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┗2807.匣・旅立ち(96-100/110)
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96 :
テスラ・リンドクルツ
2012/02/13(月)18:54:52
目覚めれば腕の中に猫の姿は無く、そして手首を縛る赤いリボン。それは昨晩猫が首に巻いていた代物、猫が残していった悪戯な土産。手首を拘束する意図を探ると昨日の呆れた猫の顔を思い出す。
素敵な贈り物を届けて部屋に隠れていた猫がとても愛らしく、随分と撫で回して愛でたものだ、猫の呆れ顔もまた愛らしく、その愛らしい全身を隻眼いっぱいに見つめて記憶に焼き付けた。
猫は積極的で敏感。甘い鳴き声。とても魅惑的。
これはささやかな仕返しなのだろうと結論付けるとリボンの拘束を解く。
素敵な贈り物を頂きつつ次の猫の来訪を待ち望む。
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97 :
テスラ・リンドクルツ
2012/03/03(土)10:43:09
愛が狂気に変わる切っ掛け。
その経験を得られた事に感謝します。
僕は愚か者だった。
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98 :
テスラ・リンドクルツ
2012/03/07(水)02:36:41
床に落ちるそれは寝床を欲しがった蜥蜴の為に?それとも僕を誘う為か。どの様に君を目覚めさせるか迷う夜、柔肌の温もりが肌に吸い付き寝付けそうに無い。
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99 :
テスラ・リンドクルツ
2012/03/19(月)17:39:43
余裕を失う日々。
君を抱きしめればましになるのだろうけど、昨日抱いたばかりなのにもう不足だ、全く燃費の悪い。
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100 :
テスラ・リンドクルツ
2012/04/15(日)12:57:25
薄桃色の並木、暖かな日差しの中、人間の真似事はとても温かな一時でした。
優先する者が変われば何時かノイトラ様にも噛み付く日があるのかもしれない。
どうしたものか、君が隣に要るだけで何も恐ろしくないよ。
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