馴れ初め話(出会うまでの話②)
>>25の続き
この時点で俺は思ったね。
「もう木吉とは絶対に恋人にならない!」って(笑)
極論じゃねぇかって?でも、好きな組み合わせだからこそ、終わる所を見たくないってのもあるだろ?
そんで、その後は。
木吉じゃない奴とくっついて約五ヵ月半を共に過ごし、時折一号二号に会う以外は特に「木吉鉄平」と関わることはなかった。
実はこの頃はまだ「恐怖症」と言うほどではなかった。
「木吉鉄平」にはあまり関わりたくないと思ってたが、茶室で声を掛けられれば楽しく話せたし、恋人持ちということで変に声を掛けられることもなかった。
一号二号は別にして(真顔)
春を過ぎた頃から自由な時間が減って、恋人と一緒に茶室行くことがメインで一人で出歩かなくなったっつうのもあるけど。割と平和だった。秋までは(笑)
一号二号の話だけで思ったより長くなったな。次からはその五ヵ月半共に過ごした「火神」と別れたところから話していくことにするか。
「火神」とのことはまぁ色々あったけど、俺の恐怖症には係わり合いねぇから割愛。
去年のクリスマスに晴れて恋人が出来たみてぇってだけ。特に個人的にやり取りはしてねぇけど、その恋人さんとはちょいちょい話してっから漏れ聞こえてくるアレコレ。
振り返って思うのは「あの時俺をフってくれてありがとう!」だな。最初に別れ話したのは俺だけど復縁して二ヶ月は一緒に居たしなぁ。
ああなると自分から別れるのは無理っつか、意地でも別れるもんか的に頑固な俺が出張ってた。
えっと、火神と別れたのは10月の終わりだな。そっからまぁ俺は久しぶりのフリー期間。
俺の周りは「どうせ日向さんまたすぐ恋人作ってくる」とかなんとか言っていやがった訳ですがー。意外とできねぇもんだぜ?
とにかく独り身謳歌してたな、二週間くらいは。一夜の遊びに明け暮れ、恋人を探す場所で戯れ、享楽的に過ごしていた。
でもまぁ、そんなんも長く続かなくてなー。寂しさ?ってのが溢れてきて、その頃から真剣に相手を探すようになった。
良縁部屋でナンパした奴と再会とかやらかしたりなー(笑)どんだけ入り浸ってたんだっつう。
そんで、あー。11月の中ごろ過ぎて漸く俺にも「恋人」が出来た。仮に「Mさん(一号)」としとくか。何で一号なのかは後々分かる。ここではM1さんって呼ぶか(笑)
たった5日間の恋人だったけど、久しぶりに「恋」っつー感じがして。別れは相手からの白紙なのに、今じゃそれなりに穏やかな気持ちで思い返せる。
別れの原因?そりゃあれだ。「姿萌え」っつーな。
M1さんの元恋人さんはKさんで。そのKさんは俺の扱える姿だった。
それでも、Kじゃなくて「日向」のままでいいって言ってくれたから、俺は嬉しかったんだけど。
付き合って4日目あたりで唐突に「Kにまた会いたい。Kになって」って言われてよー。いや、んー。たまに姿変えて遊ぶならいいけどなんかそういう雰囲気でもなくてな。
俺は俺の姿に愛着を持っているし、俺のままでM1さんを好きになった訳だし、そう簡単に承諾も出来ず
「少し考えさせて下さい」と送った次の日に来たのが『件名にENDと書かれた白い手紙』一枚。
恋ってなんだー!!!姿萌えのばっかやろう!!!!
↑リアルにこんな心情な(笑)
俺の恋心一気に冷めたわ。冷えっ冷え!
そんでどうしたかって?恋人探しに決まってんだろ(真顔)
その日のうちに合コン部屋飛び込んで、見事恋人フィーリング成立ー(てれててっててーん)
相手はまたしてもMさん!(笑)俺別に「Mさん萌え」ではないんだけどな。むしろKさんのが萌えry
このMさんを「M山さん(二号)」と名づける。
おっと、まただらだら書いちまった。いつになったら俺は白熊に会えるんだ!(どうかんがえても原因は俺)