丹恒を寝かしつけて日記を書くのはちょっと久しぶりかも。ウチが忙しくて寝かしつけて貰うのが多かったからなんだけど、寝たくないって駄々を捏ねるのが可愛い。多分明日これを見たら可愛くない！なんて顔を顰めそうだけど可愛いものは可愛いから仕方ないよね。
……仕方なくない。

アドベントカレンダーもあとちょっとで終わり。いっぱい貰ってばっかで、ウチも何かお返ししないと！丹恒が選んでくれた言葉も、クッキーも嬉しい！…でもあの簪はなんだったんだろ、不思議。でも丹恒への贈り物だって思っちゃった。丹恒だけじゃなくて、列車のみんなも詰めてくれたのが嬉しい。クリスマスが特別なものになった気がする。当日はもちろんパーティだよね！噂では姫子がまた新しい料理作るみたいだからなんとか阻止しようね！
初耳だが…！？その情報は確かなのか、三月。直ぐにヴェルトさんと情報共有し、対策を考えなければ。時間が無い…何としても阻止するぞ。

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寝てる丹恒の顔を見ながら幸せだなって思う。
大好きだよ、丹恒。
昨夜は久しぶりに、少しは「ずるく」なれただろうか。お前の眠りが穏やかであったならいい。俺も愛している、三月。


March 7th

鍵の付いちゃった本も結構ありますけど、何だかんだでまあまあな数の本棚に収めて貰ってるみたいで…あの～…この本、すっごく読み辛くないですか？自慢じゃないけど僕とあの人しか読んでいて楽しくないもの書いてる自信しかないんで、割と毎回驚いてますよ僕は。
なーんて言いつつ、入れ返してくれちゃった人も、新しくうっかり本棚に入れてくれた人も、ありがとうございます。結構嬉しいんですよ、これでも。

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朝っぱらから着信が止まなくて、何かと思って出たら優し～い声が聴こえて……まだ夢の延長かと思った。
僕の遅刻があんまり多いからって、まさか月城さんがモーニングコールしてくれるなんて…おまけに僕を起こす為とは言え、あんな呼び方まで。あれあれあれ、僕たちいつからそんな関係でしたっけ？ちょっと舞い上がっちゃうなぁ～、これは男として、僕からもちょっとだけ素直になって応えなくちゃ──

…なんて思って寝惚けたままデレデレぼそぼそスマホに向かって喋ってたら、録音されたボイスメッセージだった時の僕の気持ち。分かります！！！？？

まあでもいいや、自分が返した言葉を考えると聞かれなくて良かった～としか思えないし。お陰で月城さんが優しく僕を呼んでくれる声が今後聞き放題…
録音メッセージの保存期間が過ぎましたって！？ちょっと、このサービス粗悪にも程がありません？せめて最低でも24時間は残っとくもんでしょこういうのは！ねえ！
プロキシさんに効果的な起こし方がないか相談した際に教えていただいた方法なのですが、効果覿面だったみたいですね。それで浅羽隊員は何を言ったんですか、今度教えてください。…楽しみにしています、ね？


HARUMASA

列車内のBGMを変えようかと蓄音機に近寄ったところで、三月に「ウチの好きな曲にして！」とリクエストをされた。せめてヒントを寄越せ、分からん、と並ぶレコードを睨んでいた矢先…教えてくれたのが今の曲だった。少し、嬉しい。

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三月の背凭れにされる時の、寄り掛かられる重さが心地好い。後ろから抱き締めながら覗き込む、お前の丸い頬の輪郭が好きなんだ。…美味しそうで、つい食みたくなる。
前に回した手でお前の細い指を遊べば、猫が戯れるように捕まえられてしまうのも。甘い香りの髪に擦り寄れば、懐き返されることも。数え切れないほど繰り返したその仕草が、当たり前であることが幸せでならない。
ウチも丹恒に凭れるのが好き。安心するし、丹恒に包まれてる感じがして好きなんだよね。また今夜もぎゅっとして！今日もだーいすき♡


Dan Heng

# 今日のなのかメモ
アドベントカレンダーに丹恒がウチと同じもの入れてた！やっぱりウチと丹恒って気が合うのかな、何をお願いするか楽しみ〜！

早寝の約束したけど、ちょっとだけ夜更かし。丹恒といると寝たくなくなるから不思議。

こんなに一緒に居るのに、もっとと願ってしまう。何故だったか覚えているか？三月博士。俺はお前が導き出した答えをちゃんと覚えている。


March 7th

限界値に達した時の月城さんが送って来る謎メッセージ、意味が分からなすぎて解読不能過ぎて気になって眠れません。何なんですか。思わず僕も死ぬほど眠いのに問い詰めちゃったじゃないですか。そしたら何て言ったと思います？あの人、「シェイクな気分だったんです」だよ！？どんな気分だよ！！！はぁ、可愛いなあもう。あ～～あ、そんなことしてたらもうこんな時間、これはもう不眠症ってやつですよ！

ってことで、明日は午前休頂きますね。
勿論不可です。そんな理由では休暇の申請は通りません。…眠いのは私も同じなので諦めて就労してくださいね。お弁当、作り過ぎたのでお裾分けしてあげますから。



HARUMASA