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┗2246.- 偽善者の鑑 -(26-30/84)
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26 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/05/29(金)03:26:32
足りない…
聞かせて
君の『音』を…
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27 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/06/01(月)19:39:06
”影”が話し掛けてきた
> どこへ行くの?
愛しき人の元へ
> 行っては駄目
なぜ?
> 行けば貴方は辛い思いをするから
そんな事は分かってる
> 僕は”影”、どんな『形』にもなれるよ
だから?
> 君の望む『形』となって包むから、何処へもいかないで
所詮は”影”、光の存在の前には容易く消えてしまう
> 違う、光があれば”影”は存在し続ける、見えなくなるだけ
”影”は、その闇で僕を包もうと言うのか?
> そうだよ、”影”に温もりがないなんて誰が言ったの?
そうやって差し延べられた『闇』は、足を止めた僕の周りをじわじわと侵食して
このまま”影”に身を任せてしまえば楽になるのか…
手を伸ばしても届かない光ならば、いっそその輝きが見えなくなる程深く暗い場所まで沈んでしまおうか
ゆらゆら。
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28 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/06/03(水)18:45:36
”影”を振り払った。
今は穏やかな月光に照らされた道を歩いてる。
傍らには元気の良い兎が一羽。
感じるのは、__。
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29 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/08/12(水)12:04:04
久しぶりのダークサイド。
穢た自分に嫌気がさした。
やはり、逃げ場はあるべきだね。
君が望まないのなら、それでも構わない。
代わりに他の誰かと身体を繋げるまでの事。
長く共に歩む為に、接触を拒むなら
僕から壁を作ってあげる。
悲痛な叫び声さえ届かない、厚くて頑丈な壁を…ね。
愛してると囁きながら触れてくれないのならば
死んだも同然。
愛してる愛してる愛してる愛してる…
甘美で心地良く、この上ない程残酷な言葉。
心は、ここに。
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30 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/08/12(水)13:52:03
全てを無に帰す事の出来る、力を持っている。
広げた掌を軽く閉じるだけで、ほらね…何も無くなる。
でも安心して、握り潰そうだなんて思ってないから。
今、1番消し去りたいのは自分自身。
塵ひとつ残したくない。
愚か者だから、叶わないから願うんだ。
そうだ、誇り高き娼婦になろう。
その身分故に悲劇的な恋をした椿姫に。
面白いと思わないか?
さあ、第一幕が始まるよ。
オペラグラスを忘れずに。
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