スレ一覧
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1 :火神大我
2018/01/31(水) 15:12


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(半完混合、乱入・交流×)
 

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10 :火神大我
2018/02/09(金) 04:23


等価値の物は手に入らない。
それでいい。比較が出来るっつーのは、順位を付けられるって事で、そもそも同質の物同士でしか成り立たねーだろ。
オレが大切に育んできた綺麗で愛しい、ちっぽけな花と、オレのほんの小さな泣き声を拾って撫でてくれた手と。
どっちが大事だなんて言えねぇ。代替品なんざある訳もねーよ。レプリカじゃねーんだ。安っぽい大量生産の玩具じゃねぇ。

それでも。
だからこそ、か。

夢が境界になった後、暗い場所で一人になれば、砂埃の中に消えてった影を今も思いだす。それは、この名前の無い温もりとは、また違うモンだからだ。

ノックの音に気が付いて、ドアを開けた泣き虫が今のオレだ。
だけど……もう一人のオレは、物語が終わって、照明も落とされて、誰もいなくなって、それなのに、幕は下ろされないままの舞台に、まだ一人で立ってる。




どうして迎えにきてくれなかったんだ。終わらせてくれなかったんだ。

どうしてだよ?


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11 :赤司征十郎
2018/02/09(金) 04:45


雨がこの目を潰してくれれば、苦しむ事もないのか。オレは僕の中で眠っていられるのか。そう思った。

それでも、揺籃で寝かしつけられる様な心地の中、暖かく背を宥める手と、囁く様な子守唄と。今、ここにある温もりが与えてくれた物のお陰で、迷子の子供は、やっと泣く事を覚えられた。

緩やかに日々、癒されていく。
それは、確かな事だ。


今はまだ、何故と問う事を止められなくて、オレにとっては幸せな記憶すら残酷な物だけれど。
君との記憶が暖かく優しい物へと変わりますように。


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12 :氷室辰也
2018/02/10(土) 10:06


きらきら、柔らかく注ぐ陽射し。珈琲の湯気と耳には遠く懐かしい歌。
温もりは心と体が覚えてる。君を待つ時間も、苦じゃない。記憶を温めて知る物もあるだろ?

世界は冷たい。どうにもならない現実の前に打ちひしがれる事も数え切れない。時として期待は高望みだ。

だけど、こんな日には笑って何かを返せそうな気がするよ。


Life is Beautiful!
下らない物なんて無いさ!


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13 :火神大我
2018/03/27(火) 03:03

大好きだった歌とその人の生き様に震えた。昔、夢中になっていた本の主人公に会いたくて気紛れに読み返したら、そいつはやっぱり目一杯生きていてた。今読んでんのは一月前にわざわざ買い戻した奴。どうしてか今のオレには絶対に必要な物だと思ったから。
生きる事は自分を生かす事だとアレックスが語ったその夜、青峰はオレに諦めるなと言った。

神様は乗り越えられる奴を選んで試練を課す。
心の声を聞いて、オレもまた選ばなきゃならない。空を飛べないとしても。

何処に行けばいいのか分からねーから……本当は何処にだって行けんのか。怯えて立ち尽くしてるから、此処に縫い止められてるだけで。
今の道は、何処かに…繋がるのか。繋がるだろうか。


生きているだけの、オレ。
地図も目的地も無くて、迷子のまま。
ただ、生きてるだけ。
だって、もうオレは跳べなくなった。
跳べなくなったんだよ。


それでも、何処かで光が呼ぶ声が、聞こえた気がした。


そんな夜だった。


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