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┗4.パフューム(1-5/59)

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5 :不二由美子
10/05(金) 17:06

規約は目を皿の様にして確認した筈だけれど、ちょっと不安になる大人約一名。やっぱり周助に任せるべきだったかしら?
……そうね、流れに任せましょうか。
今日は雑誌のお仕事がとても早く終わったから、久しぶりに寮から帰って来る可愛い末弟のためにラズベリーパイを焼こうと計画中。
彼の分は、わたしのパイなんていつでも食べられるんだから当然、計算外。
――なーんて言ったら拗ねちゃうわね、きっと。


好きよ、そういう子供っぽい所。
年下を気にしてるあなただけど、年相応に大きくなっていって欲しいと思うの。
自分の学生時代を思い返してみても、中高の一年間ってとても大きいものだった。
だから、あんまり急いで大きくならないで頂戴ね。
色んなものからいい影響をたくさん受けて、背伸びしないで。
等身大のあなたが好き。
格好つけなくたって、世界一格好いいと思ってるわよ。



>>>




……もしかしたらもしかしなくても、わたしの事?




>>>


跡部くん、早過ぎ。――と思ったら、可愛い女の子経由だったのね。
教えて貰った場所を探していたら……これは、わたし宛と思っていいのかしら。
此方こそ、跡部くんからよく話を聞いていたのよ。こうして言葉を交わせて、嬉しいわ。良かったら、仲良くして頂戴ね。

それから跡部くん、あの人には内緒にしてね?

>>>


とってもタイムリーなのね、縁があったって事かしら?
此処は少し前から気になっていたんだけど勇気が出なくて、今日見たら新しい場所があったものだから、勢いで一部屋お借りしちゃったのよ。
……いくら彼でも狂犬ではないから、危ない事はないと思うけれど……可愛い女の子向きの話題が用意出来る人じゃない事は確かだから、きっとそのせいね(…)。

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4 :不二由美子
10/05(金) 16:09

▼初めまして。


ずっと気になっていたんだけど、新しい場所が出来ていたのを見つけて一室お借りする事にしたわ。
わたしのスマフォとPCからは一応タグが反映しているんだけど…他キャリアからは分からないわね。
あの人に訊いてみたいけれど此処は秘密の場所。
……見つかっちゃったらその時はその時として、先ずは宜しくお願いします。
みんなよりだいぶ歳上だけど、仲良くして貰えたら嬉しいわ。


さて、早速日記ね。
昨日は御友達の跡部くんのお誕生日。
プレゼントのチョイスは、わたしの選んだアロマキャンドル却下してくれちゃった彼に御任せしたの。
「凄い喜んでた」っていう言葉を信じてたけど、何だか凄まじい(マイナス方面に)物をプレゼントしちゃった、みたい?
頭のなかが真ピンクなのは知ってるけどね、その内友達無くすわよ。
…跡部くんだから何でも出来るんだろうけど。
改めてお誕生日おめでとう、若いって良いわね(…)。

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3 :不二由美子
10/05(金) 15:56



***lover
わたしにとっては、世界一格好良い人。浮き名を流し放題だった割に一途。吃驚する位描写が巧い超長文。変態で、本人曰く対わたし限定で寂しがり。姿は変動があるけれどお互いに1PL1恋人主義で、常に左側の完攻。猫みたいな人。




 By.Ryoga
さっすが由美子、間違いないぜ。世界一カッコイイ俺ですって冗談だっつの。




*

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2 :不二由美子
10/05(金) 15:15




***Introduction

※NL、惚気、半要素、渾名注意

基本的にわたし、不二由美子の個人日記。
ときどき恋人の越前リョーガの登場もあり。
最初に記載させてもらったけれど、NLや惚気が苦手な方の閲覧はお勧めしないわ。

それから、他柵の話を暈して自分たちの事として綴る事、原作とは違う渾名を使う事もあるから、半要素を苦手に感じる方もごめんなさい。

この場所に目を通してくれてどうもありがとう。
お互いにこの町で、素敵な時間を過ごせるといいわね。


馴れ初め.彼ver>>36
馴れ初め.わたしver>>38


*

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1 :不二由美子〉越前リョーガ
10/05(金) 14:59









Perfume



1st

Yumiko Ryoga

Favorite

Baton






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36 :越前リョーガ
11/07(水) 21:12

偶にはコッチにもッつう事で嫁の不在に一枚貰うぜ。マンションなのに「一枚」ッつーのはこれ如何に。


先ずは跡部クンのお友達の杏ちゃん、猫でも何でも好きに呼んでネ。最近うちの由美子が世話になってるみてェでどーも。


ンじゃま、俺は由美子との馴れ初めでも書いていきますか。
アイツも書いてるケド俺達は結構頻繁に姿のバトンタッチしてるから、他柵の話を暈してるコトもある。辻褄合わなくね?って思ってもスルーで頼むぜ。
帰国子女なのに「暈す」とか書ける俺、カーッコイーイ。


初めて会ったのは2004年の11月21日。
可愛いのが一人で居たから、俺がナンパした。実は俺ってばその頃、誰とも付き合った事無い純情ボーイだったワケよ。あ、ちなみに生で致したコト無かったから童貞ね。俺の「ハジメテ」は由美子に捧げたってワケ。
…脱線しちまったケド別に誰かと付き合う心算も無かったしー、飽きっぽい俺に恋人持つなんて絶対無理!って思ってたし。
終わった後「また会いたい」って言われるコトあっても、こっちは出したら賢者タイムだし「シャワー浴びずに今直ぐ帰れって言わないだけ優しいだろ」レベルだった。
「それが彼女と会って変わりました」っつーありきたりの話なんだケド。
何で惚れたかとか、正直今となっちゃ分かンねーわ。でも初めて「また会いたい」って思った。会話の引き出しが多くて媚びたトコねェのに可愛くて、抱いた時の打てば響く感じに気付いたら惚れてた。
後はもう、俺ってこんなしつこい性格だったンだなって自分で引く位の押せ押せで。
他の奴に奪われない様に必死で繋ぎ止めて、2005年の5月26日に俺が告白して晴れて恋人になった。


由美子は俺の気持ちにまるで気付いてなかったケド、自分の気持ちを告げていいかどうか悩んでたんだよな。
恋人持ったコト無かったンで、不安だった。今思うともっと早く告っとけよ俺、って思うんだけどな。その年のクリスマスとかも恋人として過ごせたのにチクショーって。
不安だったのは自分の性根が腐ってるのは自覚してっから、手に入ったら興味無くしたりしちまわねェかなとか。幸せにしてやる自信も無く。
半年やきもきした挙句突然言う気になったのは、悪友の跡部の後押しがあったから。


「相手もお前の事が好きだと言ってくれて付き合う事になったとして、『幸せにしなきゃ』なんてナンセンスだろ。幸せにしてやるなんておこがましい事言い出したらその方が俺は心配だぜ。幸せは『なる』モンだ。振られたらオレンジ園でも買ってやるよ、行って来い」


ンで告ったワケなんだケド、跡部の助言を聞いてかなり格好つけて「お前が居ると俺が幸せだからずっと傍で笑っていて欲しい」って。内心凄ェ緊張した。でも由美子はそれが告白とは気付かなかったみてェで、「これからも仲良くしてね」みてェな事普通に言われてウッソーン。
結局「好きだ、愛してる、俺のものになれ」って言うのがやっと。それで漸く伝わった。
今の幸せは跡部クンあればこそなンで、正直感謝もしてるぜ。


思い返してみると初めて会ったのが11月21日で、日付変更間近だったから11月22日に「また会おう」って別れた。
それがいい夫婦の日ってのは何か運命的なんじゃねェのとか思っちまったりする高校生の冬。



あー、暇潰しに日記書いてようと思ったら余計会いたくなった。
由美子早く帰って来ねェかな。


38 :不二由美子
11/09(金) 00:01

彼の書いた馴れ初めを読んで恥ずかしいやら懐かしいやら。出逢った時の話を普通に出来る仲が一番理想的だとか偶に聞くけれど、わたし達ってあまりそういう事を話さないのかも知れないわね。彼目線での話を聞いて、とても新鮮だったから。
跡部くんの言葉だとかあの時の事、彼みたいな人がよく覚えていたと感心するわ。
わたし目線での馴れ初めも、少し書いてみようかしら。改めて文字に起こすのは初めてだから、何だか変な感じ。


初対面の印象は「遊び慣れてそうな人」だったと思う。
確か雨の降る寒い日で、雪になればいいのにって話をしたの。それから、冬の海が好きだとか。
春の似合う人に淡すぎる片想いをしていたわたしは、それが叶わないって分かっていたから何だか冬が恋しかったのよね。冬が明ければ必ず春が来るから待ち遠しくて、こんなに寒いのにまだ秋の括りだなんて信じられなくて。
いかにも一夜限りの人だったから、暖め合って離れる時に「また会いたい」って言われて驚いたの。
アドレスを交換して、会えば暖め合って。すぐに飽きて離れるだろうと思っていた彼は季節が変わって冬になっても、それを通り過ぎて春になっても一緒に居てくれた。


好きなもの、苦手なもの。とりとめのない話をたくさんして、毎日決まった時間に届く彼からのメールを読むのが楽しみだった。長かったからそんなに数は送れなかったけれど、時間が合う時にはどこかでデートして。
自分の穿った目線が申し訳ないんだけど、ふとした時にわたしの話した何てことない「苦手なもの」を彼が覚えていてくれて、何だかすごく意外だったの。
わたしの苦手なものは二種類あって、両方とも一般的に好まれるもの。そしてその二つの組み合わせが人気のものなんだけど、三ヶ月は経ってから「でもお前は嫌いなんだよな」って、さらっと言われてね。
知り合ってすぐの時話した何気ない内容を覚えていてくれた事、とても嬉しかった。


切っ掛けは……決まった時間にくれていた連絡が届かなかった日があったのよね。「すぐにわたしに飽きるだろう」って思っていたのに、いざそうなるとショックな自分が居たの。勝手よね、本当。いつの間にか彼が居なくなるのが怖くなって、彼への恋を知った。ああ、春の似合う人への気持ちは憧れだったんだって納得したわ。
丁度その頃だった。彼から「これからも傍に居て」って言ってもらえて、望むところだって思ったのよ。でもすぐに抱き締められて「俺のものに」って言われて、何を言っているか分からなかった。
「今から?それは無理ね。ずっと前から、あなただけのものなのに」って言葉が口をつく程度には、彼の事を好きになっていたみたいね。