スレ一覧
┗43.エリカの水葬(12-16/31)

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12 :氷室辰也
2013/02/24(日) 01:50







 逢いたいと願うには遠く成り過ぎた。恋しいと想うには離れ過ぎた。こころが遠い、お前が居ない。だって言うのに、何時だって抉られるのは忘れた頃、


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13 :実渕玲央
2013/02/24(日) 01:50







 試されて居るのならば応えれば良いだけの話でしょう。馬鹿ね、――本当に。

> ‐

 私が言葉を残す理由として。彼の子は私の言葉を一つも漏らさず耳を傾けて居たからと言うことが在る。知りたがったか、義務的な何かか、――其処迄のことは分からないけれど。彼れも此れも、総て総て。元を辿れば繋がる其れらに吐き気がしたわ。


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14 :赤司征十郎
2013/02/24(日) 01:50







 ××とは詰まり何だろうか。根刮ぎ奪われた、今更此の僕に何を如何しろと。――嗚呼、漸く。漸くお前の気持ちが理解出来たよ、


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15 :火神大我
2013/04/01(月) 01:38







 四月馬鹿に因んで復縁したって嘘吐いたらタツヤに打たれた記念確保。


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16 :氷室辰也
2013/04/01(月) 01:39







 オレは誰の代わりにも成れないんだ。誰にも成れない、オレはオレでしか無い。こんなオレがあんな風に成れるとでも?――まさか。憧れるには嫌いなものが増え過ぎた。色んなものを嫌い過ぎたんだろう。だけど彼の花はきっと誰にも似て居た。××にも、オレにも、似て居た。誰にでも似て居たから、誰にでも成れた。其れは迚も、迚も哀しいことなのに。誰かと同じ様に、××を重ねて求めたオレは狡いね。

> ‐

 アツシ。お前の言葉を否定したりはしないよ。――欲しかったんだ、手に入らなかったから。彼の子を受け入れることが、××に対する贖罪に成ると信じて止まなかった。其れだけの、酷い話。そんなものを恋と信じて居たんだ、オレは。…此れは恋慕じゃ無いと、否定した彼の子が一番正しかった。

> ‐

 だけど。だけど確かに、恋だった。嘘じゃ無い。誰に信じて貰えなくても、何度否定されたとしても。――オレはね。彼の花が好きだったんだ。本当に、本当に、…好きだったんだよ。


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