アマゾン

スレ一覧
┗110.ox小説xo(414-423/492)

|||1-|||
423 :カイ
03/29(火) 13:29

オニオン「おーい、ティn」


ティナ「あっ」
?「うわっ」
声をかけようとしたちょうどその時、曲がり角から誰かが飛び出して来てティナにぶつかってきた。そして、2人とも盛大に尻餅。

今僕はティナの後ろにいるので、チラッと何かが見えて『あっ//』みたいな展開にはならなかった。
……って僕は何言ってるんだ…。
?「悪い、大丈夫か?」
ティナ「あ、こっちこそごめんね。」
ってなんであの少年はティナに差しのべてるんだよ!?
あぁ、ってかティナも手掴んでるし!

ティナ「えっと、ありがとう。」
?「え、あ、ああ、じゃ、俺急いでたから。じゃな。」

そう言って謎の少年は去って行った。
…顔赤らめやがって。

オニオン「ティナ、おはよう」
ティナ「あっ、オニオン。おはよう。」
オニオン「所で、今の人って誰?友達?」
ティナ「ううん。知らない人だよ。 それよりオニオン、速く行こっ♪遅刻しちゃうよ?」
……僕は見逃さなかった…ティナの顔がいつもより赤い。
オニオン「う、うん、そうだね。」
まぁ、知らない人って言うし、もう会わないだろうからいいかな?

教室についたのは、なんだかんだでギリギリの時間。
席に着くとすぐに先生が来た。

シャントット「ではHRを始めますわよ。
あ~突然ですけど、このクラスにも新しい仲間が増えるらしいですわ。」
バッツ「先生~!その子可愛いですか!?」
シャントット「残念ながら野郎、しかもガキですわ。
もう入っていいですわよ~」

先生は教室の外に向かってそう言った。
しかしなんでだろう、嫌な予感しかしない……。

ガラガラガラ
シャントット「自分で自己紹介してくださいまし。」
?「俺はヴァン。今日からここに来ることになったんだ。これからよろしくな。」

嫌な予感は的中した。
こいつ……朝にいたやつじゃんか!


追記
なんか色々無理矢理ですいません
気に入らなかったら夢オチにするなりなんなりして繋げていただければ幸いです

(202.229.177.59, i/P07A3)
[削除][編集]

422 :カイ
03/29(火) 12:46

オニオン「ふぁ~あ……もう朝か…今何時だ…?」
僕は半分寝ぼけながら目覚まし時計を手にとった。
オニオン「なんだ、まだ8時か……って遅刻する!?」
僕はとっさにベットから飛び起き、とっさに着替え、とっさに歯磨きをし、5分足らずで身支度を整えた。
本当ならトーストの一枚でもくわえていきたいとこだけど……焼いてる時間なんてない
オニオン「あ~もう!なんで先生ってば春休みに登校日とか作るんだよ。しかも今日に限って寝坊するなんて…」
誰に言ってるか分からないような説明口調をしながらも、僕はあわてて家を出た。
え?コスモス寮?なにそれ?
僕は学校から少し離れた所に一人暮らししてるよ?


オニオン「ハァ、ハァ、……疲れた」ダッシュで走ること10分。
学校は30分からだから、あと15分で着けばいい。

オニオン「なーんだ、思ったより早く着くんじゃん」
少し余裕も出来たし、ちょっとペースも落とすか。
ん?待てよ…これって死亡フラグ?
…そんな訳ないか。

オニオン「あっ、あれは…ティナ!?」
登校中のティナと出会うなんて!一緒に登校するチャンスじゃん!
なんかテンションあがるな~♪

オニオン「おーいティn」



次回に続く
……といいな

(202.229.176.27, i/P07A3)
[削除][編集]

421 :蒼海
02/14(月) 16:40

【バレンタインイベント・ティナ編】
序章は>>417

甘い香りを身に纏い、一人の少女がやってきた
「今って時間あるかな?」
「あぁ…特にやることもないし、大丈夫だ」
「良かった
あのね、今日はバレンタインだからチョコを作ってきたの」
「!」

「それでみんなにはもう渡してきたんだ」
(あぁ…義理チョコ、か…)
「ティナから貰えるなら嬉しいよ」
「ホント!そう言ってくれると嬉しいな」

ニコニコと微笑む彼女とは対照に、俺の気持ちは複雑だった

(ティナから本命は貰えるとかそんな期待はしてないけどさ…

他の奴に本命チョコをあげるのかな…)

「はい、コレ」
差し出されたチョコは華やかな包装がされていた
「ありがとう、ティナ
食べてもいい?」
「うん」

中には白と黒のトリュフとハート型のチョコがあった
その中からハート型のチョコを口に運んだ

「…あのね、貴方のチョコだけ特別なの
他の人より気持ちを込めてみたんだ///」
「え?」
「そのハートのチョコ…他の人には入れてないの」
「…ってことは…本命?」

コクン…
ティナは顔を赤らめさせ、頷いた

「みんなにも配ったって言ったから、義理チョコだと思ったよ」
「あ…ごめんなさい」
「いいんだよ、すごく嬉しいよ
本当にありがとう ティナ」
「うぅん、どういたしまして」
華のように微笑む彼女はチョコよりも甘かった


END

(118.159.131.47, ez/W61S)
[削除][編集]

420 :蒼海
02/11(金) 21:56

【バレンタインイベント・シャントット編】
序章は>>417

ロッカー前にて…

「またこの日がやってきましたわね…」

そう呟く彼女の手には可愛らしい袋に入ったチョコが1つ

「義理…にしては少々頑張りすぎましたわね」

これは義理…
…少しは私の気持ちに気付いてくれたらいいですけど…

あの方は鈍すぎて気付くはずもありませんわ


「…少しくらい気付いてくださいな」

小さな願いを込めてロッカーの中にチョコを入れた



「そこで何をしている?」
「!
あら、あまりに気配が無くて気付きませんでしたわ
…いつからそこに居らして?」
「丁度今だが、私のロッカーに何かあるのか?」
「…いいえ、別に何も無くってよ」
「?、そうか」
「私、次の授業の準備がありますの
ごめんあそばせ!」

そう言うとシャントットは走り去っていった


「なんなんだ…?」
去り行くシャントットを見つつロッカーを開けた
そこには教科書以外にチョコが入っていた

「ふっ…
…直接渡せばいいものを」


勘違いなさらないでくださいな
義理ですわよ!義理!
シャントット


END

(118.159.131.39, ez/W61S)
[削除][編集]

419 :蒼海
02/04(金) 20:55

【バレンタインイベント・ミッシー編】
序章は>>417

とある洋菓子店に、一人の美女が居た

「あれは…アルティミシア?
こんなとこでなにやってんだ?」
「人の行動を観察するのはあまり良いとは思えませんね」
「な!あれ!さっきまでレジ前に居なかったか!?」
「時間を止めて回り込んだのです
貴方の視線なんて、とっくに気が付いていました
ちなみにもう支払いは済ませました」
「だからと言って背後に回り込むのもどうかと思うぞ」
「あら、まさかこの程度で驚いた。
など言いませんわよね?」
「はっ、そんなことある訳ないだろ」
「ふふふ…
そうでなければあんな学校に通えませんわね」

「そうですね
今、私は大変機嫌がいい
これを貴方に差し上げましょう」
「これは…」
「先程買ったものですわ
限定商品なので、わざわざ並んだのです」
「…いいのか?
そんな苦労して買ったもの…」
「【貴方】だから差し上げるのです
私は帰りますわ、ごきげんよう」


そう言うとアルティミシアは黒い羽を残し、その場から消えていった


「一応…有り難く貰っとくぞ、アルティミシア」


END

(118.159.131.47, ez/W61S)
[削除][編集]

418 :蒼海
02/04(金) 20:43

【バレンタインイベント・雲乃編】
序章は>>417


某所にて…

「ほぅ…ここでお主に会うとはな」
「休日になんでコイツに会わなければならない…」
「なんじゃ、ワシにあったのがそんなに不服かぇ?」
「もちろん」

「ふん、どうせそう答えるだろうと思ったわ
貴様にやるものなぞ、この程度でよいわ!」

バシっ
雲乃は何か固いもの投げつけ、その場を去っていった

「イタタ…物を投げ付けるやつがいるかよ
これは…」


「はぁ…
アイツも素直じゃないな…」


雲乃が投げたもの
それはメッセージカード付きの小さな箱だった

メッセージカードには一言だけ添えられていた

手作りじゃ
心して食すがよい

END

(118.159.131.39, ez/W61S)
[削除][編集]

417 :蒼海
02/04(金) 20:28

ジタン「来るな…この時が…」
バッツ「あぁ…一大イベントがな…」

「「バレンタインが!」」

屋上で叫ぶ男二人
それを冷ややかな目で見つめるスコール

バッツ「なんでスコールはそう落ち着いて居られるんだよ!
と言うか冷ややかに見るなよ!」
スコール「バカバカしくて付き合えないな…」
ジタン「バカバカしい…?
…お前…バレンタインをバカバカしいと言うのか…」
スコール「バレンタインなんてお菓子メーカーの企業戦略だ…
そんなものには一々付き合ってられないな」

ジタン「アイツ…なんか余裕だな…」
バッツ「アイツはリノアから貰うな…絶対」
ジタン「あー…俺もダガーから貰えればなー」
(ダガーは留学中と言うことで)
バッツ「俺なんか貰えるかどうか分からないんだぜ?」
ジタン「フラグクラッシャーだからな」
バッツ「うるせー!(泣)」



10日後のバレンタイン…
この二人にチョコをくれる女神は居るのか!?
はたまた涙のバレンタインになるのか!?
他の人たちはどうなるのか!?


今回は書き方を変えてみます
試しにギャルゲ風にやるつもりです

>>418 雲乃編
>>419 ミッシー編
>>420 シャントット編
>>421 ティナ編

(118.159.131.42, ez/W61S)
[削除][編集]

416 :カイ
01/13(木) 20:24

ガブラス「ここが校長室か」
セフィロス「それでどうするんだ?」 
皇帝「無論このドアの前に置いて帰る。それで終わりだ。」
エクスデス「だがそれではコスモスにスルーされるのではないか?」
ガブラス「しょうがない、プレゼントカードでも置いてくか。」

そうして4人は帰って行った。



数十分後~~~~

コスモス「……これは?『メリークリスマス!  サンタより』…生徒達…でしょうか…?去年サタンクロースとか言ったからきっといじけてしまったのでしょうか…?」
怪しげな袋を疑いながらも部屋に入れるコスモス。
コスモス「重…い…いったい中に何が!?」
思わず叫ぶコスモス。
コスモス「嫌な予感がしますが…開けますか…」
渋々開けるコスモス。
カオス「メリークリスマーーーーーース!」
袋の中から出てきた物体を見て思わず後退りするコスモス。
カオス「コスモス……プレゼントはワ・シ・じゃ
無表情のコスモス。
カオス「なんじゃwww遠慮しなくてもいいんじゃぞ」
カオスに近づいていくコス(ry
カオス「(まさか…ついに…“デレ”が!?)」
コスモス「……チリニ還れ」
そう呟くコスモ……あれ?これ本当にコスモス?
カオス「なっ…コスモス何を……ウボァーーーーーーー!」

こうしてカオスのめちゃくちゃな作戦は失敗に終わりましたとさ。
めでたしめでたし。


P.S
もう1月中旬になってしまったことは気にしない方向で(笑)

それと駄文失礼しましたm(__)m

(202.229.177.64, i/P07A3)
[削除][編集]

415 :カイ
01/01(土) 04:16

ガブラス「では、こんなのはどうだ?」
カオス「なんじゃ?サンタコスしてサタンクロースになるのはいやじゃぞ」
ガブラス「そんなつまらんことはやらん。いいか、よく聞け。カクカクジカジカ……っていう方法だ。名付けて「ドッキドキ!?イベント任せのプロポーズ大作戦!!」だ。」
皇帝「ほう…」
エクスデス「なるほどな」
セフィロス「フッ……」
カオス「よし、早速やるか!」


ってことで、
コスモス高校――――――
なぜかでっかい箱が入ったでっかい袋を運ぶ4人のサンタがいた。
ちなみにコスモス高校の生徒は一人も見当たらない。

皇帝「なぜあの虫けらどもがいないんだ?」
ガブラス「明日がテストらしいからな。おかげで作戦が実行しやすい。目指すは校長室だ!」

そうして、4人のサンタは校長室へと向かった。


P.S
夜中のテンションはヤバイww

(210.153.84.194, i/P07A3)
[削除][編集]

414 :カイ
12/31(金) 11:47

カオス「それは本当かぁ!?」
ガブラス「……」
エクスデス「……」
皇帝「……」
セフィロス「……」
カオス「何もそんなにシラケなくてもいいじゃないか」
ガブラス「なぜキサマがここにいるんだ?」
皇帝「帰れ」
エクスデス「還れ」
セフィロス「カエレ」
カオス「ドライアイスもビックリのドライ具合じゃなwwww
なぜそんなに殺気だっておる?」ガブラス「私達は出番をGETするために作戦をたてているんだ。ヒロインをゲットするためにな。
貴様には関係ない話だ。」
カオス「ワシもヒロインをゲットするために必死なのじゃ。歌をうたったりプレゼントを貢いだり…」皇帝「貴様の都合など知らん。
話がややこしくなる前に帰れ。」カオス「……ではこうしよう。
貴様らがワシに協力してくれた際にはこの会を正式に部として認め、部費をだしてやろう」
ガブラス「その話、のった。」

(202.229.177.71, i/P07A3)
[削除][編集]

|||1-|||
[戻る][設定]
WHOCARES.JP
417 :蒼海
02/04(金) 20:28

ジタン「来るな…この時が…」
バッツ「あぁ…一大イベントがな…」

「「バレンタインが!」」

屋上で叫ぶ男二人
それを冷ややかな目で見つめるスコール

バッツ「なんでスコールはそう落ち着いて居られるんだよ!
と言うか冷ややかに見るなよ!」
スコール「バカバカしくて付き合えないな…」
ジタン「バカバカしい…?
…お前…バレンタインをバカバカしいと言うのか…」
スコール「バレンタインなんてお菓子メーカーの企業戦略だ…
そんなものには一々付き合ってられないな」

ジタン「アイツ…なんか余裕だな…」
バッツ「アイツはリノアから貰うな…絶対」
ジタン「あー…俺もダガーから貰えればなー」
(ダガーは留学中と言うことで)
バッツ「俺なんか貰えるかどうか分からないんだぜ?」
ジタン「フラグクラッシャーだからな」
バッツ「うるせー!(泣)」



10日後のバレンタイン…
この二人にチョコをくれる女神は居るのか!?
はたまた涙のバレンタインになるのか!?
他の人たちはどうなるのか!?


今回は書き方を変えてみます
試しにギャルゲ風にやるつもりです

>>418 雲乃編
>>419 ミッシー編
>>420 シャントット編
>>421 ティナ編

(118.159.131.42, ez/W61S)
418 :蒼海
02/04(金) 20:43

【バレンタインイベント・雲乃編】
序章は>>417


某所にて…

「ほぅ…ここでお主に会うとはな」
「休日になんでコイツに会わなければならない…」
「なんじゃ、ワシにあったのがそんなに不服かぇ?」
「もちろん」

「ふん、どうせそう答えるだろうと思ったわ
貴様にやるものなぞ、この程度でよいわ!」

バシっ
雲乃は何か固いもの投げつけ、その場を去っていった

「イタタ…物を投げ付けるやつがいるかよ
これは…」


「はぁ…
アイツも素直じゃないな…」


雲乃が投げたもの
それはメッセージカード付きの小さな箱だった

メッセージカードには一言だけ添えられていた

手作りじゃ
心して食すがよい

END

(118.159.131.39, ez/W61S)
419 :蒼海
02/04(金) 20:55

【バレンタインイベント・ミッシー編】
序章は>>417

とある洋菓子店に、一人の美女が居た

「あれは…アルティミシア?
こんなとこでなにやってんだ?」
「人の行動を観察するのはあまり良いとは思えませんね」
「な!あれ!さっきまでレジ前に居なかったか!?」
「時間を止めて回り込んだのです
貴方の視線なんて、とっくに気が付いていました
ちなみにもう支払いは済ませました」
「だからと言って背後に回り込むのもどうかと思うぞ」
「あら、まさかこの程度で驚いた。
など言いませんわよね?」
「はっ、そんなことある訳ないだろ」
「ふふふ…
そうでなければあんな学校に通えませんわね」

「そうですね
今、私は大変機嫌がいい
これを貴方に差し上げましょう」
「これは…」
「先程買ったものですわ
限定商品なので、わざわざ並んだのです」
「…いいのか?
そんな苦労して買ったもの…」
「【貴方】だから差し上げるのです
私は帰りますわ、ごきげんよう」


そう言うとアルティミシアは黒い羽を残し、その場から消えていった


「一応…有り難く貰っとくぞ、アルティミシア」


END

(118.159.131.47, ez/W61S)
420 :蒼海
02/11(金) 21:56

【バレンタインイベント・シャントット編】
序章は>>417

ロッカー前にて…

「またこの日がやってきましたわね…」

そう呟く彼女の手には可愛らしい袋に入ったチョコが1つ

「義理…にしては少々頑張りすぎましたわね」

これは義理…
…少しは私の気持ちに気付いてくれたらいいですけど…

あの方は鈍すぎて気付くはずもありませんわ


「…少しくらい気付いてくださいな」

小さな願いを込めてロッカーの中にチョコを入れた



「そこで何をしている?」
「!
あら、あまりに気配が無くて気付きませんでしたわ
…いつからそこに居らして?」
「丁度今だが、私のロッカーに何かあるのか?」
「…いいえ、別に何も無くってよ」
「?、そうか」
「私、次の授業の準備がありますの
ごめんあそばせ!」

そう言うとシャントットは走り去っていった


「なんなんだ…?」
去り行くシャントットを見つつロッカーを開けた
そこには教科書以外にチョコが入っていた

「ふっ…
…直接渡せばいいものを」


勘違いなさらないでくださいな
義理ですわよ!義理!
シャントット


END

(118.159.131.39, ez/W61S)
421 :蒼海
02/14(月) 16:40

【バレンタインイベント・ティナ編】
序章は>>417

甘い香りを身に纏い、一人の少女がやってきた
「今って時間あるかな?」
「あぁ…特にやることもないし、大丈夫だ」
「良かった
あのね、今日はバレンタインだからチョコを作ってきたの」
「!」

「それでみんなにはもう渡してきたんだ」
(あぁ…義理チョコ、か…)
「ティナから貰えるなら嬉しいよ」
「ホント!そう言ってくれると嬉しいな」

ニコニコと微笑む彼女とは対照に、俺の気持ちは複雑だった

(ティナから本命は貰えるとかそんな期待はしてないけどさ…

他の奴に本命チョコをあげるのかな…)

「はい、コレ」
差し出されたチョコは華やかな包装がされていた
「ありがとう、ティナ
食べてもいい?」
「うん」

中には白と黒のトリュフとハート型のチョコがあった
その中からハート型のチョコを口に運んだ

「…あのね、貴方のチョコだけ特別なの
他の人より気持ちを込めてみたんだ///」
「え?」
「そのハートのチョコ…他の人には入れてないの」
「…ってことは…本命?」

コクン…
ティナは顔を赤らめさせ、頷いた

「みんなにも配ったって言ったから、義理チョコだと思ったよ」
「あ…ごめんなさい」
「いいんだよ、すごく嬉しいよ
本当にありがとう ティナ」
「うぅん、どういたしまして」
華のように微笑む彼女はチョコよりも甘かった


END

(118.159.131.47, ez/W61S)