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┗2595.玲瓏にたゆたう(14-18/42)
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14 :
松本乱菊
2010/01/18(月)16:48:34
感謝の気持ちに過去形は無い。
言葉にするなら「有難う御座いました」じゃなくて「有難う御座います」
…何となく。
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15 :
松本乱菊
2010/01/20(水)09:10:22
最近頻繁に会う女性と御孫さんらしき照れ屋な女の子。
お祖母ちゃんと何言か交わした後、あたしを見上げて来る。何か言いたそうに、懸命に言葉を探してる姿が可愛くて少し腰を屈めて視線の高さを合わせる。
何をそんなに一生懸命伝えようとしてくれてるの?
(――…!
揺れた。時間だわ)
行かなきゃ。
謝罪と名残惜しさを残して踵を返す。
数歩の先振り返ると未だ変わらぬ場所に立つ少女の姿。難しそうな顔。
手をね、振ってみたの。
其れだけで、其れだけなのに。
彼女笑ってくれたの。
其の愛らしい笑顔はあたしが引き出せた物だと自惚れても良い?
振った手に愛刀を、
還る、あの子に逢いに。
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16 :
松本乱菊
2010/01/26(火)01:16:06
"神に祈るな、己に誓え"
不変なる閃光。
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17 :
松本乱菊
2010/01/28(木)04:07:37
今日に限って冷たい手。
でも其の手は二番目に温かく感じて、最も欲するモノ。
でも与えてくれなくて良いわ。
貴方が持ってて。
決して、失くさないで。
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18 :
松本乱菊
2010/01/29(金)19:02:10
幼い時、月はひとりにひとつ在るモノだと思ってた。
夜道を往く時は月を背に進む。
振り向き振り向き、何度も其の存在を確かめて。
走っても飛んでも跳ねても着いて来てくれる其れに_を重ね安堵。
隠れても転んでも手を伸ばしても近付いて来てはくれない其れに_を想い嘆息。
あたしひとりのモノじゃ無いと知ってからも変わらず傍に。
日々は月追いの途、
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