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┗2511.蒼紫-aoshi-(149-153/177)
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リロ
149 :
檜佐木修兵
2011/01/07(金)07:41:25
>独立独歩
孤高に聳える白罪の塔
真眼を潰すは白明の陽
焦がれ崇めは落ちる隣
昇る己は許し歩めど
沈む己を生かすは成らず
全ては円、丸いのか
自ずから生まれたもん
なんてのはねぇのかも
ただ違うのは返り事に
嗚呼、と頷ける前置きの
心当たりに感謝できるか
何故、理不尽と不服置き
気付かぬ不足を沈めるか
俺は圧倒的に後者だと思う
見合った分を望むなら
余る重ねが必要だろうな
理解がその頭に届く時
その足は手は動かどうか
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150 :
檜佐木修兵
2011/01/16(日)16:15:04
何時振りだか、昼からの非番
抱えたコイツと留守番中
手足鼻口白い他は真っ黒な
大人しすぎる風変わりな猫
昨夜日付も変わる頃
家に戻れば見知った背中
縁側の下を覗いては何か
もぞもぞと動く…危ない
>嗚呼…落ちないで
思い引っ込めて傍へ向かう
寒そうだから作ったのだと
笑顔で言われては頬が緩む
この人だなぁと実感と確認
忘れない俺への言葉は少し
>………っ、
耐えようにも甘すぎて困る
猫とじゃれるというよりは
大人しさに無理やり遊ばす
なんとか慣れてくれた奴を
膝に置いては大きな黒髪に
目を向け直せば突然の注文
>恥ずかしい、けど
俺が言えるきっかけを得た
分かって言ってくれたのか
その真意は分からねぇけど
猫に抱くのは小さくはない
確かな、確かな恨めしさを
出来るだけ綺麗に包み直す
まぁそんな昨夜は過ぎて今
腕の中には小さな黒い訪人
寒いのは苦手か、調度良い
>湯たんぽは箱の中にあるぜ
不動の黒色に話し掛けても
返り事もないが動きもない
>俺は、譲ってやったんだ
優しいだろう?優しさが
だから今はお前にくれた
あの人の優しさを感じる
お前を抱いて温まらせて
>寒いんだよ雪に袖無しは
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151 :
檜佐木修兵
2011/01/26(水)23:28:49
後編集
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152 :
檜佐木修兵
2011/01/28(金)06:05:23
目指すに進むは変わらず
采配に委ねられし幾千の
>消え逝く緋縅の灯が終焉
踏み越え拾うは念幾つ
懐重たく歩を進むる故
>必に髄の証は首に絡む
重たい発つ路に浮いている
そんな、ひどく感覚的な事
当たり前が分からねぇ
そんな事こそ当たり前
>だが所詮理屈、例証の上
人の行く先かかってんだぜ
必死にねぇ頭振り絞って
筋書き立てるが人だろう?
最善で、出来れば安全な
選択を願う俺は所謂貧者
>ずっと熱くなんていれねぇ
感情を出し惜しみする癖
此処まで来ると乏しさに
自身が驚くっての、嗚呼
痛いのも切れの鋭い方が
案外マシなもんみてぇに
嘗めた目でかかってた今
刔った身の奥は澄んでた
01282331
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153 :
檜佐木修兵
2011/02/03(木)22:21:24
何時かの俺にAnswerを
>恋人を待つアナタへ
>その人を思うアナタの気持ちってどんなですか。
今更だが待つ側になったことが少ない、待たせるのも心配かけるのも何時も俺の方。
唯会えない時間はお互いに等しくて、心苦しさから寂しいとは似て少し違う…恋しさに近い物を感じちまう。あの懐の大きさに、おおらかな人柄に、世話焼きな兄貴質に…思い浮かぶ笑顔に。あの人の全てがあってほしいと願わずにいられない。
考える事は何時も同じ末路に行き着く、唯…幸せなあの人を見ていたい。
何度幸せの意味を履き違えたか、その度に諭され受け止めてくれて此処まで来れた
複雑だよ、すげぇ
長く居る程に繋がって思い出してまた繋がってく
だから全てを思うんだ。
幸せも近いがやっぱりあの人の傍じゃねぇと感じない、一人思いを馳せる時…俺の真ん中にあるのは含んだ愛しさ
>その人はどんな色をしてますか。
空と海の間に何も無い場所って言えば分かるか。海中じゃねぇ、言うなら低い空の中…みてぇな。薄くねぇんだ、淡くもねぇ真青。天を従えず背に受け味方に、そんな清々しさを纏う色
>アナタはどんな色ですか。
蒼紫って言いたいけどな(苦笑)
天に触れると見えなくなるような同色、深水に漂う黒にはなれずに柔らかな微かな光を受けた空に焦がれる蒼。きっと風変わりな蒼だぜ、紺碧には届かない…そんな色だと良い
>ふたつが交じるとどうなりますか?
お互い天へ海へ歩み寄ったその色。掌合わせたその温かさから、白い影を纏う青い蒼さになる
きっと蒼が澄む日もある、白光に陰る日があるかも。だが導かれる先は何時もの青い蒼さだと思う。天も海も背に受けて、真光を抱える。阻むも何も無い、その色は一色
>何時かの俺にAnswerを
何一つ同じものは無かった。知りたくてたまらなかったこの感情に、擬似な物は存在しない。
理解と実感の狭間、確信を獲た一つの事…辿り着けた漸くの答え
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