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┗2983.Sofa.(66-70/99)

|||1-||||リロ
66 :阿近
2013/03/21(木)18:04:37



久しぶりに日が高い時刻に外を歩いた。



>行こうって言った阿近さんですよ?

“……うるせぇ”

>もうっ、思い付きで振り回さないで下さいよ。

“……屋根…”

>…………。





太陽は当分いらねぇな。

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67 :阿近
2013/03/31(日)15:47:35


いつか…

いつか消えてなくなる日が来るんじゃねぇかと、思ったことがある。

>嘘でした。

当たり前にやってくる毎日が、そんな一言で終わる。


当たり前だと思う、なら逆も当たり前だと何故思わない?
不意にそんな声が頭をよぎる。
(いや、お迎えとかそういう類いの声じゃなくて。)
目の前の現実を取り上げられて、泣きじゃくる自分が描かれた。


たった一人を失って、泣きじゃくる俺がいた。


情けねぇ姿を曝す自身の姿に手を伸ばして、何て言葉をやる?慰める?励ます?それとも…



それともいっそ、その泣き声をこの手で止めてやろうか…



>嘘でした。

全部全部嘘でした、と抑揚の無い音で告げられて。
迎えた朝は、やけに綺麗で泣きそうになった。



“おはよう、阿近さん”



泣きそうになった…。



顔を見られたくなくて必死で掻き抱いた、、

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68 :阿近
2013/04/03(水)14:57:06


何でだろうな、



いったいお前は何でできてんだろうな?

お前の身体を構成する骨も肉も…、満たす液体も…

きっと砂糖か何かでできてるに違いねぇ。
>そう、甘ったるい何か。

でなけりゃ、なんでそんなに…綺麗に笑える?
俺の欲しいものをくれる?
一番欲しい言葉が分かる?



砂糖人形は甘くて食えたもんじゃねぇが、お前の姿を重ねる程俺の頭の中はメルヘンになっちまったみてぇだ(苦笑)



お前の髪に、額に、頬に…唇を寄せる度、広がる幸せの味。
(おそらくは人の手では作り出せねぇもの。)



むせかえる程の甘さを持つお前……僅か唇に乗るこの苦味は一体…



おそらくは、
おそらくは…

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69 :阿近
2013/04/28(日)00:02:34


二年前のこの日、俺はお前に出逢った。


>同日 10:00 編集

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70 :阿近
2013/05/13(月)06:18:03


疑ったわけじゃねぇ


思い出して欲しかった

思い描いて欲しかった



そう、それだけ

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|||1-||||リロ

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