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┗1919.PETROUCHKA(71-75/168)
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71 :
黒崎一護
2009/02/01(日)23:14:22
ゼリーみたいだ。
日々融解と凝固を繰り返す、ずっとずっと固まる事のないゼリー。
フォンダンショコラみたいに溢れ出る欲をも孕んでる。
その切っ先を沈めて拓き、啜ってみるか?
ももいろの果肉のナカに、熱く蕩けたホワイトチョコレート。
混じるだろう本音は俺すら知らない味がしそうだ。
.
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72 :
グリムジョー・ジャガージャック
2009/02/12(木)07:26:57
>Gracias、amigo.
こう言う意味で人に頼ったのは初めてだった。
テメェを貫くより挫く方が俺には余程難しい。
………ああ、そうか、そうなのか・と。
良いのか………それでも・と。
俺もお前も、どうやらやっぱり似た者同士。
腐れ縁は伊達じゃァねえな。
花笠色男へ宛てる。
Gracias.
>-----2/12 23:20
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73 :
グリムジョー・ジャガージャック
2009/02/12(木)07:27:34
>End of daY.
─────今日が終る。
この日を、こんな状態で過ごさせる俺を赦せとは言わねえ。
俺はお前を傷付けてばかりだ。
否、傷なんつう生易しいモンじゃねえだろう………。
>-----2/12 23:24
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74 :
黒崎一護
2009/02/12(木)07:28:06
気が付いたら身を丸めていた。
胎児みたいに。
激流の中で身を護る為の本能的な防御みたいに。
激しくうねる波に攫われて、翻弄されて、ぐるぐるぐるぐる……視界がカラダごと廻る。
小さな世界を護ろうとして、腕を広げて囲いながら必死に自分自身を抱き締めていた。
小さな世界に居るイキモノが俺には大切だったから。
頑なと知らずに丸まって、小石みたいになったカラダは余計波に揉まれるだけだった。
両腕で囲っただけの世界は酷く狭くて、見えるモノも次第に狭くなる。
濁流みたいな波間でカラダを解いて任せ切る事も出来ず、かと言って沈み切る事も出来ない。
アブクになって消えちまえないのもまた俺の意思。
決心さえ、結果は気紛れに成り果てる。
いっそ岩にぶち当たって砕けちまえば楽になれるんだろうに。
近過ぎて見えない。
こうして少し離れてみれば見える事も、気付く事も多いのに。
怒りも憎しみも総てぶつけろとお前は言ったが、結果的に俺は一番最悪な形でそうしちまってるんだろう。
数少ない知人友人、無論恋人であろうとも、思い遣りと気遣いを忘れちまったら関係を保てなくなるのは必定、且つそうして来た積もりだ。
尤もお前に言わせれば、俺の人との距離の取り方や接し方は酷く他人行儀な密度なんだろうが、それが俺にとっては一番楽な距離であり相手を思える余裕に繋がっていた。
………何故だろうな、お前にだけは上手く出来ないなんて。
>Good night.
>-----2/13 3:20
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75 :
グリムジョー・ジャガージャック
2009/02/12(木)07:28:52
>Perdon, Gracias, Me gusta.
>Real St.Valentine at 15.
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