『掬うは、私。』
◼︎閲覧自己責任 ◻︎成人以上推奨
◻︎腐向け ◼︎不慣れ故似非注意
◼︎書き手一人
◻︎顔は違えど相手は唯一人、其奴に向けて。
>>2自己紹介其の他
少し身体的に落ち着かない季節に入ると思うんだが、この季節は妙に整わんなあというのも否めない。こういう時に、支えあったり思いやりあったりできりゃあ一番良いと考える。ずうっと同室だからな、相手の具合みたいのは大分わかるってもんだろう。長い人生を過ごすつもりなんだが、その時になるだけ悪い気兼ねがないと良いなと思う。相手も慮るとか、相手のためにと考えることは大事だと俺は思うが、何事もそれが押しつけになったり無理になると駄目だよな。ありがたいことに、俺も彼奴も「自分がそうしたいからする」ができていて、これは俺たちが思っているより尊いもんだよなあ。今日は俺が朝から出てしまって、寝惚け眼彼奴の眠る顔だけ見てきた。早く戻りてえなぁ。
暑いんだか寒いんだかはっきりしてほしいぞ俺は!!
暫く書けんかったがとりあえず彼奴とは引き籠ってというか、一緒に過ごせていてこちらに何か書くことがなかったというか…あまり書くことが思いつかず、ただ彼奴といられれば良いなと思っていた。忍務が忙しかったり実習や委員会に出ずっぱりだと途端にそうなる。余裕がなくなるのはよくねえと思うのだが…、まあ、彼奴がきっとそれを嫌だとも思ってなさそうだから、いいか。
というか、俺なんかと比べたらそりゃあ彼奴はモテるだろう。それなのに、彼奴ときたらそれを認めん。まあ、彼奴が誰に横恋慕されようと俺は離す気はないのだから別段気にしねぇが。そういえば、俺は基本的に彼奴がいれば他の興味なんかないのだが、それでも繋がれた縁を何でもないというほど淡白でもないぞ。どうか、息災でいりゃあ良いなという独り言くらいは置いておくか。
この二日間は掃除にに徹していて、とりあえず目処を立てて終わらせたが半刻以上を使っていてあっという間に日が暮れちまっていた。鍛錬以上に気を遣うし疲れるなあと、いつもより身体が痛えなと感じている。そういや、畳を張り替えたんだ。天日に干してえと思っていたし、隅々までできてよかった。彼奴も帰ってからぴかぴかだと褒めてくれたもんで、やってよかったなと思う。しかし普段からあまり物を持たないようにしたいなと反省もした。い_組我々はどうにも捨てるというかそういったことが苦手らしい。そりゃそうだ、もったいないだろう。そう簡単に手離せるかってんだ。
他人事ではあるが、動かない物を見るのは苦手だなと、思っている。憤るというか、何というか。こう考えてみると割と物を大切にする方なのかもしれない。というか、簡単に手離す気で物を持たないしなあ。だからあれこれ増えるんだと言われるとぐうの音も出ないのだが、俺も彼奴もそうなら、それはとても愛おしいなと思う。物を大切にする人は素敵だなと、思うしな。
休みの日を使って鍛錬や部屋の掃除をした。彼奴は委員会続きのためいないうちにやっておかんとなぁ、と思って始めたのだが…。己の性格上過去の予算案やそれに付随する書類、以前の勉強の書や忍たまの友などもう使わないと分かっていてもなかなか捨てることができねえ。二人で使う部屋だからこそあまり多く物を持ちたくねえのだがなぁ…。とりあえず、まだ踏ん切りのつかんもんもあるから終わるまでやるしかねえな。だがそれのせいで彼奴に気を遣わせちまった。気を付けたいな、俺は器用でねえからどうしたら上手くいくのかしりてぇ。
自分にあまりこだわりがなく、好きの尺度とかそういうもんは肌で感じるもので安心しとるから許せないことやこだわりがある方に合わせるべきだと思っている。だから、思ったことは言って欲しいし、自分が気をつけられることは合わせて行きてえと思うんだよ。