昔からそうだった、俺はやたらと鼻が利く。 ……俺が何かを言えた義理ではないが、やはり少し物悲しい。 |
ただ一つ日を跨いだだけなのに、不意に新たな気分を起こす何かが働いた。その向くまま、足踏みをしていた本棚を漸く組み上げる事に成功し、オレは遂にこの大きな一歩を踏み出したのだった… (臆病者だと笑うなら笑え、後悔はねぇ。しかしどうにも甘酸っぱい。) …さて、もう一つ。 オレは目の前に新しい羊皮紙を広げ、ペンを握る、 |
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重い腰を上げた、と言うよりいつの間にかタイミングが途方も無い所に逃げていたと……見苦しいな、背を正そう。
≫roomno.999
棚入りに感謝を。実は随分と前(恐らくまだ君が一人であった時)から気付いてはいたんだが……いや、いつ棚から下ろされるかと思っていてな。そうこうしている内に最愛と出会えたようで──別に羨ましい訳では無いぞ、ああ全く。ページを捲る度に溢れる以前とは違う色に、これまた以前とは違う思いで目を滑らせながら…一つだけ伝えておこう。大切な彼と末長く爆発していてくれ。
≫The Sky Garden
棚入りに感謝を。まさかそこの棚へと自らの手記が並ぶとは、今でも信じ難い。私とは違う『私』の世界はとても魅惑的であり、幾度も手に取らせて貰っている。綴られる空気の中にこの身を置いてみると…そこからは到底すぐには戻って来られない。まあそんな君に恋仲がいるという事実を最近知り、更に震撼しているんだが。どうかこれからも変わらぬ仲を、と遠くから見守らせて貰おう。(因みにあちらの手記もチラチラと見させて貰っている)
※閲覧、返信共に任意。
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59 :エルヴィン・スミス
2013/12/01(日) 18:10
彷彿と、
常から燻る熱も厄介だが、唐突に発症するこの衝動もかなり厄介である。
眠るお前の顔へと跨り、そのお綺麗な瞼や鼻や頬や唇に、自身のこの欲をぶち撒けてやりたい。掛けて、擦り付けて、捩じ込んで、やりたい。
ああ、俺の精液に塗れたその化粧は顔にとても映える事だろう。下肢が疼く。堪らない。慣らしもしないで、そのまま奥へと。突っ込むも突っ込まれるも構わない。
…さて、この妄想がノンフィクションへと変わる日は果たして来るのかどうか。
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60 :マルコ・ボット
2013/12/03(火) 18:38
それは柔らかな
聴こえてくる賑やかな声へ耳を傾ける、その心地良さに噛み締めた、空気を。
当然のようにこちらへと駆けてくるジャンの存在は、決して当たり前な事ではないのだと。
僕はまだここにいる、ここにいたい。
自然と笑みが滲み出す僕を見る彼が、これからも笑っていますように。どうか、どうか。
(たとえ僕自身が当たり前で無くなったとしても。)
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