瘡蓋 - 覚書帳

綴一覧
┗3159.瘡蓋(160-164/188)

160 :平子真子
2013/03/21（木）23:05:21

お前が敢えて考えんよォにしとるって聞いてな、少し迷ォたんや。
俺の休日が取れるまで阿散井に任せて大人しィしとくべきなんやないかってな。
お前が俺のことを考えんよォにしとるんは、お前のためでもあるけど、きっと俺のためでもあるんやって思うた。俺が存分に仕事できるように、って。
それに、今の俺は自分のことでいっぱいいっぱいで今までみたいにお前を受け止められる自信も無いんが正直なトコや。
せやから、阿散井に任せて少し距離を保っとった。

けど、お前が意地を払って寂しい言うて手紙まで書いてくれたことは俺にとって嬉しいとはちゃう感覚やった。せやったらなんやねんって言われそうやねんけどなァ…。強いて言えば、胸が苦しなる感覚や。俺の不甲斐なさみたいなモン。

一つ、お前に望んでええなら、深く身体を重ねるよりも、互いの体温を感じられるくらいに触れ合ってお前を感じたい。
それも我が儘なんはわかっとる。

休日には帰る。
…ちゃう、休日になったらお前に会いに行く。

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161 :平子真子
2013/04/15（月）20:35:07

どんな言葉も、結局は言い訳にしかならん。

…ごめん。悪い。
他に思い浮かぶ言葉が無い。

>ただ、何も言わず何も聞かず、静かにお前を腕に抱いて眠りたい。

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162 :井上織姫
2013/05/04（土）22:34:35

四日あるお休みのうち、一日くらいごろごろ無駄に過ごしてもいいよね！
なんて思ったけど、夜になって、しみじみ後二日かあ～なんて思っちゃうと、やっぱり無駄に過ごしちゃったことを後悔しているのです！うぅ～

少しでも構わないから、あなたに会えたら。
なーんてね。

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163 :矢胴丸リサ
2013/05/10（金）23:59:31

>誕生日おめでとな。

一項貰うで。

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164 :井上織姫
2013/06/02（日）00:34:39

たとえば、
抱えているものがこの腕の中で、離れようと逃れようと抗っている。泣いて。
だから少しだけ、そっと、腕の力を抜いてみる。そしたら、愛らしく縋ってくるの。泣いて。
けど、やっぱり腕の中に抱いてしまうと、離れようと逃れようと抗って。何度も。泣いて。

あたしもヒトだから、人間だから、感情を持っているから。だから、心の隅がほんの少し煮えてしまう。
非道に、抱える腕を離して落としてしまおうかと。
でもやっぱり、あたしはヒトだから、人間だから、感情を持っているから。だから、心の温もりがだめよと言って腕を引く。落ちてしまわないように。

そして、あたしは渦に堕ちる。
あたしの闇に。弱さに。愚かさに。
一瞬でも、手離してしまおうかと思ってしまうあたしは許されるのかな。未遂であっても、あたしに本当に適性があるのかな。こんなあたしは此処にいてもいいのかな。

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