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702.【久しぶりに】にぅ版百物語【やらないか?】
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13 :nipper774さん
投稿日:13/07/28 12:48:30 q59Vpc56O
無限地獄の話。
江戸時代、中山道は沼田の辺の話。
ある親子がが街道を行くと、水溜まりがあった。
父親は水溜まりを避けずに足を入れた。
水溜まりはほど良いぬるま湯。心地よさのあまり、脚を抜きたくなくなった。
さらに両手を水たまりに入れる。
気持ちが良くて両手も抜きたくなくなってしまった。
子供から「父さま、四つん這いは武士にあるまじき仕草です。やめてください」とたしなめられ、水溜まりから両手足を抜こうとすると、たちまち耐えがたい寒さが襲ってきた。
仕方なく両手足を水たまりに戻す。さらには顔をまでも付けてしまった。
子どもが大声で助けを求めたところ、通りがかりの僧が気づいて、父親を抱き起こそうとしたが、父親はついに全身を水たまりにつけてしまい、もう上がっては来なかった。
僧は残された子どもに、
「おまえの父親は無限地獄に落ちた。もうどうしようもない。これからは私の元へつき、父親の供養したまえ」
と説き、出家させたという。
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