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┗2246.- 偽善者の鑑 -(31-35/84)
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31 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/08/13(木)00:39:49
真赤な椿を髪に飾りて
フロアに咲くは高貴な娼婦。
夜の帳が下りる頃には
男の下で可愛く鳴いて。
それはまるで金糸雀の
羽を毟る行為に等し。
飛べない小鳥は椿と共に
ぽたりと土へ頭を落とす。
踊り狂えよ椿姫
星に花に空に男に。
一途なその深い愛は、誰にも理解されずに消え行くのだから。
>・・・・・・・・・・
どうせいつかは失くす光ならば、最初から手にしないほうがいい。
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32 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/08/13(木)12:05:12
愛情は劣化するもの。
最初は頻繁に取り合っていた連絡も、日を追えば少なくなり何れ無くなる。
残るのは黒い血の滴る傷痕。
だったら、傷は浅いうちがいい。
手に入れる度に失くす事が決まっているんだ。
分かってるはずだよ。
僕は永遠なんて最初から信じてない。
不変のモノなんて、存在しない。
それでも願わずにいられないのは、心持つ者の性。
ああ…面倒だ。
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33 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/08/14(金)02:01:42
本日の夜食は死神。
甘く鳴いて、僕を楽しませてくれ。
代わりに極上の快楽をあげるよ。
君は孤高の華。
僕が愛でる、最高の華。
誰にも摘まれる事があってはならない、至極の華。
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34 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/08/14(金)11:08:06
最早それは愛ではないのに、僕は愚かな事をした。
どうか、許して……否、永劫許さなくてもいい。
どちらにせよ、本心なのだから。
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35 :
ザエルアポロ・グランツ
2009/08/14(金)20:15:05
漸く気がついた。
僕は、−−を護る為に生きている。
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