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205.【百物語】にぅ板版百の物語【語ろう】
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25 :SERNの名無しさん
投稿日:10/11/18 02:36:28 r7B+YJ2fO
もう百物語な季節じゃないですが…
こないだゾッとする経験をしたので書き込みします
10月半ばの事です
10月といっても、俺が住んでる所は地域柄冬が来るのが早く、ジャケットが必要な位寒いんです
その日、俺はBOOK・OFFで閉店まで立ち読みをしてました
閉店時間は10時
店内を満たすオルゴールミュージックを背に、自動ドアを潜り、自転車漕いで帰宅をしようとしました
その日は殊更寒い日で、チャリのサドルを握る手が冷たく、裾を伸ばして手を入れたのを強く覚えています
そんな日ですから通行人は全然いません
更に、国道に面した歩道を走っていたのですが、何故か車の通りも殆どありませんでした
言い様のなき嫌悪感を抱き、家に早く帰りたい一心で漕ぐ足を早くしました
飛ぶように視界が流れ、帰路を進みます
やはり人通りは有りません
冷風によって耳が痛くなりました
帰宅したら暖かいココアでも飲もう…
なんて思いながら、後百メートル程で家という所まで来ました。そう、来たんです
その瞬間、全身におぞ気が走りました
俺ん家の前、橙色の街頭が一本ポツンとたってるだけなんです
その真下で人が踊ってました
両手を顔の横で振り、ジャンプを何回もしてたんです
橙色の光が影を作り、顔は良く見えませんでした。体躯は小さく、子供のそれです
正直泣きそうでした。こえーよ!
幽霊物の話で、幽霊に気が付いている事を悟られてはいけない。というセオリーらしきものを思いだし、
勢いをつけてた事もあり、チャリを止めて向きを帰るのも、そのナニカに気が付いてますと言ってる気がして、そのまま通りすぎたました
幸いソイツは、何も動作を起こすことなく奇妙な動きを繰り返してました…
で、俺、通りすぎる時、そいつの正体に気が付いたんです
向かいの家の子供が、縄跳びしてました
時間と季節考えろよ(゜д゜#)ビキビキ
こえーよ!
たったまにはこういう話もいいよね!
文字書きすぎた為AA入らないので省略させて頂きます。すみません
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