接吻の刻印 - 覚書帳

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┗2531.接吻の刻印(71-75/200)

71 :小島水色
2010/04/01（木）21:21:36

ホントに自分の望みがよく分からないんだよ。そりゃ昔は会いたいとか声が聞きたいとかあったよ。所謂好意に基づく一般的欲求。いや、真面目に正直な話。でも今はホントに分からない。君の声が聞けて嬉しいって思うよりも先に呼吸とか鼓動が止まりそうって感じだったし。しかも其れがどういう意味を持つのかもよく分からない。感情が全然追い付いていない感じなのかなぁ。今は前より冷静に見れている様な気がするけど、感情に関してはお手上げだね。君が好きなのか嫌いなのかもよく分からない位だし。唯、君の事を思ってるよ。なんか愛の言葉みたいだよね。でも愛とか生温い感じじゃ無い気がする。そんな純粋で綺麗なモノじゃない。君に言いたい事は沢山有った筈なのに出て来ないし。なんかもう綯い交ぜになってるんだ、全部。よく分からないなりに言葉にしてみたけどやっぱり分からないや。

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72 :吉良イヅル
2010/04/01（木）23:24:47

嘘でも憎いと告げれば良いんですか？嘘でも嫌いだと？嘘でも顔も見たくないと？嘘でも声が聞きたくないと？嘘でも浮気していると？それとも嘘でも愛してると言えば良いんですか？そんな嘘は要らない。僕が君に望むのは優しい嘘すら認めない、偽り無い気持ちです。僕も嘘は吐きません。もうそんな事に労力を費やすのは面倒です。ただ其れだけです。

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73 :ルピ
2010/04/02（金）23:50:10

あ、良かった。流石のボクもちょっぴり心配してた。あんまり動けなくてゴメン。ダメだ、眠くて仕方無いや。オヤスミ。

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74 :浦原喜助
2010/04/06（火）00:06:57

いやぁ、アタシも随分変わりましたね。勿論変わらない所も有るんスけど。夜一サンならお気付きでしょう？まぁでも貴方なら軽く鼻で笑い飛ばしてくれそうだ。兎も角アタシで在る事には違いないんで。変わる事が愉快で仕方無いし、ほんの少しばかり怖くもある。新しいモノが増える時期には純粋に心踊るんですけど、代わりに失ったモノにもつい思いを馳せてしまう。迎えて送って得て失ってを繰り返し、現在のアタシの手の中には何があるんでしょうか？どうせ鈍いアタシは気付けない。だからこそ歩き続けなくていけないんスよね。ソレすらも受け入れて尚歩き続けた人にしか見れない景色ってあると思いますよん。

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75 :朽木白哉
2010/04/10（土）01:30:03

酷い物言いだと自覚は有る。同胞や知己の者には決して行わぬ言い様を兄にだけ。傷付いた兄は好きだ、と云うのも私と出逢う前から兄は傷付いて居たのだと勝手に解釈しているから。私が知る限り兄は傷付いて居るのだ。私が好きになった兄は傷付いた兄なのだ。以前は其の傷が癒えるのを待とうかと考えていたが今は止めた。私には到底無理だろうと同じく勝手に諦めた。傷付いて居るのならばもっと傷付けば良い。だが此以上私以外に傷付けられるのは腹が立つ。兄に傷を付けるのは私だけで良い。私には其の権利が有る、等と妄信して居る。私は兄を総てから護りたいと思う、然し何よりも私自身から護れないだろう。兄は逃げるべきだ。私は兄を傷付ける、其れを願うから。躊躇いも無い。早く闇に消えれば良い、私は追わぬ。追うのは疾うに疲れた。兄には自由が有る、私にも自由が有る。今は未だ。私は変わらず鈍色の想いを抱えて此処に居る。幾度でも云う、兄は私から逃げるべきだ。

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