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┗1762.愛し金糸雀(82-86/165)
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82 :
市丸ギン
2008/12/12(金)06:54:09
悪い報せは来るべくして舞い込んだ。
動揺は無い、そう思ってた筈なんに、
キミへの言葉が上手く紡げへんで。
結局はキミの胸借りてしもた。
情けない。
覚悟は出来とる。
そやけど怖い。
ホンマに怖いんはボクやない筈なんに。
もう少しだけ、キミを頼ってもええかな。
暫くはいつものボクに戻れへんかも知れん。
それでもキミは、ボクを、
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83 :
市丸ギン
2008/12/14(日)23:39:23
初夏。一羽の雛を拾うた。
何故か懐かれ、純粋にちょこちょことボクの後ろついて回る姿にほんの少しの罪悪感。
(だってボクは泣く子も黙る何とやら。)
夏。暫く部屋離れる事になって、番犬ならぬ番雛に留守を頼む。
雛はお友達と一緒にしっかりと留守を守ってくれた。
帰ってから渡したお土産に喜ぶ姿に癒される。
秋。雛を連れて栗拾い。やっぱり毬は痛い。
雛は落ちてくる毬対策に鍋を被ろうと提案。
(流石にそれは、とやんわり断る。)
冬。寒がりのボクは温かな雛を抱っこしてばかり。
雛は嫌がりもせず甘えたなボクを包んでくれる。
春。…は、まだ迎えてへん。
七つの月が過ぎて、雛はすっかり成長して美しい金糸雀になりました。
まだまだ可愛らしい面もあるキミが好きです。
ホンマに、好きで、
(言葉が見つからへんのです。)
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84 :
市丸ギン
2008/12/20(土)05:30:23
何故か、酷い胃痛で目が覚めた。
吐き気までしてきよる。
嗚呼、三時間程しか寝てへんのに。
どないしようか。
ぐるぐる、ぐるぐる。
考えても胃痛は治まらへん…
いっそもう、起きてしまおうか。
おはよう。まだ明けてもおらん朝。
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85 :
市丸ギン
2008/12/23(火)16:46:55
澄んだ、澄み切った、
冷たい空気は呼吸すら奪う
肺腑が引き裂かれる様な、そう、痛みすら伴う呼吸
>(鳴ったんはボクの咽頭か、はたまた。)
心の臓から、冷えた血液が血管を巡る
>(嗚呼、なんと冷たい手!)
こんな手に、温かな が触れられたら、きっと
>硝子玉は水滴に濡れた。
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86 :
市丸ギン
2008/12/25(木)22:49:46
クリスマス。
二人で過ごした聖夜は忘れられへん。
窓から入ってきた可愛らしいサンタを迎えて、美味いシャンパン開けて。
プレゼントあげて。
聖夜の奇跡、とか大それた事まではあれへんかったけど愛しい人と一緒に過ごせる…それが一番の幸せやと思うた。
素敵な時間、ありがとう。
ボクだけの愛しいサンタさん。
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