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┗2903.二人の「F」(26-30/155)
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26 :
バラガン・ルイゼンバーン
2011/07/19(火)23:15:47
統べた砂漠に背を向ける者などおらん。
首を振らんのなら好きに放ってしまえ。
向かって来るなら踏み潰してやるまで。
その価値を理解する事は出来ん。
生まれた時から支配するものを生まれながらに理解している、そんな理屈を分かっているものか。
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27 :
バラガン・ルイゼンバーン
2011/07/19(火)23:22:59
砂が白い事が気に食わない、
なら赤く染めてしまえばいい。
目に見える世界に白を一片たりとも残すな。
儂は王。
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28 :
バラガン・ルイゼンバーン
2011/07/25(月)19:55:20
部下が問う、あれは何の音かと。
揃ってみな同じ事を儂に伺ってきよる。
知らん訳があるまい、聞き慣れている筈だろう。
忘れてしまっておる。
ただしばらく関わらんだけでな。
弱者を喰う音だ。
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29 :
バラガン・ルイゼンバーン
2011/07/25(月)20:10:04
砂漠の行く末について、何も無いのだと面白い事を言いおった。
ここに立つだけでもう無いも同然だと。
司るものに因るところはあるだろうが、己すら無い者として認識しておる目の向く先を賛美してやりとうなった。
それは形は違えど根源的な真理じゃぞ。つまり救い。
同じ答えに行き着くとは、ガキにしては上出来じゃな。
ならば儂がいずれの日か貴様ごと救ってやろうじゃアないか。
平等を与えてやれるのはこの儂だけなのじゃから。
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30 :
バラガン・ルイゼンバーン
2011/07/29(金)21:20:33
けして逃がしはせん。
姿が映らなかろうと、目に見えなかろうが、この砂の上の全てが儂の手の上。
儂から逃れても身に纏う時の杭から逃げる事は叶わんのだ。何人たりとも。
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