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綴一覧
┗3032.Cappuccino.(73-77/102)

|||1-||||リロ
73 :朽木白哉
2012/06/13(水)03:59:28

其の侘しさの理由に私が存在する。其の度に己の不甲斐無さを痛感した。何故、気付いて遣れ無かったのだろうと。何故今少し大切に扱って遣れぬのだろうと。だが其れと同時に。己を省みず、幸いだと無様に緩む口許に気付いた。…何と、滑稽な。


>『 ―其の面を、よく見せよ。』


美しいとさえ思った。あの落涙をも嬉々とする己が亦、そうして何処かで静かに笑う。

思い返すに忸怩たるものだ。見るに堪えぬ醜き情が、何時しか自身を蝕び果てには浸ろう等とは。最早狂気と呼ぶに相応しく。
…其の様な口で。私は此の留まらぬ想いを吐くだろう。

>>どうか、許してくれまいか。
(愛していると、零すだろう)

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74 :ウルキオラ・シファー
2012/06/20(水)18:31:42

それはあれに毒された、らしい。成る程影響力とは計り知れん。最早、善くも悪くも過去へ振り返らんと言う訳か。

追わず、戻らず、逃げず。


俺は惟黙し、此の眼に映る景色を掬うのみだ。痛みも哀しみも、絶望さえも。
(真意を語る口等持たぬが故に、)

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75 :朽木白哉
2012/06/24(日)02:12:16

数年の時を経て一体何が出来ただろう。数日の間で何を遺せただろう。

如何程の思いで虚しく鳴いていたのだろう。


現在か未来か、過去か現在か、どちらがより苦痛であるのか。

夏の至りを告げに現れる従者。

誰かに寄り添う夢を見たのは、その躯朽ち果てた時。地に帰する、その時。

>>蝉
(果たして其の声、誰の元へ届くだろう)

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76 :ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク
2012/06/24(日)02:13:51

カナリアが、ある日突然鳴かなくなったの。

謌が無意味なものになりそうで恐い、…そう泣いていたわ。
>( 声を届けても響かない虚しさを知った)

昔みたいな眩しい記憶、何処かに置いてきてしまったの。きっと…時間の問題ね。

置いてきぼりを喰らうのは、誰?
遠過ぎる空に手を延ばす意味は此処にもう無いのよ。

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77 :平子真子
2012/06/27(水)21:55:26

ほんまもう、気ィついてんねん。ずっとずっと、前からの。
穢れた手は洗うて消えても、其の記憶と感触迄は消えやせェへんのや。…のォ、俺の手がどのくらい穢れとんのか、知ってるか?

嘘と云うソレが今も猶己を閉じ込めて身を蝕む。見付けたんは身動きでけへん俺の影。


きっと消えへんのは記憶でも感触無い、

>>罰や。
(犯した罪の報復なんや)

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|||1-||||リロ

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