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205.【百物語】にぅ板版百の物語【語ろう】
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29 :nipper774さん
投稿日:12/01/28 01:25:56 jyKhVCaJO
コピペをそのまま載せよう。
これは俺が大学1年の5月の話。
地方から出てきて、大学に入り1ヶ月くらい。
まだ殆ど友達もおらず、授業が終わると速攻でアパートに帰ってた。
とまぁ、ここまではよくある話。
ある日の夕方、チャイムも鳴らさず俺の部屋に入ろうとするヤツがいる。
慌ててキーチェーンをして、直ぐに布団に潜って息を潜めてた。
覗き窓から確認すれば良かったんだが、何故かイヤな予感がしてそれはやらなかった。
翌日も同じような時間に入ろうとするヤツが来た。
勿論、同じようにキーチェーンをして、布団に潜り込んだ。
同じくイヤな予感がしたから。
またその翌日も、その次の日も、同じようにやってくる。
さすがに気味が悪くなってきた頃、電話が鳴った。
「おい、K!Kだろ??あれ?」
Kとは俺の名字と似ているが違う名字。
相手「お前何他人の素振りしてんだよ」
俺「いや、あの、●●といいますが・・」
相手「なんだ、まぁいいや」
その少し後、またドアがガチャガチャ。
そのときは、更にイヤな予感がした。
俺の部屋は1階の道路側で、いつもカーテンを閉めてたんだが、そのカーテンの隙間から誰かが見てる。
マズイと思った瞬間、そいつと目が合った。
誰かに似てる?
それから数日、ドアを開けられそうな事はなかった。
忘れかけそうになってたある日、キーチェーンをせずに、鍵だけかけて部屋にいた。
突然、鍵を開ける音が聞こえ、ドアが開いた。
うわ、入って来やがったと思って、武器になりそうなものを手に取り玄関へ。
俺は凍りついた。
そいつはまぎれもなく、俺だった。
暫く会話したのだが、内容はよく覚えていない。ただ、その後、あいつは来なくなった。
一体、なんだったんだろう。
未だによく解らない。
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