スレ一覧
┗119.龍兎相和(399-403/409)
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403 :
モーディス(崩壊:スターレイル)
2025/05/12(月) 17:32
未だ恋人という響きはどうにも落ち着かん。恋しい人、読んで字の如く、何一つ間違っていないというのに。
思い返せば好きだとか付き合えだとか、そのような言葉はひとつも口にしなかった。ただ一歩、いや、半歩ずつ、互いに己の思慕を確かめ、曖昧なそれを形にして輪郭を辿って行くような会話を紡いだ。互いが特別だと知って、傍にいる時間が増え…そうして過ごすうちにお前からの情の重さを思い知らされ、恋慕をはっきり自覚した。
それでも、お前の性格を慮るあまり己から何一つはっきりと告げることが叶わなかったことを今でも申し訳なくは思っている…お前に初めて口付けたあの時の言葉が、それら全てを払拭出来ていれば良いんだが。
”お前が次代のクレムノスの王を産むのだ”、か。
自らが玉座を継ぐ決断も未だ出来ない身で随分と大口を叩いたものだ…出来ん約束を口走るなど。
……俺が玉座に着こうが着かまいが、その傍らがお前の場所になることは変わりない。その座が例え王妃でなくとも、構わんだろう?キャストリス。
…あのときのことは今でも憶えています。モーディス様はモーディス様ですから玉座につくかつかないかなど誤差です。私が好きなのはあなたですから。…王妃になりたいわけではなく、………あなたの、花嫁がいいのです。
Mydei
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402 :
モーディス(崩壊:スターレイル)
2025/05/11(日) 11:38
どう見ても様子のおかしい文字列に添えて、先に眠っていて下さいなどと宣う。居場所を聞き出し、一秒寝たと言い張って迎えに…いや、正確には連れ戻しに向かった。常に賑やかなこの地の…それでも、比較的静かなオクヘイマの隠匿の刻だ。
あの日声を掛けたのと同じように隣に座った。唯一違った点は、お前が俺を避けて離れる事なく、むしろその手を伸ばし俺に触れて来たところ。……当人が覚えているかさえ分からん、あまりに小さなその仕草の差異に俺がどれほど喜色を覚えたか。
喧しい外野の声に不安を覚え、影を落とす。それほどお前の心が大きく揺れるのは…何よりも俺を想うがゆえだろう。これが初恋か?…そうだったのならば嬉しい。
嘆くべきことに、俺にも経験などない。お前の不安を解きほぐす術を持たず、力尽くで薙ぎ払うことしか出来なかった。あの場で抱くことを諦める理由のひとつに”お前のドレスが汚れる”を挙げ損なったと思っていたが……結局は寝台で随分汚してしまったのだから、言わずにいて正解だったかもしれん。
…いきなりあのような場所で、あんなことをされるとは思いませんでしたが、……不思議と不安が消えました。モーディス様のおかげです。…大好きです、メデイモス様。
Mydei
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401 :
三月なのか(崩壊:スターレイル)
2025/05/10(土) 16:10
ふとどんなところが好きなのか、思い返してみた。ウチに優しいところ?甘やかしてくれるところ?勿論そこも大好きだけど、でも出逢ったときに惹かれたのはやっぱり丹恒の意思の強さなんだと思うんだよね。自分がしっかりあるというか、この人といたら幸せなんだろうなぁ、ていうのがきっかけだったと思う!だけど一番はやっぱりウチのことを可愛い!とか好き!って言ってくれることだと思うんだ。だからこれからも聞きたいし、ウチだって大好きだからね!
最近は出番を取られてるけど、丹恒とまだまだ開拓の旅を楽しみたいし、早く次の星にも行きたいな〜。ねえねえ、丹恒!丹恒は新しい星で何がしたい?またいっぱいデートしようね!大好き!
まだ見たこともない地で何がしたいかと聞かれても分からないだろう…。……俺はお前がいつまでも俺の傍で笑っていてくれれば、それで良い。意志の強さを挙げてくれたお前に、俺からもひとつ惹かれた部分を記しておこう。「俺の気を惹こうとする仕草の上手さ」…意図的であれ無意識であれ、出逢った頃から変わらず翻弄されている。
March 7th
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400 :
モーディス(崩壊:スターレイル)
2025/05/08(木) 09:34
訪れる理由も、俺の許可も、ノックも必要ない。お前は自由に俺の寝室に入る権利がある。
そう告げてからも、暫くは必ず事前に許可を求められた。
躊躇いがちな扉を叩く音、あるいは掛ける声が必ず聞こえ、”毎度この俺に扉まで出迎えさせる気か”などと、お前の罪悪感を利用する言い方をしたこともある。それより前はまず逢う理由を作るところからだった。…それらを経ての今、ようやく、戻った際に俺の寝台でお前が眠っている光景が目の前にある。
ずっとこれが見たかった。
頬に口付ければ、薄い瞼が薄く持ち上がり俺を見る。覚束無い声で、ただの一言…
「おかえりなさい、メデイモス様」
と、それを言って欲しいが為にお前を起こしてしまう。
どれほどの死と血を浴びようと、お前のその一言と抱擁に、全てが洗い流される気がするのだ。
あれはそういう意味だったのですか…?気づきませんでした。…ですが、あの頃よりずっとあなたを近く感じます。…共に眠りに就く幸福を知ってしまったので、もうこれを手放すことなど出来るはずがないのです。
Mydei
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399 :
キャストリス(崩壊:スターレイル)
2025/05/06(火) 02:04
# 備忘録…モーディス様は私のことが、すごく好き。
混乱をし、醜態を晒してしまったような気がしますが……次にもしトリビー様に聞かれたら頷くことにします。
あなたの愛で満ちる日が来たら私はどうなるのでしょうか。当たり前に独占欲を見せて、私のものだと誰にも渡さないと──そんな風に自信を持って言えるのかもしれません。…今も自信はないですが、誰にもあげたくないです。あなたが好きで仕方ないので、誰にも渡したくないとそう願ってしまう。
眠たげなモーディスの髪を撫でるのが好きです。柔らかくて心地良くて、嬉しそうなお顔も好きです。私の、この手が好きだなんていうのはモーディス様だけのような気がします。それを何よりも、嬉しく思うのです。
俺の瞼が重くなると必ず撫で始めるのは何故か。そう問い質した時、俺が以前撫でろと言ったからと答えられた時は…驚いた。いつ如何なる時も、という意味を含ませたつもりはなかったからな。だが、今となってはお前のその健気さがありがたい。…お前の掌は俺にとっては幸福であり、安寧そのものだ。Castorice
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