スレ一覧
┗218.----- No Logic -----(21-25/65)

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21 :リヴァイ
2013/12/13(金) 11:12

#明日も明後日も

元々、冬の寒さは夏の茹だる様な暑さに比べて嫌いじゃねぇ。何よりお前の好きな季節だ。…特別にもなる。

なぁ、お前はこの季節になると自分との思い出を蘇らせようと…思い出させようと、そう企んでいると明かしたな。

どんな季節になろうと息をする行為と同等に、容易に思い出せる。

朝方文を書く最中に陽が昇る光景を好きだと言った事、冷たく澄んだ空気を俺に例えた事、どうにかして自分の掌でこの手を暖めたいと訴えてきた事、お前を考えてその首に巻き付ける防寒具を贈り与えた事。

俺には未だ思い出と言える程古ぼけたもんには感じねぇが…幾つかの年を経た後に思い出す際には、そりゃ鮮明に蘇るんだろう。憎い程に。
その時も勿論お前が隣に居る。俺にはそんな未来しか見えねぇよ。もっと自惚れろ、愛してる。


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22 :リヴァイ
2013/12/16(月) 09:02

#裏

俺はお前が思う程大人でも無ぇし出来た飼い主だとは思わない。大人と嘯く術を身に付けたガキに過ぎないのは確かだ。

お前の方が余程…小せぇ脳ながら考え尽してるんじゃねぇかと思う。
相応で在りたいと告げられる、その度に笑っちまう程胸が軋む。甘く。

お前の中の俺は、ちゃんと立てているか。
その眼に映る俺は、お前にとっての唯一か。


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23 :リヴァイ
2013/12/16(月) 09:03

#記憶

飽く迄例え話なんだが、ふと思う。

この先もしお前と道を違える事になったとして、隣に寄り添う熱が居なくなった時に――そして更に時が経った頃に。
思い出すのは、愛した記憶で無く愛された記憶なんだろう。漠然と感じる。

其れ程迄にお前から幾つもの「幸せ」を施されている訳だ。例え離れたとして、此れさえあれば生きていけるぐらいに。

こうやって一人考える記憶さえ、お前の物として積み重なっていく。


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24 :リヴァイ
2013/12/16(月) 12:32

#本日のハイライト



>兵長は静電気みたいです。

…どうしてやろうかと思う可愛さだった。


──元々静電気に遭遇し易い俺の話を聞いてから、意識し始めたんだろう。
指先へ不意に走る痺れ。煩わしいばかりだった其れが、今は違う。
お前が俺を思い出す様に、俺もお前を思い出す。

…だがその心臓を射止めるには些か微弱過ぎねぇか。


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25 :リヴァイ
2013/12/17(火) 11:05

#マーキング

唐突に痕が欲しくなり…求めてみりゃ流石「犬」
見事な歯型を残しやがった。俺は吸えと言ったんだがな…
易々と消えないように、とお前が噛んだ歯跡。血が滲んだ所為で今は瘡蓋と化している。当分は…此処に。

甘えてみれば予想以上の褒美を貰えた気分だ。悪くない。


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