綴一覧
┗2246.- 偽善者の鑑 -(25-29/84)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|
書|
リロ
25 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/05/27(水)18:32:16
> R18
布で目隠しをされて
両手は縛り上げられ
胸元には両の突起を挟むクリップ
反り勃つ性器の根元には強く食い込むラバーベルト
床には幾つもの小さな白い水溜まり
頬には無数の涙の痕
僕のナカを君の長い2本の指が掻き乱す
その度に沸き上がる快感は、僕の脳髄をじわじわと犯して
沢山焦らされて堕とされたあげく
抑制を失った身体へ君自身の浸蝕
体内を穿つその熱は
何物にも変え難く甘美な薬
自由の効かない身体で自ら腰を揺らし
貪欲に貪る
室内に響く嬌声は幼子の悲鳴に似て
君を煽る材料になる
昇り詰めても、根元の締め付けに邪魔をされて放つ事は出来ず
もう何度目かのドライオルガ
痙攣する僕の身体を見て『可愛い』と自らの唇を舐めながら零す君
『イかせて』の嘆願も虚しく君の隣を擦り抜けて
全ての拘束が解かれたのは空も白む頃
いつもよりも多くの精を吐き出せば
待ち望んでいた安堵感と満足感、一気に襲ってくる倦怠感
そして、君の腕
激しい情交の後程、甘く甘く流れる時間
僕の髪を撫でて『愛してる』と囁く優しい君
残念
僕の方が何倍も『愛してる』
気怠い身体を君に任せて暫く眠ったら
次は僕の番
さあ、何して欲しい?
極上の快楽と愛を君に。
[
返信][
削除][
編集]
26 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/05/29(金)03:26:32
足りない…
聞かせて
君の『音』を…
[
返信][
削除][
編集]
27 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/06/01(月)19:39:06
”影”が話し掛けてきた
> どこへ行くの?
愛しき人の元へ
> 行っては駄目
なぜ?
> 行けば貴方は辛い思いをするから
そんな事は分かってる
> 僕は”影”、どんな『形』にもなれるよ
だから?
> 君の望む『形』となって包むから、何処へもいかないで
所詮は”影”、光の存在の前には容易く消えてしまう
> 違う、光があれば”影”は存在し続ける、見えなくなるだけ
”影”は、その闇で僕を包もうと言うのか?
> そうだよ、”影”に温もりがないなんて誰が言ったの?
そうやって差し延べられた『闇』は、足を止めた僕の周りをじわじわと侵食して
このまま”影”に身を任せてしまえば楽になるのか…
手を伸ばしても届かない光ならば、いっそその輝きが見えなくなる程深く暗い場所まで沈んでしまおうか
ゆらゆら。
[
返信][
削除][
編集]
28 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/06/03(水)18:45:36
”影”を振り払った。
今は穏やかな月光に照らされた道を歩いてる。
傍らには元気の良い兎が一羽。
感じるのは、__。
[
返信][
削除][
編集]
29 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/08/12(水)12:04:04
久しぶりのダークサイド。
穢た自分に嫌気がさした。
やはり、逃げ場はあるべきだね。
君が望まないのなら、それでも構わない。
代わりに他の誰かと身体を繋げるまでの事。
長く共に歩む為に、接触を拒むなら
僕から壁を作ってあげる。
悲痛な叫び声さえ届かない、厚くて頑丈な壁を…ね。
愛してると囁きながら触れてくれないのならば
死んだも同然。
愛してる愛してる愛してる愛してる…
甘美で心地良く、この上ない程残酷な言葉。
心は、ここに。
[
返信][
削除][
編集]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|
書|
リロ
[
戻る][
設定][
支配人の部屋]