綴一覧
┗2673.揺籃(91-95/118)
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リロ
91 :
阿近
2012/03/18(日)07:56:39
>三月十七日
うちのオヒメサマの姿を久し振りに控え室で見かける。
待ち合わせは勿論、呼び出しも規約違反に当たる控え室で話せることは滅多になく、入らずにはいられねえと入室。
既にいらっしゃる方々、後入りの方に変に気ィ遣わせたくねえといつもと同じくこの部屋では必ず他人のフリ。
控え室に限って、互いに余所余所しい口調で話すのは楽しくもある。
市丸隊長、改造魂魄、破面の8番に礼を。
>以下、独白。
>一
酷く、酷く悋気した。抱き枕と称して他の男の身体の上に伏臥し、そいつの頬を摘むあの人の楽しそうな顔に。…俺と言う名の死神代行と戯れることを禁ずる。店主も不可、下睫毛も不可。
>二
記憶も朧なあの日から二年と八ヶ月が過ぎ、寝食を共にするようになってから九ヶ月が経とうとしている。美人は三日で飽きる、こんな風説は嘘らしい。もうすぐ三年、もう数十年は一緒にいるように思える。
>三
臆病なあの人はあまり出歩かず、筆も頻繁に執ることはしない。あの人の綴りの題目を愛読や繋がりとして記してくれている方に俺からも礼を。
>四
現世の下着の通販型録の巻末からは淫奔な香りが漂う。女という生体にも色欲はある、当たり前のことを再確認。で、この透けている¨きゃみそーる¨とやらはどう注文すりゃいいんだ。
>五
にゃんにゃん、にゃんにゃんしてえ。ふざけた言葉に反して切実だ。
>六
揃いの寝間着、パジャマなる物を購入。赤、水色の格子縞。その日の気分によって同色、色違いを着用。ズボンというのは脱がせやすい、最大の利点である。
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92 :
阿近
2012/03/19(月)20:43:38
とんでもねえ勘違いをしていた副隊長へ。
莫迦ですね、この悪態の意味は前回通り察してください。
俺に言わなかった罰として、辱めを受けてもらいます。
>>>2322.133
文句は聞かねえぞ。
頭にリボン巻いて裸身のまま布団で寝てろ、夕飯の前に小一時間説教だ。
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93 :
朽木ルキア
2012/03/21(水)20:35:17
愛しております
…む、むむ。
同じ風貌、同じ墨色、同じ言葉を以てしても私の心に響かぬではないか!
斯様な遊びをしながら帰りを待っているなど呆れられるだろうか。
私はお前といちゃいちゃしたいのだぞ!
最早撫で撫でだけでは足りぬ、その豊かではない部位…ごほんっ。
その胸に顔を埋めさせろ、断ることは許さん。
…私はブリキの人形を相手にとっておきの練習をしておくぞ。
>別件
今日は世話になったな、ありがとう。
お前も含め、他の方とも未だに日時を決めて会うことは難しいが、お互いの都合がつく日は今日のように急でも会えれば嬉しく思う。
雪合戦はどのチームを応援すべきか悩むが、楽しんでくるのだぞ。
>もうひとつ
快く受け取ってくれたお前に感謝しよう。
私との関係を表す二文字を見て、あのバトンのあれは私のことなのかと聞きたくなるではないか。
…いつか聞かせてもらうからな。
>あとひとつ
こんにちこんばんは。
二回とも最初から気付いていましたよ、とだけ。
>そして
編集していたが…過度な私信のやり取りに該当しないかと記すのを迷う。
私たちの綴りを本棚に収めてくださった九番隊副隊長には、別の方法でお伝えします。
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94 :
朽木ルキア
2012/03/23(金)21:54:07
えー、ごほん。
今度こそ私ですよ、と。
近頃なかなか綴り上で言葉が紡げず、確保頁がたくさんあるせいもあって綴りは上がっていないが一応は元気だと生存報告。
好きに落書きしていけとのことだったので、用意された最中でも食べつつチャッピーでも描いていこうかと思ったが…難易度が高そうなので断念することにした。
近頃はあまりお弁当も作れず、帰った途端に寝てしまい料理も充分に作れない状態。
買いだめた料理本に載っている現世の料理を作って差し上げたいのに、自分の体力のなさが恨めしい。
しかし朝の挨拶が、夜のおやすみが私に元気を与えてくれる。
一人ではないのだと、支えてくれる。
>旦那様、私は同じ家で暮らせるだけでこんなにも幸せです。
**********************
あれは私たちのことだったのだろうか、と少し気になった。
もしそうであれば…ご心配には及びません、気にかけてくださってありがとうございます、と。
勘違いの可能性も大なのでこっそりと。
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95 :
阿近
2012/03/27(火)05:28:46
>>94,0
夢見月に天水で濡れる梅花、懐旧の念に駆られる季節には話し方も昔へ戻しましょうか。
俺という名の藪を好む歌詠み鳥へ。
三年前の春は独り寝に慣れていました。
俺にとって色恋というモンは厭わしく、同衾相手を探しに遊び歩くなんてことにも興味が無かった。
それでも、花冷えは物憂い夜を連れて来るようで、指先の冷たさがもたらす侘びしさがやけに身に染みた。
なにひとつ変わらない日々を過ごしながら霖雨の時期が訪れるも、ある日を境目に春夜の悩みとは別のものに時折悩まされるようになりましたよ。
恋しくて眠れねえ。
覚えていますか?紫陽花の花弁と葉を穿つような雨降りに貴女にした悪戯を。
知っていますか?二度目に逢った日に貴女に触れられたときの俺の心悸の速さを。
独りの恐怖に戦慄いていた野郎も、一人の女に眷恋するあまり眠れないと幸福な悩みに文句を垂らす始末です。
早急に拳骨のひとつやふたつ俺の頭に食らわせてくれませんかね、所謂幸せ惚けした脳髄に響くくらいの強さで。
ああ、噛みつきたいだの言っていた喉仏はご自由にドウゾ。
そして朝、布団から出て離れたくねえと駄駄を捏ねるような男になったのは貴女のせいです。
それに夜、可愛らしい寝顔にすら劣情を催す好色漢になったのも貴女のせいです。
全責任を貴女に課しますんで、一生俺の傍にいてください。
こんな面映ゆい台詞も、無いと言ってきた永遠も今日は口に出来る。
俺たちは俺たちなりの永遠を手にしたと思っています。
互いの骨身が無くなろうと、この想いは果てなく続くんじゃねえかと信じたい。
ふたつの心に介在するもの、これを愛と呼んでおきます。
しかし見えねえモンは不確かかもしれません、確かな形にするために言葉で表しましょうか。
好きです、貴女が。
幸せです、俺も。
…甘さってのが足りなければ耳を貸してください。その小せえ尻を触りながら延々と囁きますんで。
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