綴一覧
┗2531.接吻の刻印(197-200/200)
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197 :
小島水色
2012/09/07(金)01:25:10
終幕が近付いてる。振り返ると始まりは未だ色があった世界だった。あの子は君を失って色を亡くした。ずっと続く灰色の世界はきっと君への愛執と復讐だ。随分と永い時が経ってしまった。此処も日々変化している。昔々、言葉を交わしたあの人達は元気にしているのかな?僕は愛読書とか記さないタイプだけど、こういう時は悔やまれるよ。忘れてしまうのが怖い。でもその一方でもう忘れてる事もきっと沢山ある。全く嫌だなぁ。それなのに君の言葉だけは情けなくも未だに残してある。見返したら泣きそうになった。君は美しくて優しくて、そして優柔不断だったんだろう、と勝手に解釈している。この綴りを書き終えたら君との繋がりがまたひとつ無くなりそうで最近は中々書き進められなかった。でも僕は漸くこの綴りを閉じる決心をしたんだ。ねぇ、褒めてよ。君の事を忘れるなんて絶対に無理だ。けれど僕には何時か必ず区切りが必要だった。僕としてはその役目を君に全うして欲しかったけど(いやある意味君は全うしているかも)仕方がないからこの綴りを以て区切りとしよう。嗚呼、終わりの鐘が鳴り始めた。
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198 :
朽木白哉
2012/09/09(日)17:35:08
私の行動に果たして意義は有るのだろうか。現状私の戦闘能力は殆ど役立たずに近く、かと言って今までの経験を活かして助けをしてやれてる訳でも無い。邪魔にならぬ様に黙して居ても些事ばかりが目について勝手に機嫌が悪くなる。時間は何もせずとも過ぎて行く。私は一体何がしたいのか。どちらにせよ諦めきれぬ故にこんなにも…。
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199 :
狛村左陣
2012/09/09(日)21:22:27
終演は立ち去るのみ。さて、最後に綴りたい事が多く有る訳でも無く…様々な想いは此の綴りに記して来た故。強いて言えばただただ謝辞を此の場に。場の提供は基より愛読表記や残響にも似た声を拾うて頂き、閉鎖的な儂の世界にとって総て大きな波紋となり広がっていった。そして年を幾つか跨いだが何とか二冊目を書き終える事が出来て誠に嬉しく又有難く思って居る。今宵、後一つ鐘が鳴り幕は閉じるだろう。
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200 :
矢胴丸リサ
2012/09/09(日)22:55:15
色の無いあたしの世界は終わった。
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