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┗2979.Hello, my world.(26-30/59)
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26 :
小島水色
2011/09/19(月)17:25:04
時折僕は立ち止まって、前を見る。
そこに貴方が居る事を確認して、安心してまた道を進む為に。
>まるで生まれたての雛みたい。
貴方が僕の標。
貴方の立つその場所に立って、貴方と同じ景色を見て居たい。
だからどうか貴方は、陽の当たる場所を真っ直ぐに歩いていって下さい。
迷わず、下がらず、思うが儘の方向へ。
そうして時々、そっと振り返って僕の手を握って。
優しい微笑みで僕の手を引いて下さい。
僕が好きなのは貴方の背中。
貴方の後ろを三歩下がってついて行くから。
>(理想的な妻の立ち位置)
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27 :
小島水色
2011/09/19(月)23:58:53
>人生は呼吸する事ではない、行動する事だ
偉大なる思想家は言った、行動無き結果は有り得ない、と。
だから僕は動き出す。
望む結果を手に入れる為に。
(貴方の声の全てを得る為)
(貴方の視線の全てを奪う為)
(貴方の愛の全てを縛る為)
僕以外の何も見えなくなってしまえば良い。
貴方以外何も見えない僕と同じように。
>愛の為に、愛故に。
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28 :
小島水色
2011/09/20(火)02:28:26
>蝶はその薄い翅に魂を乗せて飛ぶと云ふ。
きらりきらりと紫色の鱗粉を散らし、夜闇を行き交う蝶の姿。
魂を乗せている、という伝説も好きだけれど…
飛び交う無数の黒い蝶が美しく見えるのは、それが誰かの想いを乗せて飛んでいるからだと知っているから。
(お前達は誰から誰へ向けて飛んでいるの?)
>あの人から僕への蝶、お前は今どこを飛んでいるの?
飛ぶ蝶を一匹、掴まえて訊いてみたいけれど。
うん…やめておこう。
誰かから誰かへの大切な想いを壊してしまっては大変だものね。
(蝶よ、蝶。)
(お前の好きな蜜を用意して待つから、一刻も早く)
あの人の想いを僕に届けて。
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29 :
小島水色
2011/09/20(火)22:14:41
嫌だ、と。
頑是無い子供のように首を振れたらどんなに良いだろう。
寂しい、と。
プライドを捨てて縋り付く事が出来たならどれだけ救われたろう。
僕の臆病と自尊心故に貴方に伝えられないたった四文字が。
喉まで詰まって溢れ、窒息してしまいそう。
(苦しくて、寂しい)
(寂しくて、苦しい)
(お願い助けて、息苦しさに死んでしまう前に)
>窓を叩く雨に打たれて、全て洗い流してしまえたら良い。
>この胸に巣喰う孤独と寂寥に喰い殺されてしまいそうな、僕の魂の汚れを。
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30 :
小島水色
2011/09/21(水)14:48:37
…厭らしいな。
あ、別に疚しい気持ちで見てたわけじゃないよ?
ただ、目の前にあったから見えただけで。
>濡れて白い柔肌に張り付くシャツ、それに透ける肌色。
>滴る水滴が流れる首筋に絡まる黒髪の筋。
>雨を避けて走ったのだろう、少し乱れた呼吸と上気する頬。
扇情的で、官能的で、背徳的。
身体の芯にふわりと灯るこの熱は、ずぶ濡れた君のせい。
噎せ返る程の雨と、君の匂い。
(あーあ、悔しいくらいに君は綺麗だ)
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