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┗1762.愛し金糸雀(132-136/165)

|||1-||||リロ
132 :市丸ギン
2010/09/02(木)13:27:41

ふ、と。

昔のことを思い出す。
その中には思い出さんでもええこともたくさんある。


忘れたらあかんこともいっぱい。



最近懐かしい人によう会う。
これは忘れたらあかんこと。

最近嫌な過去ばかり思い出す。
これは思い出さんでもええこと。


出来ればええ思い出ばかりに包まれたいもんや…


先日、なぞなぞを出した。
答えの無いそれに、あの子は幾つも幾つも答えを出してくれた。
全部正解や、てくらいすばらしい答えやった。

きっと誰しもが思う不思議な問いに、あの子はあんなにたくさんの答えをくれた。
正直、驚いた…


ボクももっとしっかりせなあかんわ。

キミに見合う男になれるように…

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133 :市丸ギン
2010/09/10(金)01:53:43

気持ちは秘めておけばいつか消えてしまうだろう。
そう思うてた。
どうせいつものように忘れてしまう、恋心なんぞそんなもんや、なんて軽う考えてた。

けれども其れは思うたよりも重傷やった。
深く深いところまで刺さった刃は、氷の塊も瞬時に溶かすくらいに熱うて。
火傷なんかじゃあ済まんかった。

じくじく、じくじく、いつまでも残る痛みに戸惑いながら、気が付けば刃に手を伸ばして焼けた其れを素手で掴んだ。
(あ、焼けた!)なんて、本能的に感じたのも束の間。
熱い筈の刃は掌を焼く事も無く、まして切り刻みもせず、ただ柔らかく温かに包み込んだ。

今までの痛みは、虚勢は何処へやら!

触れた心地よさに一度囚われれば抜け出す術は無く、否、抜け出そうとも考えず、ただただ角を削られた。





日付が変わった瞬間に舞い込んだ、可愛らしく装飾された蝶々。
大事に籠に仕舞って、送り主への礼はただ一つ。


『     !』

心の底から、両の腕を目一杯に伸ばして。
届いた太陽へ。

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134 :市丸ギン
2010/09/14(火)23:48:56

「九月 十四日 は、」


毎月キミはボクに言葉をくれる
それはいつになっても変わらぬ言葉

何故くれるのだろう、
否、答えは簡単

考えるまでもなく…

「  、だから」


言葉にも温もりがあることを知った



教えてくれたのは紛れもなく、


>キミから紡がれるその音

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135 :市丸ギン
2010/10/11(月)00:12:24

そう…アンタの言わはる事に一理はある。
否、二理も三里もあるかも知れへん。

そやけどソレはソコで言う言葉と違いますよ?

そやからアンタは「  !」なんて言われるんです。

ああ、コレ褒め言葉やから怒らんといて?



なんて。

久方振りに会うたアンタは相も変わらずやった。
相も変わらず過ぎて、ついつい下らん言葉吐いてしまう。

変わらんままでよかったと思う。
アレがアンタや。

ボクは別嬪さんに囲まれて幸せでしたけど。


せや、仰山餌付けされたかて、ボクは恩を仇で返しますよ?
猫のように鋭い爪で。


次にアンタに…否、皆に会う時は是非にいじらせてもらいます。



その日を楽しみに。



>友人との繋がり
は、大事やと思う。

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136 :市丸ギン
2010/10/14(木)06:38:12





(余白)

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