息をする事を忘れる程に夢中になってるモンを追いかけていただけの筈だ。胸が焦げ付く程に求めて、走って、走って、走り続けて……今、この手に遺されてるモンは何だ?結局何が残った?あと、どれだけ残ってる?
自問自答してみて、数える事も馬鹿らしくなった。
景色は濁っても、退屈さばかりが褪せず、鬱屈と日々は凝っていく。
光を求めて泳ぐには、この海は暗くて深過ぎる。
このまま倦怠感に埋もれて、明けることのない夜の底で、呼吸の仕方を忘れていくだけなのか。
気が付けば、焦げ付いた心からは、一番大切だったモンが焼け落ちて、歩き方すらオレは分からなくなってた。
(リアルは何処にある?)
(現実と夢の境界は?)
突き抜ける様な、蒼が、恋しい。