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┗2082.【馬酔木】(105-109/129)
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105 :
藍染惣右介
2009/05/23(土)23:11:57
【終頁】
貴方らしい、残酷な程に潔い所作に。
別れを告げられ。
藍の闇に。
走り去り溶けていった。
花火のような人だね。食い入るようにいつまでも闇を見詰めていた。
そして、
空をきった掌を今はただ、見詰めて。
二日間寝ずに悩み抜いて選んだ決断だと、今もまだ飲み込めていない告白を反芻する。
其処に未だ佇んで。同じ場所で。
いつかは踏み出すかもしれないが、今は此処に居させてください。
そして別れを了承し、あの約束を護る換わりに僕の願いを叶えてください。
貴方の命を賭して人生を掛けて、魂で叶えてください。
>-----【最後の願い】
倖せになってください。貴方の倖せを願う。僕の最後の我儘です。
貴方を包む世界が優しいものであるように。
貴方は、素敵なひとです。
またいつか貴方と出逢いたい。この傷が何度抉られても良いから。
愛してるよ、真子。
愛してる。
愛してる。
シンジ。
有難う。貴方と出逢えた僕は最高に倖せ者だ。
思考はまだ追いつきません。然し、それでいいと想う。囚われたままでいたい。
この心に重なる温もりをずっと、此処で。
この世界で唯一人貴方を、愛し抜いた。他の者など一切触れずに。
信じずとも其れが真実。
そして今も、愛しています。
どうか、貴方の向う先に倖福が溢れて。
健やかであるように。
貴方が心から微笑むなら、僕も心から微笑んでいます。
この想いを、愛しい時間に感謝を。
有難う、シンジ。
二十四日 皐月 二〇〇九年
藍染惣右介 終綴
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106 :
平子真子
2009/11/29(日)14:59:18
乱入失礼。
目の保養と溜め込んだ鬱憤晴らしに山登り。寒暖の差で綺麗に色付いた葉っぱを見て、今此処に。何時か惣右介とも来れたらええな。
終わりを迎える心配は今は無く、此れから先も乗り越えて行きたいとか思う辺り、相当溺愛してるんやて思い知らされる。
了と記されても消したくない、なんて我が儘やろか?
俺の言葉も想いも、惣右介だけが知ってて。
1129、平子真子。
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107 :
藍染惣右介
2011/01/03(月)22:07:25
> 【恭賀新年】
新春のお慶びを申し上げます。
大切な友人方、この場所をきめ細やかな思い遣りを持ち常に管理してくださる支配人、
そして最愛なる伴侶、真子へ
想い表せぬ程の、感謝の意を籠めて。
今年も宜しくお願いします。
参日 睦月 二〇一一年
藍染惣右介
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108 :
平子真子
2011/01/05(水)01:42:01
気付いたら上げてるし!
俺が書きたかった……、と言いたいとこやけどええか(笑)
今年も新しい一年始まって、幸先はええ方やし寧ろ笑えてええスタートラインに立てたと思い込みたい所。
集まりや何やで忙しくて逢えてへんけど、早くも遅くもない俺と惣右介らしいペースで時間を掛けて大切な日々を歩ければ、其れが何よりの倖せやと思う。
貰ったモンも過ごした時間も両手じゃ足りひんくなったから、そろそろ指見詰めて数えるのはやめにしてたまに振り返って軌跡を見ながら手繋いでこか。
二年目やっけ?三年目やっけ?あやふや(笑)俺を知ってるのは惣右介で、心を見せたいと思うのも惣右介だけやから、今月の記念日が何年目やとしても愛してる事に変わりはない。物覚えの悪さは元部下として惣右介の担当デス!(笑)
I LOVE YOU(この思いは変わらない)
2011年1月5日
平子真子
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109 :
藍染惣右介
2011/03/03(木)00:07:42
半成り注意としようか。
【馬酔木】―旅編―
暗雲の予測が見事外れて頂き、快晴も澄んだ春空に、
彼の愛しき笑顔が花の様に咲き。
いえ、私が現世に遅く到着してしまい、もう少しで愛しき伴侶をコインロッカーの中に閉じ込められた儘にしてしまう程の待たせっぷりで。…出だしから大変な失礼を致しました。
満点の星空が如く鏤められた光を眺め、美味しいものを快い一時と共に味わい、…共に眺めた景色の様に宝石の様な倖せを想いました。
そして、何やら愛しき伴侶からのサプライズチョコレートを頂き。早速に勧められるが儘いただくも中々…ハートを象る一つが非常に食べてしまうのが楽しみ過ぎて勿体無くてね。今も…なんて冗句ですよ、帰路に着くなり寂しさ襲うその場で一口にいただきました(笑)
さて話を戻しまして…二日目も、
花晴れ…でしたか、正にその様な日でしたね。
4回も絶叫を高い空へ響かせました。
初回:お互いに全く対照的な覚悟の程で。終わりは全く対照的な感想に。思わず手を包んでしまう可愛さ。
2回目:手を上げようと努めたのですが、無理でした。
3回目:後方列にてカーブの処で盛大に手を振り上げ鳥が如く。
4回目:私の想いが証明され、満足。正に、鳥と成りました。
隣に座る伴侶が、悲壮な…いえ、果敢に戦いを終えた戦士の表情をされていました。
伴侶の日頃の行いが良いのか食に恵まれ、また並ぶ事も無く疲れを癒す事ができました。
翌日もまたサプライズを頂き、…申し訳ありません、ベッドサイドに置いていたところ、小さな訪問者に標的にされてね。見事涎塗れに…
今は綺麗に洗われ天日干しもしましたからご安心を。
とても倖せに満ちた旅を共に過ごせた事、心からの感謝を申し上げます。
ありがとう。
その直後に長い床に着くも、長き夢も…温もりを、灯りを胸に心地好く…とは流石にいかず伏せ過していましたが。
其の間に幾分にも時長く寂しさを感じさせていたのかもしれませんね。
けれどまた、其の間が反して想いを整理するきっかけとなったのだろう。
シンジ。
私は愛しき大切な貴方から、大切な宝物を既に貰った。消える事の無い灯を。だから大丈夫ですよ。
貴方の思う様に、離れるべきやもしれません。そうして幾らでも旅をされると良い。前回同様な繰り返しを行うのではなく、今度はきちんと前を向き己が足で一歩一歩、前へ。
己が責を負う強さを得て、誰の所為にするでもなく自信を持って己が為を歩み抜いてください。
どれ程転んでも、壁にあたろうとも。ゆっくりでいい。
あなたらしく。真っ直ぐに。
姫日・弥生・二〇一一年
藍染惣右介
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