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┗2749.(A)ideologue(182-186/200)
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182 :
毒ヶ峰リルカ
2014/04/21(月)22:00:32
あたしは、正解を選ンできたんじゃない、
選んだ途を、正解にして来た。
贅沢な悩みだって思うけど、
悩むなとは云わせない。
だって、此の悩みは、あたしが、あたしのために培ってきた、あたしだけの途だからこそ、
出会せるモノなんだから。
(ね。“スポ魂”とかって響き、案外嫌いじゃ無いのよね。)
──────
──あたしは今、正解を撰ぼうとしてる。
否、正解にすべきモノを、撰ぼうとしてる。
屹度、もう少し、足許に拡がる崖に眼を細めて、
其処から飛び降りれないことを恨めしく思う。
あたしは弱いって、嘆いたりする。
けれど、───飛び降りれたから何よ。
飛び降りなくたって、此の、高みからだから見れる景色が在るかもしれない。
気紛れに飛び降りてみれば、其れは其れで、
あたしの見たことのない、樹海に覆われた世界が拡がっているかもしれない。
両方、あたしを充たしてくれるに違いない。
あたしに、新しい空気を吸わせて呉れるに違いない。
其れより何より、
大切なのは隣にあなたが居るってコト。
バカって思って呉れても好い。あたしには
あなたが必要って、本気で信じてるの。
誰かと比べてどうとかじゃない、
あなたは誰にも似てなくて、あなただけの色であたしを染めて呉れるの。
(他の色の方が綺麗かも、とか、そういう問題じゃないの。)
老獪に笑われようが、青い意見だろうが此は譲れない。
あたしは、自分が此の世に生きていた証というのは、此の世に何かを生み出すのより、誰かと愛や感情を共有することで刻めるんじゃないかって思うから。
其処だけは、傷付くことを恐れずに、信じ続けたいって、思う。
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183 :
黒崎一護
2014/07/01(火)01:23:07
うがぁアア、………悶、絶。
恥ずかしい、恥ずかシネる、俺。
ホラ、色々と、さ。此の冊子を戻ってて。(否、明確な目的意識は有ったケドさ。)
のろけすぎか、ってトコだな。一番照れンのは。
何てカッコいい奴と付き合ってたンだろう、俺。とか思った。
言葉を交わすことは無くなっちまった、ケド、アンタの言葉を一身に受けれてた時間、っつーのはほんと、今思い返しても此の世界一番の贅沢だった。
アンタの言葉が好きだ。憧れる。其の語彙も、蘊蓄の量も。勿論、アンタが其れを寝た儘身に付けた訳じゃ無ぇのは知ってる、けど、軽々しく云わせて呉れ。好きだ。
若し、若しだけど────今、アンタが目の前に現れたら俺はどう思うンだろう。
俺の中で、アンタを越える奴は見付かってンのか?(そりゃ、尺度は一つじゃねえケド、)
今は純粋に、有難なって伝えたい。
俺を、好きに為って呉れて有難う。大切にして呉れて有難う。
アンタが呉れた言葉は今も俺の宝!
御返し、っつーのもあれだけどよ。今でも思う。『無病息災!』此れ、部屋に貼っとけ。
頑張れよ。
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184 :
毒ヶ峰リルカ
2014/09/06(土)02:40:47
────私は、あの日から少し進ンだ貴方を見掛けたのかもしれない。
(何て、答えを知る術は無いケド。)
────────────
愛して。
世界に、叫びたい。
グズって、グズって、
ねえ、何で私じゃ無いの?って。
欲しかったの。
日に当たっても黒く為らない膚、
愛情さえ感じられない程の御金、
女で有るコトの自覚、傲り、
妬み嫉みで曇らない眸、
世界を愛するしか脳の無い口、
私を曲げるコトの無い耳、
解らない、私は、確かに私を始めた筈なのに、
貴方の背中とか、あの子の矯聲とか、
そう云うのに心を汚されて、私にウンザリ。
御願い、今夜だけで好いの。
私の手をとって、夢に辿り着く迄其処に居て。
ねえ、愛して。
(叶えて呉れないのなら、貴方に絶望する術を頂戴。)
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185 :
綾瀬川弓親
2014/09/08(月)19:58:50
僕は君と何処迄行けるのだろう。
雲の流れを仰見ながらそんな事を思う。
(彼の愛した歌と、君を愛した夜と。)
(ねえ。何処迄行こうか。)
>────
僕ならもっと彼の事を魅せ、咲わせられるのに───…
誰かの隣に居るブスを視ては、そんなコトを考えて許りいた。
熟、呆れ返るね。
(だから何時迄経っても二番煎じなんだよ。)
>────
彼のコトを記せる事。
確かに一寸、期待してる。
ホント。随分遠く迄流れ着いたものだね。
>────
ねぇ、愛してる。
後生だから聲を聴かせて──ま、僕等もう死後を戯ンでる訳だけどさ。
君の居ない夜は浅い。
>────
心を結ぶ悦びを教えて呉れたのは、君。
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186 :
小島水色
2014/09/13(土)00:38:25
御願い。
君は、黙って居なくならないで。
(僕たちの間に芽生えた感情は、)
ハッピーエンドじゃなくても好い、
報われなくても、辛くて泣いても、
一人、蹲るコトに為っても、
(僕たちが重ねた心は、其の刹那。其の刹那だけは本物だったって──)
ねえ、置き手紙の無いリビングって、
最悪の気分なんだ。
やけに高い革張りのソファと、紫煙が燻った薫りだけが
僕の意識を繋ぎ止める世界に為って仕舞う。
(やっぱり、何て。)
(何処かで此ンな結末を予想してた僕自身が、僕たちの間に芽生えた「温もり」を一番否定して居るんだ。)
(皮肉だね。)
────────
残り少ない頁に何を遺そうか考えて居た。
未だ、全部を埋めるには足りないけれど、此処で、今迄僕を貌どって呉れた冊子、今、僕の心を跳躍らせて呉れて居る冊子達に就いて記そう。
そう、記憶を辿れるだけ。
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