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┗2541.宵ノ花(49-53/82)
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49 :
市丸ギン
2010/08/08(日)08:33:36
…ひゃあ。
情けな。
自分でちょっかい出したくせにアレ、スコーンと寝てしまいよった。
…御免な?
然し何や、エライ勿体無い事したわ。
また次に、シてくれはります?
(――…て書くとヤらしいな)
何方かなんて選べへんから、両方頂戴。
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50 :
浦原喜助
2010/08/13(金)01:24:20
温い風に触れられた頬を一つ遅れに掌でなぞる。
不揃いに放置された髭を一撫で、ぼんやり視線を浮かせれば急ぎ足に去り往く雲達。
合間に覗く星々が隠れ鬼でもしている様で余りに可愛らしい。笑える。
庭の隅で子ども達が風上を背に線香花火を垂らす。
そんな小さい背中で風避けに成るんスかー…と思ったら、意外と高性能。背中が良いのか職人が良いのか、結構長く咲くんスね。
――…と、数刻前の話。
今は賑やかな声の代わりに湿気た火薬の匂いと残骸を突っ込まれたバケツが一つ。
瞼を伏せて感覚を一つ切り取る。悪い癖。
他が研ぎ澄まされる前にー……ハイ、元通り。
アー…
あ。
……嗚呼。
ただの野良っスか。
黒い海原を泳ぐ、灰の燕。
吸い付く褐色の柔肌に、溶け込めたら良いのに。
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51 :
志波海燕
2010/08/16(月)17:46:42
>十八禁表記有り閲覧注意
アー…暑ィ。
氷被りてー。じっとしてても汗だくって。
裸とは云わねーから褌一丁で書類片付けちゃ駄目っスかー隊長。死覇装暑過ぎ。
でもって暑いけど暑苦しい事云って良いっスかー御姫様。
>只今発情中。
こんな時間から仕様も無ェ?
良いだろ、元気な証拠。オメーの恋人は健全ですよ。
アー…でも何つーか、鳴かせてェんだよな。組み伏せて突き揺らすより、ゆっくりじっくり時間掛けて其の身体を可愛がりたい。今はそんな気分。
―――…少し伸びた爪の先から靭やかな上腕へ。滑らかな皮膚に影を刻む薄い筋肉、骨格、関節。心地好い隆起をなぞって、均整の取れた其の身を余す所無く食んで、口吻けて。
そうだな……燕の下に一つ紅い花を咲かせよう。
一際柔らかな二つの丘は何方からにしよう。何方の方がイイ?…アー否、やっぱ云うな。其れも俺が探り当てる。オメーの面を窺いながら、ゆーっくりな。そうしたら頂は念入りに。少し痛い位が丁度良いだろ。………なァ?
きっと其の頃には花弁も色付いて、甘い……―――と、いかん。止まらねー。
小せェ姿で引っ掻かれそうだから此の位にしとく。
気ィ失う位善がらせたい。
何時かさせろ。つーかする。
つー事で宜しく。
>…帰って、時間あったら聲聞かせろ。
以上。
>十八禁表記有り閲覧注意
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52 :
志波海燕
2010/08/21(土)22:55:50
距離を厭うのは俺なのに、傍に居ると解した途端に安堵に堕ちる。
気を許す仲とは云えちと過ぎやしねえか。情けねえし申し訳がねえ。
…御免。
勝手ばっかして勝手ばっか云うけど離したくねー。
好きだ。
(少し酒が入ると人肌恋しくなるのは俺だけか)
…何してんのかな。
疲れてねえかな。
ちゃんと飯食ったかな。
オメーがどんな面してても一番近くで其れを視て居てェんだ。
ぼんやり天を眺めて、オメーを想う。
あと、一つ。
疾うに溺れてるよ。
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53 :
志波海燕
2010/08/28(土)21:42:23
上辺を取り繕うのは得意だ。
深奥は容易には曝さねえ。喩え読まれても流す術を持ってる。
―――…筈、なんだ。
あんな風に見透かされたのは初めてで、流すつもりが何時の間にか腹を見せて寝転がってた。
絶妙な力加減で触れた指先が容易に胸の奥に滑り込む。
……厭じゃ、ねえ。
餓鬼扱いすら、本当は少し心地好くて。
擽ってェ。
恥ずかしい。
情けねー。
カッコ悪ィ。
……心地好い。嬉しい。
ヨールイチー。
宣言する。
オメーには思いっ………切り、寄っ掛かる。
重くて潰れねーように!
畜生、好きだ。
離さねェぞコラ。
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