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┗2868.赤い赫鰭、髑髏紅金魚。(満了)(91-95/200)
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リロ
91 :
朽木緋真
2011/06/05(日)22:05:58
空が墜落ちて、
虹の翅が生える、
>うた。
迎えに、
掲げる腕ごと
水面の空
謌は気泡
結ばれぬ時は
>泡
鱗が浸食して
>子
>宮
で、
あの仔が衰弱する、
眠りに堕落ちる瞬間、あなたの聲を拝聴きました。
白亜の奈落さながらに、
伝う、
--------------------------
>20110608-20:59
背中に虹翅と鰭が生える
吹き上がるような正夢、
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92 :
朽木緋真
2011/06/06(月)09:10:40
10年貴方を待つ、
>うた、
3年の後に約束の指輪、
>仄暗い海の底が絶望とは限らない、
>身体の半分が珊瑚の指に捉えられたとて
>謳う喉を魔女に奪われたとて、
あの仔が生きようとするなら、
あの仔がしたいと云うなら
私は指を繋いで傍らに。
>絵本でも御伽草子でも無い
>流る時間は心臓を打つ
確かに
>確かに
大丈夫、
誰よりこころは傍らに。
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93 :
コヨーテ・スターク
2011/06/08(水)09:29:52
アンタの聲がスキだ、
謳う聲も、鏤められる聲も、
絶望も、
脆弱さも、
併せ持つ強さみてェのも全部。
酷く人間臭い、アンタの聲がスキだ。
つーか。
漢方薬ってな不味いよな。
飲まねーと女装趣味の変態科学者と乳臭ェリリネットに怒られッから飲みはするがよ。
>ちょッと!聞こえてるよ!
実際御前乳臭ェじゃねぇかよ………いて!!
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94 :
ウルキオラ・シファー
2011/06/12(日)10:27:49
御前が目を臥せる所作
牙を立てる仕種
連なる鎖の音に疲弊が和らぐ。
そうした錯覚。
久々に御前の聲を聴いて、
何かが酷く穏やかなフリをして
胸孔に収まる真似事をする。
その濡鴉色の黒髪を引き寄せられたら、
>ドウゾハジメカラ虚無デアレ
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95 :
ウルキオラ・シファー
2011/06/17(金)19:03:56
胎内深淵く、蚕が繭に籠って居る。
不出来で醜悪な蚕蟲が真っ赤な眼をして糸を嘔吐く。
>揺籠唄、
見識らぬ唄を、アレが口ずさむ。
其れは懐かしく、
其れは酷く切なく稚拙。
他愛無い其れに俺の眼玉が取れて仕舞う。
翡翠色の、
また生えて来る。
無限に、
傷も慟哭も、崩落れる世界の果ても。
俺の限界が頭蓋の芯に及ぶ迄、
慟哭くな、
慟哭くな。
俺は御前の傍に存在る。
片時もその傍らを離れはすまい。
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