えて居なかった。
今は見ることさえ叶わない。
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…ね、猫アリスの破壊力には流石の私も紅茶を吹かざるを得ない。アリス可愛い。やっぱり可愛い。もちろん私が日頃綴ってるアリスとは違うアリスね。
どうしてこう食べちゃいたくなるほどかわいいのかしら。生物兵器か何か?
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貴女の言葉が好きで、其れに満たされるのが幸せだった。けれど、その言葉に溺れてしまったの。貴女の言葉は何より素敵で、何よりも毒だった。今もその症状に苦しんでいるの。何も返って来ない事を分かっていて、貴女の名前を呼ぶ様は中毒を起こした妖怪そのものね。
>あの時みたいに、笑いに来てくれないかしら。笑いながら、どうしたの幽香、目が腫れてる、ってからかってくれないかしら。
此処には本心ばかりが積み重なって行く。貴女には伝わらないから良いんだけれど。何よりも伝わって欲しくて伝わって欲しくない貴女に此処が知れていない事が、私には嬉しくて悲しい。
ねぇ、分かるかしら。分からないわね、きっと。
#ああ、本当に貴女に知れなくて良かった。
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私は傷付く事を怖れ、殻に籠り耳を塞いでいた。殻に触れ、声を掛けてくれるものに気付かなかった。いえ、気付いていたのに、気付かないフリをしていた。いつまでも優しく暖かく降り注ぐ声に耳を傾けながら、膝に顔を埋めていた。けれど、優しい其の声は段々と遠くなる。私を幽香と呼んでくれるものは居なくなる。殻に触れる体温は無くなる。空気が凍って息が出来ない。その事を悟りだしてから、漸く、漸く私は殻を破ろうとした。破る手は冷たくて痺れる程に痛かった。ずっと触れてくれていたあなたはどれだけ痛かったのかと思うと涙が止まらなかった。あなたはもう、いなくなった後だった。
#…ごめんね、ごめんなさい。
あなたを拒絶した私はまだこんなにあなたがいとしくていとしくて。汚れた手を眺めて、後悔しない日はなかった。
殻を破った後に足許に散らばっていた花を掻き集めて、嗚咽した。
花があんまりあたたかなあなたを思い出させるものだから、私は今でも其れを大事に飾ったり、育てたりしている。
あなたの幸せを願うことを、許して欲しい。ごめん、ごめんなさい。
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