今日も丹恒とちょっと夜更かしをしたんだ。丹恒とする夜更かしは特別ですっごく楽しい。寝る前に他愛ないお喋りをするのも大好き！丹恒は最近、大学に行くときにいーちゃんを連れてってるみたいでいーちゃんはそれが楽しいって言ってた。丹恒はいつも本当に喋っているのかなんて聞くけど、意思疎通は出来るのになぁって。丹恒もいっぱい話しかければいいと思う！

ウチもこれ書いたら寝なくちゃ。流石にちょっと眠たい気がする。早くまた丹恒と一緒にのんびり出来る日が来ないかな〜、最近ちょっとあの子のお手伝いしてて忙しいんだよね。それで丹恒はちょっと寂しそうにするのが、なんとなく嬉しい。だってウチがいないと寂しいって思うのってウチのこと大好きってことだもんね！

大好きだよ、丹恒。また明日も沢山お喋りしようね！

お前たちを待つくらい慣れている。今出来ること、したいこと、すべきことを優先しろ。俺はその後で構わない。…これも嘘ではない。待つことは苦ではないが、お前のことはいつも恋しく思っているから…寂しさよりも、恋しさが勝るんだ。
お前に倣って、俺も一言を添えておこう。今日も愛している、三月。



March 7th

「ぺったんこうする」
「？」
「ウチが乗っかるの～！」

…気に入ったらしい。三月にいくら乗られても、俺が潰されることは無いんだが。
ぴったんこうも好き！

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俺の呼吸に合わせて動く、胸に乗った桃色の頭を撫でる。 重なるように寝息が聞こえる。
眠る直前の三月の…頬の撫で方が、唇の寄せ方が、俺のそれによく似ていた気がした。…お前に触れられるのは未だに慣れない。本当にいつも、俺がああやって触れる度、お前もこんなに幸せな気持ちに…なってくれているのだろうか。

もしそうなら嬉しい。明日、またきちんと答えを聞かせてくれ。

おやすみ、三月。

これは直接伝えるね、丹恒のおかげでぐっすり眠れちゃった。いつもありがとう、大好き！


Dan Heng

今書くことです？…と僕も思わなくもないと言いますか、いえ正直に申し上げてどう考えても今ではないと頭では理解しています。ええ。ですが仕上がってしまったので。

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「花火って、眼球舐め似合うと思うんだ～」
「えっっ、するんですか！？」
「しないよ？サンポちゃんったらして欲しいの？」
「嫌ですよこわい！！！」

……突然何を言い出すかと思ったらこれだったので、その突拍子の無い豪速球が頬を掠めたあの瞬間、今思い返せば面白い話ではありませんか。僕たちの貴重～～な「愉悦」の記録と言うことで。
ですがあなたにはこれまで散々、それはもう！縦横無尽に！幼気で純朴な僕の清らかな性癖を歪めさせられましたから、正直この先も何処に転がって何に目覚めるかわかったものではありませんし。覚悟ならとうの昔に出来ています、あなたとなら地獄でも何処へでも、ご一緒させて頂きますよ。

お代は少々高く付きますが……、特別にサービスしておきます♡

サンポちゃんってば今更その話題持ち出すの〜？ねえねえ知ってた？エメラルドって水に弱いんだって、サンポちゃんのエメラルドはどうかなぁ、ちょっとだけ試してみる？痛いのは最初だけでクセになっちゃうかも。性癖を歪めたのは花火のせいみたいにいうけど素質がないと開花ってしないんだよ〜。サンポちゃんのえっち、すけべ！あはっ、花火にふっかけるなんて生意気〜。ていうか、花火が付き合ってあげるんだから花火が貰うべきじゃない？地獄も天国もありきたりで退屈だもん。どうせなら誰も想像してないようなとこに連れてって。


Sampo

丹恒がいっぱい可愛いって言ってくれるのが嬉しくて、ウチのこと好きで仕方ないって顔して見てくるのも嬉しい。丹恒のこと好きだなって思うし、丹恒がウチにだけ見せてくれる顔も好き。ウチのこと大好きな丹恒がね、大好き。だからわがままも、甘えてくれるのすっごく嬉しいんだ。丹恒が名前を呼んでくれるのも、…爪痕をつけられるのが好きなのも愛おしくなる。

駄々を捏ねるところも可愛くて大好き。幸せいっぱいだよ、ほんとに。丹恒も幸せ？同じ気持ちだったら嬉しい！
気持ちは同じだが、それは……書かなくていい。

あのね、丹恒。ほんとにだいすき。好きがいっぱい溢れて、ウチもね、好き好きしちゃう。だから丹恒もいっぱいしてね、その方がウチはもっと幸せになれるから！丹恒もそうでしょ？ウチが沢山幸せにしてあげるんだ〜。だからもっといっぱい愛し合おうね。
「日記書いてるけどふわふわしちゃう」と言っていたから、どんな内容かと思ったら本当にふわふわしているな。これでは俺と変わらない。……ただ、お前のだけはたまらなく可愛い。ありがとう、三月。

丹恒が部屋のお風呂をすごく羨ましがってる。穹がウチの部屋と交換する？って言って来たけどウチの部屋はお気に入りだからあげられないんだよね、でも丹恒があんなに欲しがるなら──あ、そうだ、良いこと思いついた！ウチってば天才かも。楽しみにしててね、丹恒！
それも書かなくていい…。何をする気だ？あまりパムを困らせるな。間違っても怒らせることはするなよ。



March 7th

あまりに甘くて、溶けてしまいそうで。いくら握りしめても、それは形にならずこぼれて行く。ただ、”そこにあった”という温もりだけが、いつまでも掌に残っている。だから恋しくてまた手を伸ばす。お前に触れたくなる。

…やはり、お前は俺にとっての幸福そのものだ。
俺の幸せが人の形をして、あの日氷の中から溶け出して俺の前に現れたのだと…そんな、御伽噺みたいな発想になってしまうくらいには夢心地だ。

三月。俺は恥ずかしいから、抽象的なことしか書き記せない。素直なお前がもう少しましな記録を残してくれることを期待している。
ウチも恥ずかしいから細かくは書けないけど、でもね、丹恒がいっぱい愛してくれるのが嬉しい。ウチが幸せの形なら丹恒もウチにとっては幸せの形だよ。記録は次のページで。…大好きだよ、丹恒。

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# 三月なのか迷言の記録
「ぺたんこなのかになる」
「ふっくらなのか」
「丹恒がぺたんこになったら…ぺたんこう？」

意味が分からないが可愛いことだけは分かる。


Dan Heng