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484.Third Theater
 ┗355

355 :3番手
05/17(土) 20:52

〚LADY FIGHT!! 〜テンティ〜〛

Vol.294 『それ行け!メディちゃん』(コラボ)

目次 >>351


セントル
「ちっ‥‥
(確かに今【天女】には手は出せない‥‥ここでこいつらと争って【天女】にケガでもさせたらアタイ達に処分が‥‥)
ラン!」

ラン
「えぇ‥‥分かってるわ。妥当な選択ね。」

セントル
「金髪のあんた、もういいわ。」

バレン
「えっ‥‥」

セントル
「やめよ‥‥今回の一件‥‥目を瞑る。スエッジ聖を怒らせる訳には行かないし‥‥
その代わり、この島で目立つ行動をしない事を約束しなさい。」

メディ
「見逃してくれるケロ?」

ティエモ
「ん?」

ジャンク
「よく分からねぇが‥‥助かる。約束しよう。」

セントル
「その代わり‥‥ラン、写真。」

ラン
「ええ。」

パシャッ‥‥
ランがザクロ達とティエモの写真を撮る

セントル
「【天女】のティエモ、あんたには何かあった時の責任は取ってもらう。異空人の大暴動はトップシークレット案件。こいつらが約束を破った時‥‥この写真を証拠に正義の名の下にお前を処刑台に送る!
言っとくけど‥‥トップシークレット案件は大将も繰り出させる。つまりマッドボーイ海賊団ごと潰させる‥‥分かった?」

ティエモ
「ん〜、まぁ、いいよ。」

ラン
「ラフフフ。私達はいくらでも言い逃れ出来るから。脅しじゃないからね。」

ティエモ
「わっかりましたぁ。キュハハハ。じゃあ、飲みに行く?」

セントル
「行くか!」

ラン
「ラフフフ。幸運を祈るわ。【天女】のティエモ。例えあなたがデッドヒートカーニバルを優勝してもトップシークレット案件の処罰からは逃れられないからね。くれぐれも気を付けなさい。」

セントルとランが去っていく

ティエモ
「‥‥であんた達、誰?何なの?」

バレン
「申し遅れました。俺はバレンタイム。バレンとお呼びください。【天女】様。」

いつの間にかバレンはティエモの手を握り膝まづく

ティエモ
「へぇ、バレンね。宜しく。
‥‥であなた達は何者?」

ジャンク
「俺達はザリー海賊団。俺の名はジャンヌ・ジャクソンだ。ジャンクと呼ばれている。
そこで寝てる女が船長のザクロだ。ザリーで通ってる。
争い事を抑えてくれた事を礼を言う。あんたは?」

ティエモ
「ティエモ。イーシュガー・ティエモよ。マッドボーイ海賊団のエステティシャンやってる。
ザリー海賊団?ごめん‥‥聞いた事無いわね。
ルーキーかな?」

バレン
「ティエモちゃん!なんて可愛らしい名前だ‥‥まさに【天女】!」

ジャンク
「あんたも俺達を知らねぇか‥‥」

メディ
「それは私達も同じケロ‥‥【天女】のティエモって名前も聞いた事無いケロ。それにさっきの海兵達もあのくらいの強さなら海軍に居た私も分かるはずケロ‥‥」

ティエモ
「えっ!メディちゃん、海軍だったの?」

メディ
「えっ‥‥」

バレン
「バレハハハ。そういやメディちゃん、海軍に居たよな。メディちゃんとの出会い‥‥忘れてねぇぜ。」

メディ
「私も一生忘れないケロ!こんなしゃべり方になったり‥‥能力者にさせられた事も‥‥」

バレン
「バレハハハ‥‥ま‥‥まぁまぁ‥‥似合ってるぜ。」

ジャンク
「おいおい‥‥ちょっと待て‥‥あんた、何でメディの名前知ってるんだ?」

メディ
「それ、私も気になったケロ。」

ティエモ
「ん?やっぱりメディちゃんって言うんだ。キュハハハ。
そっくりなの。子供の時に読んだ『それ行け!メディちゃん』って言う絵本に出てくる女の子に。
蛙に育てられた大きなお尻の女の子がヒップアタックで敵と戦う物語。」

バレン
「だいたい合ってんな。バレハハハ。」

ボフン!
メディはバレンをヒップアタックで吹き飛ばす

メディ
「私は蛙に育てられてないケロ!こうなったのは誰のせいだと思ってるケロ!」

バレン
「あ‥‥あれは事故だよ‥‥」

ティエモ
「キュハハハ。面白い!これも何かの縁だよね。
ねぇ、暇?ちょっと飲みに行かない?」

バレン
「はい!喜んで!」

ジャンク
「てめぇは酒も喧嘩も賭け事も弱えんだからジュースにしろ。」

バレン
「黙れ!ガラクタパーマ!」

ジャンク
「なんだと!」

メディ
「はいはい、やめるケロ。
話が進まないケロ。私の見たところこの人は悪い人じゃないケロ。ザクロちゃんも起こさないといけないし‥‥甘んじて受けるケロ。」



NEXT >>356

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351 :3番手
05/07(水) 21:59

〚LADY FIGHT!! 〜テンティ〜〛

目次30

Vol.291 『無名』(コラボ)
>>352

Vol.292 『ザリー海賊団VS海軍女子』(コラボ)
>>353

Vol.293 『異空人』(コラボ)
>>354

Vol.294 『それ行け!メディちゃん』(コラボ)
>>355

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355 :3番手
05/17(土) 20:52

〚LADY FIGHT!! 〜テンティ〜〛

Vol.294 『それ行け!メディちゃん』(コラボ)

目次 >>351


セントル
「ちっ‥‥
(確かに今【天女】には手は出せない‥‥ここでこいつらと争って【天女】にケガでもさせたらアタイ達に処分が‥‥)
ラン!」

ラン
「えぇ‥‥分かってるわ。妥当な選択ね。」

セントル
「金髪のあんた、もういいわ。」

バレン
「えっ‥‥」

セントル
「やめよ‥‥今回の一件‥‥目を瞑る。スエッジ聖を怒らせる訳には行かないし‥‥
その代わり、この島で目立つ行動をしない事を約束しなさい。」

メディ
「見逃してくれるケロ?」

ティエモ
「ん?」

ジャンク
「よく分からねぇが‥‥助かる。約束しよう。」

セントル
「その代わり‥‥ラン、写真。」

ラン
「ええ。」

パシャッ‥‥
ランがザクロ達とティエモの写真を撮る

セントル
「【天女】のティエモ、あんたには何かあった時の責任は取ってもらう。異空人の大暴動はトップシークレット案件。こいつらが約束を破った時‥‥この写真を証拠に正義の名の下にお前を処刑台に送る!
言っとくけど‥‥トップシークレット案件は大将も繰り出させる。つまりマッドボーイ海賊団ごと潰させる‥‥分かった?」

ティエモ
「ん〜、まぁ、いいよ。」

ラン
「ラフフフ。私達はいくらでも言い逃れ出来るから。脅しじゃないからね。」

ティエモ
「わっかりましたぁ。キュハハハ。じゃあ、飲みに行く?」

セントル
「行くか!」

ラン
「ラフフフ。幸運を祈るわ。【天女】のティエモ。例えあなたがデッドヒートカーニバルを優勝してもトップシークレット案件の処罰からは逃れられないからね。くれぐれも気を付けなさい。」

セントルとランが去っていく

ティエモ
「‥‥であんた達、誰?何なの?」

バレン
「申し遅れました。俺はバレンタイム。バレンとお呼びください。【天女】様。」

いつの間にかバレンはティエモの手を握り膝まづく

ティエモ
「へぇ、バレンね。宜しく。
‥‥であなた達は何者?」

ジャンク
「俺達はザリー海賊団。俺の名はジャンヌ・ジャクソンだ。ジャンクと呼ばれている。
そこで寝てる女が船長のザクロだ。ザリーで通ってる。
争い事を抑えてくれた事を礼を言う。あんたは?」

ティエモ
「ティエモ。イーシュガー・ティエモよ。マッドボーイ海賊団のエステティシャンやってる。
ザリー海賊団?ごめん‥‥聞いた事無いわね。
ルーキーかな?」

バレン
「ティエモちゃん!なんて可愛らしい名前だ‥‥まさに【天女】!」

ジャンク
「あんたも俺達を知らねぇか‥‥」

メディ
「それは私達も同じケロ‥‥【天女】のティエモって名前も聞いた事無いケロ。それにさっきの海兵達もあのくらいの強さなら海軍に居た私も分かるはずケロ‥‥」

ティエモ
「えっ!メディちゃん、海軍だったの?」

メディ
「えっ‥‥」

バレン
「バレハハハ。そういやメディちゃん、海軍に居たよな。メディちゃんとの出会い‥‥忘れてねぇぜ。」

メディ
「私も一生忘れないケロ!こんなしゃべり方になったり‥‥能力者にさせられた事も‥‥」

バレン
「バレハハハ‥‥ま‥‥まぁまぁ‥‥似合ってるぜ。」

ジャンク
「おいおい‥‥ちょっと待て‥‥あんた、何でメディの名前知ってるんだ?」

メディ
「それ、私も気になったケロ。」

ティエモ
「ん?やっぱりメディちゃんって言うんだ。キュハハハ。
そっくりなの。子供の時に読んだ『それ行け!メディちゃん』って言う絵本に出てくる女の子に。
蛙に育てられた大きなお尻の女の子がヒップアタックで敵と戦う物語。」

バレン
「だいたい合ってんな。バレハハハ。」

ボフン!
メディはバレンをヒップアタックで吹き飛ばす

メディ
「私は蛙に育てられてないケロ!こうなったのは誰のせいだと思ってるケロ!」

バレン
「あ‥‥あれは事故だよ‥‥」

ティエモ
「キュハハハ。面白い!これも何かの縁だよね。
ねぇ、暇?ちょっと飲みに行かない?」

バレン
「はい!喜んで!」

ジャンク
「てめぇは酒も喧嘩も賭け事も弱えんだからジュースにしろ。」

バレン
「黙れ!ガラクタパーマ!」

ジャンク
「なんだと!」

メディ
「はいはい、やめるケロ。
話が進まないケロ。私の見たところこの人は悪い人じゃないケロ。ザクロちゃんも起こさないといけないし‥‥甘んじて受けるケロ。」



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352 :3番手
05/08(木) 21:49

〚LADY FIGHT!! 〜テンティ〜〛

Vol.291 『無名』
(コラボ)


目次 >>351


バキィィッ!
銃でガードする海兵を力で殴り飛ばす

殴られた海兵
「ぐわぁぁっ!」

ローイエット
「な‥‥何だ!」

海兵達
「うぉっ!やりやがった!」

「き‥‥貴様ら!」

ジャンク
「な‥‥何してやがる!ザリー!」

ザリー
「うるせぇっ!コケにされたんだ!これ以上の理由はねぇ!」

バレン
「‥‥とは言え後には引けねぇな。」

メディ
「ダメよ。バレン。まだこの島が何処かも分かってない‥‥戦えば応援が来る可能性も高いわ。ザクロちゃんを押さえて逃げないと!」

ザリー
「うるぁぁぁっ!」

ドガァァッ!
釘バットをフルスイングして海兵達を吹き飛ばす

海兵達
「ぎゃあああっ!」

「どわぁぁぁっ!」

ローイエット
「くっ!何て奴らだ‥‥我々では手に追えん‥‥」

ローイエットが電伝虫を取り出して掛ける

プルプルプルプルプル‥‥プルプルプルプルプル‥‥
ガッチャ‥‥

電伝虫
「はい。こちらセントル。」

ローイエット
「セ‥‥セン様!こちらローイエット!お‥‥応援願います!」

電伝虫
「えっ?ロロ?どうしたの?場所は?」

ザリー
「てめぇで最後だ!」

頭上にバットを構えたザリーがローイエットに迫る

ローイエット
「酒場・海の解体屋の近く‥‥‥‥う‥‥うわぁぁぁっ!」

ゴッ!

電伝虫

「えっ!ロロ!ロロォーッ!」


ローイエット
「がふっ‥‥あぁ‥‥」

プー‥‥プー‥‥プー‥‥バタン‥‥
電伝虫が切れ、ローイエットが倒れる

ザリー
「へっ!思い知ったか!」

ジャンク
「あーあ‥‥やっちまった‥‥止める暇すら与えてやくれやしねぇ。しかし‥‥」

バレン
「やっちまったものは仕方ねぇ‥‥取り返しもつかねぇんだ。とにかく一旦身を隠そう。」

メディ
「‥‥‥‥‥‥‥」

バレン
「ん?どうした?メディちゃん。」

メディ
「この海兵達‥‥ザクロちゃんを知らない‥‥
懸賞金が2億を超えてるザクロちゃんを知らないってどういう事?」

バレン
「あっ‥‥そういえば‥‥」

ジャンク
「俺も気になっていた‥‥最期の世代と呼ばれる俺達を知らない‥‥しかし格好は海軍だ。この島は一体どこなんだ?」

ザリー
「んな事どうでもいい!俺ぁ腹が減った。飯行こうぜ!」

メディ
「まったく、呑気な‥‥そこが好きなんだけど。」

ジャンク
「飯はともかく、ここを離れるのは賛成だ。その黄緑髪の海兵は応援を呼んでいた。」

セントル
「正解。でも少し遅かったね。パーマ君。」

ラン
「お腹空いてるならごちそうするわ。臭い飯だけど。」

メディ
「!!」

ジャンク
「くっ!もう来たか!」

ザリー達の前にセントルとランが立ち塞がる

バレン
「うぉぉっ!綺麗なお姉すゎん達ぃ!」

ザリー
「俺がやる!飯前の運動だ。」

セントル
「狂暴そうね‥‥見たこと無いけどルーキーかしら?」

ラン
「私達を知らないみたい‥‥ルーキーみたいね。
油断は禁物よ。ローイエット達を倒してる。」

ジャンク
「!!
(こいつらも俺達を知らない‥‥)」

メディ
「ザクロちゃん、今更あなたを止めないけど‥‥気を付けて!
さっきの海兵達とは雰囲気が違う‥‥多分、強い‥‥」

バレン
「そして可愛い!」

ザリー
「知るか!飯の邪魔するならぶっ倒すだけだ!俺の方が強ぇ!」

ギュッ!
ザリーが釘バットを握り直す

セントル
「ウフフフ。怖い武器ね‥‥アタイに近付くの禁止!火炎香。」

バレン
「おぉっ!何ていい香‥‥ぶはぁっ!」

ボハッ!
バレンの口と鼻から煙が上がる

メディ
「えっ!」

ザリー
「はぁ?」

ジャンク
「何だぁ?
気をつけろ!能力者だ!」

ラン
「ラフフフ。冷静な奴が居るわね。そいつを片付ければ戦力は傾く!」

ゴクゴクゴク‥‥
瓶酒をラッパ飲みするラン

ラン
「ラムスピア!」

ピュン!
口から酒を尖らせて吐き出す

ジャンク
「ジャクハハハ!狙いは俺か?いい度胸だ‥‥」

スパッ!
手甲鉤・色彩を構え酒の槍を斬る

ラン
「へぇ‥‥やるじゃない。」

ジャンク
「今度は俺の番だ。」

手甲鉤を構えてランに走るジャンク

ラン
「手甲鉤‥‥いい物使ってるわね。」

ランは右手に手鉤を持つ

ジャンク
「ん?手鉤か。面白ぇ!」

ガキィィン!
手甲鉤と手鉤がぶつかる

ラン
「くっ‥‥何て力‥‥」

ジャンク
「ジャクハハハ!まだまだ本気じゃねぇがな。」


NEXT >>353

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353 :3番手
05/10(土) 22:44

〚LADY FIGHT!! 〜テンティ〜〛

Vol.292 『ザリー海賊団VS海軍女子』(コラボ)

目次 >>351


バレン
「あのパーマ野郎!綺麗なお姉すゎんの相手は俺だ!」

メディ
「やめな、バレン!あんたまで暴れれば騒ぎが大きくなるだけ!」

ボフン!
メディはバレンをヒップアタックで吹き飛ばす

バレン
「おわっ!」

メディ
「ジャンク!」

ジャンク
「分かってる!だが挑むんで来る者、追って来る者が居るなら逃げる為には無視は出来ねぇ!」

ザリー
「どけっ!ジャンク!」

ザリーが釘バットを横に構えて迫る

ジャンク
「うぉっ!ザリー!」

ラン
「くっ!」

セントル
「催眠香‥‥」

ザリー
「喰らえぇっ!
‥‥‥‥‥くかーっ‥」

バタン
バットを構えたままザリーが倒れて眠る

バレン
「えぇぇっ!寝た!」

ラン
「サンキュ‥‥セン。」

セントル
「ウフフフ。【美獣】に抜群の効果あるからこいつにも効くと思った。
まずはこいつから‥‥」

上半身を仰け反る

セントル
「千砕(サウザンドクラッシュ)!」

寝ているザリーに額を振り下ろす

ラン
「あーあ‥‥頭蓋骨‥‥粉砕(イ)ったわね‥‥」

ジャンク
「や‥‥やべぇ!メディ!」

メディ
「ええ、分かってるケロ!」

ラン
「ん?」

シュルルル‥‥グルグル‥‥ビュン!
メディが舌を伸ばしザリーを巻き付けると自分の元に引っ張る

セントル
「あれ?」

ドゴォォォン!
セントルの顔が地面にめり込む

メディ
「何て破壊力‥‥バレン!」

バレン
「おぉっ!」

引き寄せたザリーをバレンがキャッチする

ラン
「ふーん‥‥能力者か‥‥」

セントル
「ぎゃあああっ!顔が抜けない!」

ジャンク
「走れ!ここは俺が喰い止める!」

バレン
「カッコつけんじゃねぇ!アホパーマ!」

メディ
「いいから、行くケロ!」

バレンの耳を掴んで走るメディ

バレン
「いでででで!ち‥‥千切れる!」

ラン
「ちっ‥‥私達2人から逃げられると思ってるの?」

グイッ‥‥ズボッ‥‥
セントルのてっぺんで結んである髪を掴んで地面から引き抜く

セントル
「いだだだだ!悪ぃっ!ラン。」

ラン
「いいえ、あっちは任せたわよ!」

グルグル‥‥ビュン!
髪を掴んだままくるくる回してセントルを放り投げる

セントル
「いででででっ!髪抜ける!雑っ!」

バレン
「ん?メディちゃん、待て!」

メディ
「何?どうしたケロ?」

バレンは担いでいたザリーをメディに渡す

メディ
「何でザリーちゃんを渡すケロ?」

バレン
「‥‥‥‥‥。」

バレンは無言で左に3歩、後ろに2歩動くと両手を前に出す

セントル
「きゃあああっ!」

ドサッ!

バレン
「ご無事で?麗しきお姉様‥‥」

見事セントルをお姫様抱っこでキャッチする

セントル
「あ‥‥ありがとう‥‥」

バレン
「やめてください‥‥お礼なんて。
当然の事をしたまでです。」

セントル
「素敵‥‥」

セントルはバレンに胸を押し付ける様に抱き返す

バレン
「!!!!」

セントル
「アタイはあなたが好き‥‥だからアタイの味方になってくれたら嬉しいな‥‥‥‥
誘惑香。」

バレン
「は‥‥はひ!」

セントル
「あのパーマの男‥‥倒してくれるかな?」

上目遣いでバレンを見つめる

バレン
「お安い御用で!」

キィン!キィン!キィン!
ジャンクの手甲鉤とランの手鉤が激しくぶつかり合う

ラン
「くっ‥‥」

ジャンク
「ジャクハハハ!どうやら接近戦は得意では無いようだな!」

ガキィィン!
ジャンクが手甲鉤で力任せに手鉤を押し退けてバランスを崩させる

ラン
「わぁっ!」

ジャンク
「悪いな‥‥勝たせて貰うぞ。」

手甲鉤を逆手に振り上げる

ラン
「しまっ‥‥」

ガチッ!

ジャンク
「あ?」

バレンがジャンクの腕を掴む

バレン
「レディに刃を向けるな‥‥クソパーマ野郎!」

ジャンク
「くっ!何しやがる!ダメギャンブラー‥‥‥‥ん?」

ジャンクはバレンの目が虚ろになってるのに気付く

ジャンク
「てめぇ‥‥操られてるな‥‥あのネギ坊主の女海兵か‥‥」

メディ
「ジャンク、バレンが何かされた!気を付けて!」

セントル
「ウフフフ。余計な事を言わなくていいよ。
あんたはそれどころじゃない‥‥能力者だよね?
大好物♪」

セントルがお仕置き棒を構える

メディ
「何それ‥‥」

セントル
「気になる?じゃあ身を持って知らせてあげる!」


NEXT >>354

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354 :3番手
05/12(月) 12:11

〚LADY FIGHT!! 〜テンティ〜〛

Vol.293 『異空人』(コラボ)

目次 >>351


メディ
「ザクロちゃん、ちょっと待ってて‥‥」

メディがザリーを地面に寝かせる

セントル
「隙あり!」

ブン!
お仕置き棒を躱すメディ

メディ
「わっ!
いきなりねケロ。」

セントル
「ウフフフ。当然。海賊の作った隙を見逃す程お人好しじゃないの。
花の香水(フラワーパフューム)!」

ほわん‥‥

メディ
「ん?いい香り‥‥はっ!」

セントル
「ウフフフ。突然漂ういい香りは一瞬動き止める!」

セントルは素早くメディの横に移動する

セントル
「あら?叩き甲斐のある立派なおケツちゃんね。【天女】といい勝負。」

メディ
「う‥‥うるさいケロ!【天女】って誰ケロ!」

バチィィン!ボォォン!
メディの尻をお仕置き棒で叩く

メディ
「あぁぁぁっ!」

ジャンク
「メディ!ちっ!どけっ!スルメ野郎!」

バレンタイム
「誰がスルメだ!兜割り!」

ブォン!
右の拳を振り抜く

ジャンク
「危ねぇっ!殺す気か!
いいだろう!分際を分からせてやるよ!」

ラン
「ラフフフ。私の存在も忘れちゃ嫌よ。」

ランが手鉤をジャンクに振るう
ガキィン!
手甲鉤でガードする

ジャンク
「忘れちゃいねぇさ‥‥修羅場を好み潜り抜ける事が強者の道だ!」

メディ
「あうう‥‥何それ‥‥めっちゃ痛かったケロ‥‥」

セントル
「ウフフフ。当然!能力には威力倍増!打ち込めば爆発する爆弾付きの海楼石!」

メディ
「なら‥‥あんたにも効くって事ケロね。」

シュルルル!パシッ‥‥
舌を伸びしてお仕置き棒に巻き付かせて奪う

セントル
「あっ!返せ!」

メディ
「面白い武器ケロ。」

取り返しに来たセントルをさっと躱し背後に回り尻を叩く

バチィィン!ボォォン!

セントル
「ぎゃああああっ!」

メディ
「お返しケロ。」

セントル
「こ‥‥この蛙女‥‥」


〜ウインドエリア 酒場・海の解体屋前〜

ティエモ
「お酒♪お酒♪ビール♪」

ポムホスピタルを出たティエモは酒を求めて歩いていた

ティエモ
「海の解体屋?変わった名前‥‥よし、ここで一杯♪
ん?」

店の裏側の方で物音がするのに気付き足を進める

ティエモ
「あっ!」

バレン
「蓮華割りッ!」

ジャンクの脇腹に向かってパンチを打ち込むがジャンクは拳を掴んで止める

ジャンク
「甘ぇよ‥‥強さも賭け事も全て俺には敵わねぇ!」

ラン
「この男‥‥強い‥‥」

メディ
「くっ‥‥戦ってる場合じゃないケロ‥‥何とかここを離れないと‥‥」

セントル
「逃がす訳無いでしょ!全員連行する!そしてお仕置き棒返せ!
剃!」

メディに向かって高速移動で突進する

ティエモ
「ばぁっ!」

セントル
「うわぁぁぁぁっ!」

ティエモがセントルの前に現れる

セントル
「て‥‥【天女】!何よ!邪魔すんな!」

ティエモ
「キュハハハ。やっぱりあんたか。
何してんの?」

セントル
「不審者の拿捕よ!どけっ!」

ラン
「【天女】のティエモ‥‥」

ジャンク
「新手か‥‥だが海兵じゃなさそうだ。」

メディ
「この女が【天女】‥‥
(確かにお尻大きい‥‥)」

バレン
「うぉぉぉっ!綺麗なお姉すゎん!まさに【天女】!」

ティエモ
「不審者?海賊だよね?この島で海賊なんて珍しく無いじゃん。」

セントル
「こいつらは得体が知れないのよ!ルーキーでもなさそうだし‥‥強さも異常。アタイの見解じゃあ‥‥8‥‥いえ9割強‥‥異空人!」

ティエモ
「異空人?」

メディ
「あんた達も私達を知らないのケロ?
ザクロちゃんとパーマ男は最期の世代ケロ。」

ラン
「最期の世代?最悪の世代でしょ?
最悪の世代の海賊なら有名よ。その中にザクロなんて名前は無いわ。」

ジャンク
「最悪の世代?聞いた事ねぇな‥‥最悪のギャンブラーは知ってるが‥‥」

バレン
「んだとぉっ!この最悪パーマ!」

ジャンク
「黙れ!アホギャンブラー!」

グググッ‥‥
ジャンクとバレンは手四つで力比べをする

セントル
「邪魔だって言ってんの!どかないとあんたもぶっ飛ばすからね!」

ラン
「ダメよ!セン!【天女】のティエモは決勝進出者‥‥この島の法がそいつを全面的に守る‥‥
非はこっちになる!」

セントル
「ちっ‥‥」

ティエモ
「そうそう。だから争い事なんてやめて飲みにでも行こうよ。センちゃん♪」

セントル
「馴れ馴れしく呼ぶな!」


NEXT >>355

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