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┗2886.サバクノウエ(満了)(196-200/200)

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196 :藍染惣右介
2011/10/19(水)16:07:00

>呟。
暫く君との逢瀬に浸っていたら暫く目を通していなかった綴りが出てきて仕舞った…週明けの御休みに祝いやら返事やらゆるりと返させて頂くよ。
今週末は愛しい君と現世へ出掛けなくてはならないからね。
愛しい君を最優先に、
そうだね、新しい綴りで挨拶をするのでも好いかもしれない。
兎も角もう少し時間を掛けさせておくれ。

>報告。
昨日。
あの子が君の為に何か色々と準備をして居たよ。
何だろう、楽しみだね。
私も君に逢えるのが楽しみだよ、…ウルキオラ。
……ふと、思ったのだが。
私の姿で逢うのも楽しいかもね、私が健やかな時を勧めるが…あの子が恥ずかしがるような話も私なら上手く話して聴かせられる筈だよ。…多分。


そうそう昨日は寒かったようだけれど風邪などひかないでおくれ。
逢瀬を前に寝込むなんて悲しいからね、…そう。そうだね。
今日は帰還ったら宮にプレゼントが届いている筈だから、其れで暖まると良い。
>漆黒い、漆黒い
君の心臓だった場所がきっと跳ねる筈だよ。


さて、私ももう少し。
帰還ったら一緒に。今日はちゃんと寝るんだよ。
天上に張り付いて寝るのでは無くて、あの子と。

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197 :ノイトラ・ジルガ
2011/10/19(水)23:55:46

御前の喜ぶ顔が好き。




俺を見ていて厭きない、何時か御前が言ッてたが俺も亦然り。
俺の聲で、俺の辭で。
御前の其のスカした無愛想面が僅かに感情を宿す。
其れを観るのが俺は好きだ。
(余裕の無ェのは特に、)


引き籠もりだと言う御前に反して、俺は寧ろ御前に見せたいものが増えて宮や虚圏を空ける機会が増えた気がする。
惟御前と共有する時間は濃密に、二人だけの宮も忽ちと密度を増して。

御前と共有する時間、
御前をと、待つ時間。

此れが充足かと。
眼窩の虚孔が充満たされる錯覚。




まァ然し、腑抜けた感が否め無くもねェ。
其ン時ゃテスラでも連れて砂漠にでも。一狩り行ってきてやる。

返り血に帰還して、
出逢いみてェに無茶クチャすんのも亦一興。





>まるで初夜、





狂犬みてェに姦しい俺も嫌いじゃねェだろ?、

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198 :ノイトラ・ジルガ
2011/10/28(金)02:37:26

やりてェ事が山程あって実は御前に向き合えてねェような。
今日は任務の合間に御前に連ねてェ事を書き出してた。此れは俺の誕生日ッてのを迎える迄にゃァ完遂させる。
が、全部御預けッてのも申し訳ねェしな。
俺は優しいからすこーしだけ切り分けてやる。




>アッチに、

少しだけ。載せる、
朝御前が身悶えンのを愉しみに。
眠ィから覚束無ぇなァ…


ァ呼、御前の寝顔と吐息が在る。
凄ぇ幸せ。

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199 :ノイトラ・ジルガ
2011/10/30(日)17:02:26

ハロウィンパーティってやつの延長で任務先でも南瓜が溢れててテンションが高い。
御蔭でやや食欲が無ぇ。
描写の茶会と南瓜祭りの感想御礼は新しい綴りにするやもしれねぇ。
自分のペース配分の下手さに呆れてる所。


>兎も角昨日の面子には世話になった、
>亦改めて御礼に参る。と。


今朝は昼に起床。
テスラが笑顔で朝飯を用意して呉れてたが、昨日の小言が書かれた日記がこれ見よがしに広げられて居た。
余裕が無ぇ蝙蝠同様、俺の一声でいちいち一喜一憂して俺が好きだと吼えるアイツも嫌いじゃねぇ。
けど少し靄靄とさせたんなら其の分確り補給させてやんねぇとなァ。
御前と一緒に居る時位ぇは。
……今日は褒美を用意してやっかァ。
未だ本調子じゃねぇらしいいし。




>あ。イイ匂いがする、
>今日の御前の匂いはかなり好きな馨、

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200 :ノイトラ・ジルガ
2011/11/02(水)03:15:24

或る日二人の宮に帰還ッたら、
とんでもねェ部屋が増設されていた。




>【La casa dolce di innamorato、】
コイブミっての、
>揶揄えば剥き出しの皮膚に掛かる灼熱chocolate




すまし顔で遣る事がエゲつねぇ蝙蝠と、
綺麗に微笑って踏み潰す猪が紡ぐ
歪曲んだ閉塞空間。
中綿代わり。粘質な愛憎をたっぷりに編まれて素知らぬ顔をする手触りの好い寝床に、底冷えするような残酷さを投影す白ヰ大理石。
利かぬ膝下に嘆けば繋がれる冷徹な翡翠と甘い濁青灰。
繋ぐのは身体では最早無く軋んだ精神。
指先に伝う熱量に時折呼吸をするを忘れて、爪先から侵入する蠕蟲より悪辣な猛毒。
劇焼ミルフィーユに、ラメ入りの紅茶、
其れから
其れから。
垂れ流した穢ぇ体液にゃ全部御前の番号が振られてく。
なにひとつ不自由の無い、蟻地獄。
色破片硝子の蟲標本。
背中と歪鎌に御前の聲が穿つ。
虚孔眼窩の中にはたっぷりと御前の、─────…


其れが嬉しいッてのが大問題。
正に虫の息、ひとつづつ。ひとつづつ、
御前の蠕蟲を受け入れて
イキながら壊死してく、
閉塞空間に歪曲むのは御前だけじゃねぇって事。



御前に穿たれるしあわせ。
滑稽で不細工で、救済いようない穢らしさ。

そんでも御前がすき、
最上級の辭は御前の胎内に、






渇望する先には何時だって御前の色彩、

────…      、ぜ。
ウルキオラ、





>次ぎの地獄も御前と一緒に、
>きっときっと手を繋いで。







to be continue
>>>3013




**********************
>********************

Un'altra lettera di amore
>>>2868.200

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