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┗2668.Eine silberne Kette(109-113/143)
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109 :
石田雨竜
2011/08/16(火)00:16:33
ただの過労と侮ったのが災い。
以前処方された薬でしのいで大人しく寝てればなんとかなるだろうと思っていたのが、翌日起きてみれば38°の高熱。
インフルエンザに幸い罹ったことのない体。けれど平熱が低いものだから、38°越えなんて初体験だ。
休みの連絡を入れ、なんとか近所の医者に診察を受ければ夏風邪の一種とは云うものの聞いたこともない病名を告げられた。それでも薬を飲んで寝ていれば今度こそ多少は楽になるだろうと思っていたのに、夜中に苦しさで目が覚めてみれば、解熱剤を呑んでいるにも関わらず39.5°へと上昇。
背に腹は代えられない…ってことで夜間の救急病院を調べ、痛い出費に泣きながらタクシーで向かって診察を受けても、熱を下げるのは解熱剤を変えるしかないとのこと。
変えてもらったのは今処方箋がなくても買えるようになったあれで、救急だからと一日分しか出してもらえなかったそれを入手するために、最初の医者とは別の医者へ翌日再診。
今度こそ…の期待は当然するよな、これだけ苦労したんだから。
それなのにその日の夜は過去最高の41.5°をマーク。
猛暑だ猛暑だと騒がれているこの夏。その外気より高い熱が出るなんて、不安は煽るし一人暮らしの身には面倒見てくれる身内もいないとあっては何をするにも苦しくて。なにより、熱ってどれくらいまでなら脳へのダメージはないんだっけと、そんなことまで考えて。
………ああ、悔しいけれど、行ったさ、総合病院に。
そこで漸く過労に始まり風邪から感染症、加えて過去の持病までもを併発してると原因判明。
仕事や学業、様々な理由で体調不良に陥ったりしている様子をここでも垣間見ることは多々あるけれど。
つくづく体は資本。健康が第一…ってのを身に染みて味わった半月だったよ。
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経過が良好なら僕も一安心。
だけど痛いからって理由で良くなる可能性のある術を選択しないっていうのはだめだよ、絶対。
それに伴う痛みがどんなものか……種類は違えども、過去の経験で僕もよく知っている。
それでも嫌だというのなら、悪くならないようにちゃんと自愛するように。
───って君にメールで返してやるつもりだったのに、僕自身がこんな体たらく。
…うん、僕も君に言われていたように、無理はしないで頑張るよ。
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110 :
石田雨竜
2011/09/04(日)15:56:48
まさに「入れ違い」という言葉そのままなタイミング。
綴りでそれはわかっていたのだから気にしなくてもいいものを、律儀に連絡を受けて、心配とは別につい「らしいなぁ」と笑みも零れる。
暫しの猶予をおいて追記された現状は、最寄とは言えないまでもまだ近しい地でもある為に、春先の東の地の異変よりも入ってくる情報は多く、しかも身近故の理解度もあり、いたずらにおろおろと動揺することはないけれど。
個別でなくあちらに一報記す形を取っているのを考えれば、こちらも携帯に伸びそうになる手を押しとどめ、こちらよりの声を。
先ずは基盤たる日常を最優先に。
もしも何か助け手が必要な折には遠慮せずに一報を。
どれほどの時が隔たれようとも、信頼は揺らぎはしませんから───と。
110910
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111 :
石田雨竜
2011/09/04(日)15:57:04
人は、決して不変ではなく、日々何かしらが変化している。
剥がれ落ちていく細胞、過ぎていく時間・日常───あらゆるものはそこにとどまってはいない。
それに伴う形持たぬ心や記憶も。
新しい何かが刻み込まれれば、
時間の流れの理に従って、失われていくのは先ずは古きもの。
それでも。
変わらない何か、も───確かにある。
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112 :
石田雨竜
2011/10/07(金)23:20:28
仕事や副業
地域の活動
そして、肉親の縁の薄い僕を包み込んでくれた温かな人達との時間
様々な環境が多種多様に変化して、その忙しさに文字通り心を無くすような状況に陥っていた。
自宅へと帰る控えめな街灯に照らされた夜の道で、ふと甘い香りに足をとどめる。
匂いのもとを辿ってみれば、出がけに出会う近所の老夫婦の家の庭先。毎年小枝を手折っては分けてくれていた金木犀が、今年もまた小さな可愛い花をつけていた。
甘い香りを暫し楽しんで、少しばかりの寄り道をして、暫く行っていなかった自然公園へ。
夏の色鮮やかな花達は、役目を終えて秋の彩にバトンタッチしていた。
うつろう時間
うつろう季節
どんなに忙しくても
心を無くしたくはない
癒しは、世界に満ちている。
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113 :
石田雨竜
2011/10/07(金)23:21:29
Trick or treat.
すっかり恒例となった教会主催のハロウィンパーティー。
様々な仮装に工夫を凝らした子供たちの、無邪気な笑顔と差し出される小さな手に、色とりどりのフィルムに包まれたキャンディを落とす。
ジャック・オ・ランタンが照らす仄かなオレンジの光が、君達を迷うことなく導くように。
111031
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