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┗3013.檻帯+虹鰭紅金魚と俎板歌劇。(満了)(61-65/200)

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61 :阿散井恋次
2011/12/23(金)22:35:30

水面で漸く息吐く感じ。
あともう一寸。だな。






聲。
吼えて、昊突き抜ける一閃。

凪いで。
吹き荒ぶ大気、穿つ灼熱の烈火。






もう直ぐだから。
淋しさやら、空白はちゃんと俺が埋めてやっから。

御前は笑ってる方が可愛いからよ。

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62 :阿散井恋次
2011/12/25(日)15:30:27

黄金色の枯れぬ知恵の樹。
べつれへむの星、鍍金掛かった赤い林檎や硝子玉。
晃るがーらんどに鐘、甘い菓子。

>六花、合戦遊戯。

ふと舞って、積み上げられた景色に揺さぶられる。

深淵い地鳴りで以て髄を揺らす花の笑みに穏やかでは居られない。
しんしん降る六花の白さと春穏やかな麗らかさ。

こうして綴りゃ、アンタが心中穏やかで無いのも承知。
泥濘んだ墓穴に近付いたのは自分の責任でしょうが、玉蒟蒻さまの半端な御機嫌取り。
相も変わらず俺の逆鱗に難無くと触れる空気の読めなさも然り。



気分好い噺じゃぁ無ぇだろうに、辛抱強く聴いて呉れた事に凄く救われました。

そういやアンタの前で泣いたことってありましたっけ。

ふと、そんな事を考える。
嗚呼、アレやソレで。じゃないですよ。
泣かないとか決めた訳じゃぁ無ぇけど、あんまり泣かなくなった気がする。
男泣きってのは肝心な時にでも出来りゃ上等。
最近はアンタに情け無い処ばっか見せてる気がするから、アンタが帰還ったら頗る好い男で。


折角赤い男をしてるんで、愛しいアンタへの贈り物を片手に。


>アンタから貰えるもんは石炭でも鞭でも無くて、
>善い仔の証の接吻が好い。

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63 :ノイトラ・ジルガ
2011/12/25(日)16:51:18

>パロ思考?気味閲覧注意、
























>=======================
降誕祭[Christi Natalis]
(20111225-15:30編集済)
>=======================

日付変更間際。
俺の宮。
少しばかり不機嫌だった俺と、傍らに就寝中。
二羽の仔兎。
>降誕祭、
御前が一番好きな行事。
互いの非番が重ならねぇもんだから、御前は僅かでも俺との時間を作ろうと遣り繰りして呉れて居て。
日が変わった瞬間、二匹の猫とテスラがサンディクローズ?の代わりにプレゼントを持ってきた。
イイコには爪が鋭利な赤い服の男からプレゼントが貰えるんだと。

唄を唄って、食べ掛けのケーキと。
小さな掌一杯のプレゼント。
そんな無邪気な猫どもに昨日は酷い事をしたし、テスラにも八つ当たりをした。
余裕が無くて、ッてのは言い訳。
優しくなんかねェんだ、全然。
御前に一番優しくしてやりてェのに。

ごめんな、

今日は少しでも傍に居て。
御前に優しく出来ますよォに。
俺が八つ当たりしねぇよォに、とも祈ッとく。



御前の好きな洋酒と菓子で出来た紫の花束、
二羽の兎を土産に御前ンとこへ。

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64 :チルッチ・サンダーウィッチ
2011/12/27(火)09:12:26

朝からまったりのバスタイム。

アンタからのモーニングコールに寝覚め好く。
バブルミックスのアイスクリームみたいにとろける入浴料に、お風呂上がりは骸骨執事が用意する甘ァいココアとフルーツ。
たっぷりジャムのヨーグルト。

全快じゃないから優しいもの。
昨日は危うく第8宮に御世話になる所よ。
危ない、危ない。


アンタとのデートまでに治さなくっちゃね。
あと3日?、
楽しみだわ。

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65 :ノイトラ・ジルガ
2012/01/03(火)13:33:34

>アケマシテオメデトウゴザイマス。
(既に宮に届いてる個人的で大切なのは後々哥付きで強制配布)
>俺の腕で抱えられる分のたいせつな繋がりの先が今年も幸多く在りますよォに。








>1月1日。
年越しヒメハジメ。
彼奴たっての希望で身体を繋げた儘。
昨年か一昨年は違う野郎とってのを聴いて些か蟀谷が揺れた訳だが此の先其れが俺で占められんなら文句は云わねェ。

宮ですんのは互いの非番が合わなかったんで漸くッて感じだったなァ、…あと凄ェ拙かった。


任務から帰還った後も宮に居たがあんな風に会話中キレんのは初めてなんじゃねェかな。
ここ数日と甘えと我が儘を奮って来たんで頭で反省はしてるんだが…悪ィ。
年末の現世でぇとッてのから慣れねェ事が一気に増えたんで、と言い訳は確り。

>初、



>1月2日。
龍の着物。
金の簪。
御前が喜ぶッて口車に乗ったのが失敗。
自分の従属官に転がされてちゃ世話ねェ。

其れから俺を観に来た御前とテスラと。

俺の我が儘に全部応えようッて姿は圧巻。
恋人には甘いが常套句。
俺が放てば何でもすんだろうな。

>壱から壱拾まで、

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